夏の遠征 〜Comic Market 66〜
04年8月12日〜16日 (夏コミ開催期間8月13日〜15日)
・一日目
11日の深夜、友人二人とともにムーンライトながらで出発。
早朝5時頃に目的の駅へ到着、事前に連絡しておいた父が迎えに来てくれてました。
父の家で軽い朝食をとった後、父は仕事へ、私たちは仮眠。(父はその後直接実家へ帰るということで、これからは私たちのみ)
起きてからTVニュースを見ていると、「西部警察放送決定」とかやってて驚いたり。
10時ごろに家を出て東京見物へ。
まずは明治神宮。(私の希望)
のはずが、食事をしたい(私の希望)ということで一つ先の代々木駅で降りて「全国ラーメン党」へ。 こちらの方推奨
行ってみると「営業時間がまだ」と駄目出しをくらいましたが、15分ほどうろついてから行ったら始まってました。
とりあえず3人とも「木久蔵ラーメン」を頼みました。
味の方はご想像におまかせします。 (言われるほど不味くなかったのは確か)
その後、ようやく明治神宮へ。
話には聞いていましたが広いですね。
約70万uですから、熱田神宮の3.5倍です。
参拝後、宝物展示室へ行き、その下の休憩所でカキ氷を食べました。
この日は平日ということで宝物殿には入れませんが、とりあえず見に行こうということで境内内反対方向へ歩き出しました。
すると細い道の水溜りで、ひっくり返って溺れている虫発見。
葉っぱを使って助け出してやると、コクワガタ(?)のメスでした。
これだけ木もあると東京にも居るのですね〜
宝物殿の外観を見てから、次は靖国神社へ。(私の希望)
最寄の駅で降りるとすぐ隣には緑色の川、そして風漂う生臭さ。
「なるほど、これが東京(の川)か」
田舎者の発言をしたところで、一路靖国神社へ。
手水舎の所でご老人に呼び止められ、「東京の人ではないね」と言われました。
どうやらお上りさんの空気を全身に纏っていたようデス。
愛知から来たことを言うと感心されてしまった。
写真を撮ってくれるというので撮ってもらい、弟が終戦3日前に特攻隊として亡くなった事を話してくれました。
どうやらどこかの神社の神主さんらしく、巫女さんに他の神主さんへ取り次いでもらってました。(愛知に大学教授の後輩が居るそうです)
私たちは靖国境内にある遊就館へ行き、「零戦だー、回天だー!」とか言ってる間に閉館時間。
父の自宅へと戻る途中、家の近くにある商店街の揚げ物屋でハムカツを買ったらウインナーをおまけに貰ったりしました。
商店街で買い物を済ませ、帰宅後に有り合わせの食事。
メニューはスパゲッティ(カルボナーラ)、ハムカツ、サラダ。
3人とも食材を少々持ち合わせて来ていたのでした。
ワインも商店街で買ってきてはいたのですが、家に酒が大量にあることが分かりちょっぴり後悔。(飲みましたが)
風呂にも入り一段楽したところで、皆でサークルチェック。(誰一人としてやってなかった)
私と後輩は1日目は行きたいところが無いのでパスすることになりました。
・二日目(夏コミ一日目)
相方は早朝に出発。
残された私達二人は9時頃までだらだらと。
後輩が秋葉原でレポート調査をするというので、私もついていく事にしました。
で、秋葉原到着。
朝ということと、コミケ初日ということもあってかあまり人が居ない。
大通りを写真に収めてから(レポート用)交通博物館へ、6年ぶりに訪れました。
結構空いてると思っていたら、時間が経つごとに親子連れの団体様が大量に。
「きっとこの中には子供を出汁に、列車を見に来た大人方も多いだろうなー」とか思ってみたり。(1階の鉄道コーナーばかりに人が集中してたし)
外に出ると、街を徘徊&撮影しながら神田明神へ。(私の希望)
ここでは私が主に写真撮影。
そこで座りながら地図を見ているとふと気づく。
「秋葉原電気街って秋葉原じゃない」
住所としては電気街は外神田、秋葉原という住所はその上の台東区にありました。
一体どうなってんの?
疑問に思いつつ電気街へ戻る途中、肉屋発見。
一見普通の肉屋。
中で働いてるおじちゃんたちも普通、看板も普通、売ってる肉も普通でした。
扉にでかでかと某ギャルゲーのポスターが張ってあることを除いては。
嗚呼、やはりここは秋葉原なのだと実感。(やな実感だ・・・)
昼時になったので二人で吉野家へ。
旅行に来ても私たちは変わらず、いつも通りだと実感。
食後もまたブラブラと徘徊中、どこぞのゲーセンでUFOキャッチャーにチャレンジ。
穴付近の赤ズゴックも引っかかって落とせる位置のアッガイ狙い。
アッガイはずしたー!?(;´Д`)ノ
あ、でもやっぱり赤ズゴックは・・・・・って、何でドムまで落ちてくんの?
とりあえず1回で2個取れました。(でもホントはアッガイが欲しかった・・・)
Fateキャッチャーは失敗。(アチャ狙い)
どちらも1回ずつで止め。
一人初日に出た相方がやって来るという事で、秋葉原駅にて待ち合わせ。
コミケ帰りの紙袋(ギャルゲー)の勇者たち多数。
奴も同じだったら「お前もかー!」と蹴り飛ばしてやろうと相談。
大丈夫でした。
私を除く二人の意見により、メイド喫茶へ行くことに。
お互いが場所を知っていると思っていたようで、意思疎通失敗によって迷いました。
電話で場所を聞いて何とか辿り着くも、入り口には行列が。
「帰ろう」そこに着いての私の第一声、却下されました。
店を出たらすぐに帰宅。
シャワーを浴びてさっぱりしたところで、スーパーを探しに行きました。
主にジュースを大量に買い込みました。
今夜はマーボー。
サークルチェックしながら酒盛りしようにも、二人ともあまり付き合ってくれず。(一人未成年だしね)
でも「俺は酔ってるんだー」とか言いながらモホ発生。
犠牲者を横目に見ながら、軽く明日の準備。
・三日目 (夏コミ二日目)
6時頃半起床。
今日は早く行こうという話をしていたのにしっかりと食事を作っているところ、私は阿呆だと思います。
とはいっても、卵とウインナー焼いただけですが。
7時半頃に出発。
いざ、逆三角形。
満員電車に揺られながら8時半には到着。
初めて来るけど、でかいなぁ。
机の上においてあるチラシも、名古屋とは規模が違うね。(ゴミ箱いっぱいになっちゃうよ)
とりあえず準備準備。
青いテーブルクロスに、ピンク色の表紙。(あと置き台など少々)
どうも見栄え的に足りないということで、昨日ゲットしたシャアズゴック登場。
「赤ズゴック様がみてる」、完成。
青い海から赤ズゴックってな感じで。
10時となり、開場。
私は後輩を一人残し、開場と同時に東館を出て企業ブースへ。(相方もサークル廻り)
企業ブースへ行くのに外回らされたり、西館回らされたり、また外回らされたりとえらい遠回りでした。(約20分)
企業は最初にすごい混むと相方に聞いていましたが、別にそんなこともありませんでしたね。
結構スムーズに買えたと思います。
10分以上並ぶこともありませんでしたし。
ただ、やはり酸っぱ臭いのが問題かと。
企業ブースは何日目かに関わらず三日目と同じと聞いていましたが、そうなのでしょうか?
私はあまり汗かいてないのに、100キロ級とすれ違うと、こちらの腕が濡れている。
そんな中、何周か回っているうちに配布物(チラシ等)が買ったものより重いのですが?(元より買ったものも少ないが)
クリアファイルとか、4つもダブってたり。
渡されるとつい手に取ってしまうのが悪いのか・・・・・
何だかんだしてる間に、11時半には戻るといったのにいつの間にか10分オーバー。
急いで戻りました。(外に出ると企業ブースがいかに暑かったのかが良く分かる)
戻ってみると、凍邑逝耶氏が座ってました。
相方も戻ってきて交代。
しばらくスペースでボ〜っとしてると(売るのは相方任せ)、何度か可愛い服を着た嬢ちゃんを見かけた。
どうやら凍邑氏のオンラインでの知り合いらしく、凍邑氏は吃驚仰天といった様子。
凍邑氏はその方と廻りに行きました。
軽く食事を取ったら襲ってくる眠気、負けた。
寝てた所を後輩に起こされ、凍邑氏にスケブ希望の方が来たとのこと。
電話も繋がらないので、とりあえず後でもう一度来てもらうことに。
で、2時になって帰ってきた凍邑氏。
「私この子と一緒に帰るわ」
スケブは後で送るから、住所を聞いておいてくれとの事。
帰る間際、一緒に居たお嬢さんを「良いだろ〜、可愛いだろ〜」と思いっきり見せびらかして帰っていきました。
アナタノシタコト、ワスレナイヨ・・・・・
スケブは預かるのも何なので、色紙に描いてこちらから送るということになりました。(送料はもちろん凍邑氏持ち)
私たちはそのまま4時の終了時まで居座り、とりあえず目標部数は達成することが出来ました。
帰りが大変でした。
チラシなどが大量に入った紙袋(キャラ絵つき)・・・・・
このまま昨日の勇者たちと同じ状態では、自分自身を蹴り飛ばさなければならない。
必死になって詰め込みました。(二人にも持たせて)
二人ともゴメン。
帰りに寄ったダイソーで明日の買い物用の袋を探すも良いものは見つからず、そのまま帰宅。
この日もまたスーパーへ。
99円ショップでちょうどよい袋発見・購入。
夕食は素麺でした。
食後に明日のサークルチェックをし、いくつかは後輩に買ってきてもらうことに。(私は東館、彼は西館)
この日も軽く酒を飲んで、1時に就寝。
・四日目 (夏コミ三日目)
この日は4時半起床。
ですが私は起きず、相方に食事の用意も任せました。
6時頃には出発するため、準備に急ぐ。
タフマン飲みました。
雨が降ってるようなので、天候確認にカーテンを開いてみる。
シャー(カーテンを開く音)、ズザーーー!!
土砂降りーーー!!? (;゚д゚)ノ
しかしここで諦める訳にもいかないので、頑張って駅まで歩き。
途中タクシーに乗ろうとも思ったが、電話番号が分からなかったので仕方なく。
歩道全体が水溜りみたくなってますよ、奥さん。
で、駅に着いたら急に降り止むというオチ。 (TДT)
7時頃に着いたときには人はかなり多かったのですが、トイレ近くに並べたのは良かったかと。
そしてまた降り出す雨。
そう強くはないものの、とにかく寒い。
見渡す限り傘傘傘、でも風は防げずとても寒い。
寒さの所為か、トイレに行きたくなってしまう始末。
トイレで1列になって順番待ち(2〜30m)していたところ、15分たってもちっとも進まないのでおかしいと思い始めた頃、係の人の声。
「小のほうは空いているので2列になってくださーい」
・・・・・今まで大の列に並んでいたのか。
私と同じように列から抜け出し、前へ進む人多数。
ものの2分で入れました。
列に戻った私は、寒さ対策に昨日買ったレインコート。
薄くて冷たくて、より寒いのは気のせいですか?
寒さに震え、ただ待つだけでは暇なので、しりとりを始めました。
相手を嵌めようとする姑息なやり取りが1時間以上続いた後、いよいよ入場。
東館への入場中、エスカレーター(人が少ないちょっと先のほうの)にのると、目の前に見知った後姿。
間近に近寄り確認、斜め後ろから横顔を確認。
う〜ん、どう見ても高校時代の友人。
試しに背中を突付いてみるが、無反応。
声を掛けるべきか掛けぬべきか、迷ってるうちにどっかいってしまいました。
声を掛けなかった理由:とっさに名前が出てこなかったから。(高校時代、一番親しくしていた友人の一人なのに)
仕方なく買いに並ぶ私。
とはいっても、基本的に長時間並ぶのは嫌いな人間なので、10分程度のところばかりでしたが。
というか、狙ってたサークルの殆どがその程度の列でした。
あとは少し時間が経ってから行くと、殆ど長い列がなくなってたり。
新刊そのものを落としていたり、並んでる途中に売り切れというのも。(私の1つ前の人で新刊品切れ。あと10秒早ければ・・・・・)
東館での成果はまぁ上々というところでしょう。
にしても、デブーンアタックは辛かった・・・・・
「あっちでアタック、こっちでアタック、正面からアタック」
こんなに温度低いのに、何でそんなに汗かいてるの?
以上、「走り回る100キロ級の脅威」でした。
喰らった拍子に折り畳み傘で指切ったよ、畜生。
最後に廻ろうと思ったサークルで、並んでる相方発見。
私と同じく、彼もそこが最後だったらしく二人で後輩との待ち合わせ場所に。
・・・・・来ない。
ということはまだ買い物しているということなのか?
あと1時間後、同じ場所に1時に間に合わなかった場合の待ち合わせは約束しているが、とりあえず西館へ行ってみることにしました。
「どう会えないだろうなー」とブラブラしていた所、後輩発見。
きちんと頼んでいた物(主に東方)も買っておいてくれました。
しばらく3人でブラブラしてましたが、相方は昔から付き合いのある人々と飲み会ということで、2人で帰りました。
駅への途中、ギャルゲーの絵の描いてある車が1列に連なって駐車しているのを発見。
記念撮影の人が集まっていました。
「萌えカー」と誰かが言っていましたが、持ち主はいったいどういうつもりで作ったのか。
そこのブランドが作ったのかとも思いましたが、どうやらそうではないらしいですし・・・・・
駅にて、すでにりんかい線の往復切符を買ってしまっているにも拘らず、突然「ゆりかもめに乗りましょう」と言い出す後輩。
冷たい私は後輩をおいて帰りましたとさ。
先に家に着いた私は後輩を待ち、2人でスーパーへ。
夏コミ最終日ということで、海鮮ちらし寿司買ってきました。
寿司(スーパーのパックですが)を買おうとしたら、夕方ということで殆ど売れていて、尚且つ東京の寿司は高い。
なので海鮮ちらし寿司。(あと焼き鳥とサラダとハム玉カツとパックの寿司を少々)
一人飲みに行った相方へのあてつけで豪華な夕食にしようかと思ったら、そうでもなくなってしまった・・・・・
外で食べるという発想は、私にはまず浮いてきません。
夕食後、またお酒。(実は昨日のうちにさらに500mlチューハイ1本買ってきてたり)
そうこうしてたら、相方帰宅。
べろんべろんに酔って帰ってくるかと思いきや、そうでもなくて期待はずれ。
相方にさらに酒を勧める私。
相方の買って来た某ネタDVDを見ることに。
終わることには後輩が眠り、終わったすぐ後に相方が眠ってしまいました。
私は一人寂しい酒。
愚痴を聞いてくれるのは2体の人形。(赤ズゴックとドム)
父の家に最初からある麦焼酎を飲み干すつもりでしたが、一人ではこれ以上無理ということで断念。
とりあえず2人を起こそうと腰を上げると、2人が同時に身動ぎして起き出しました。
変なところで意思疎通が出来ていると思いながら、布団の用意をさせ、就寝。
・五日目
東京を離れる日が来ました。
この日は当初鎌倉へ行く予定でしたが、時間が無いという事で却下されました。
そんな訳でゆっくり眠れて10時起床。
2つの麦焼酎の中身が両方とも余っているというのはなんとなく気に入らないので、少ないほうのビンの中身を飲み干しました。(朝っぱらから)
朝食やら片付けなどを済ませて、12時に父宅を出ました。
東京駅で駅弁買いましたよ、駅弁。
何かコンビニ弁当みたいな駅弁でしたが、駅で買ったので駅弁なのでしょう。
電車内で食べ終わり、雑談しているとやがて海が見えてきました。
「海だー、海が見えるよー」などと年甲斐も無くはしゃぐ私。
隣では相方が眠ってましたよ。
熱海で乗換え後、しりとり再発。
2時間半以上続きました。(続けれるものだね)
もう1度乗り換えをし、愛知県内に入ると一人ずつお別れ。
私が最後で、自宅に帰ったのは午後8時でした。
・最後に
夏コミ参加された方々、お疲れ様でした。
スペースに来て、本を手に取って下さった人々に感謝。
サークルとしての活動、本の購入と手伝ってくれた後輩にも感謝。
朝に弱い私の代わりに朝食作ってくれたり、コミケについて色々と教えてくれた相方に感謝。
サークル参加時に売り子として手伝いに来てくれて、氏を訪ねて来た可愛いお嬢さんを「良いだろ〜」と見せびらかしながらその人と2時には帰った御方に感謝。(ちゃんと色紙お願いしますよ)
盆の間、私たちに部屋を貸し与えてくれた父に感謝。
コミケに関し無知な私に色々と教えて下さった方々に感謝。
そして我侭な私に付き合ってくれた総ての人に感謝。
皆さんどうも有り難うございました。