パソコンには様々なトラブルが潜んでいます。
Windows が原因のトラブル、ハードが原因のトラブル、インターネット絡みのトラブルが主に考えられますが
その原因を的確に発見し、修復することがパソコンの正常化への早道です。
しかし実際にはパソコンの知識やトラブルに対する経験が少ないユーザーにとってパソコンのトラブルは快適なパソコンライフの
大きな障害になっているのが現状です。
あなたは自分のパソコンがトラブルに陥ったときに、どのように対処しているでしょうか?
パソコンの調子が悪いと感じた時に、まずはその原因がどこにあるのかを調べることが解決の第一歩です。
例えば調子が悪くなる前にソフトをインストールしていた場合には、そのソフトが Windows に悪影響を与えている可能性があります。
一度ソフトをアンインストールして様子を見てみるべきでしょう。
このように原因がある程度特定できる場合は良いのですが、そうでない場合は表示されるエラーメッセージから推測するしかありません。
エラーメッセージに関する情報は、インターネット上にたくさんありますのでエラーNo.等で検索すればエラーの概要が分かると思います。
中には解決策を解説しているところもありますので参考にして下さい。
またここ数年ではパソコンの調子が悪いという時には ウィルス や スパイウェア がパソコン内に潜んでいることが多々あるようです。
私はウィルスやスパイウェアによって実害を受けた事はありませんが、セキュリティ対策をしないでインターネットを楽しんでいる人の
中には百個近いスパイウェアが潜んでいるというケースがあるようです。スパイウェアはパソコンの調子を悪くすることを目的と
した物ではありませんので気が付きにくいのですが、放っておくと個人情報を他のパソコンに送信してしまいます。
悪質なものになるとクレジットカード情報などを盗まれ金銭的被害を被る可能性がありますので、ネットショッピングをする人は
十分な注意と対策が必要です。
パソコンの修理およびメンテナンスは当然の事ですが 自己責任 において実行して下さい。
ある程度の知識がないと、状態を悪化させる恐れがありますので、慣れるまでは バックアップ 等をとってから実行する
ことをお勧めします。
とはいうものの、トラブルを調査し解決策を見つけ修理することはパソコンスキル上達の大きなチャンスです。
修理を実行しないまでも、トラブルの原因調査や解決策の検索等は是非行ってみて下さい。
どう対処したらいいか分からない場合やパソコンに慣れていない初心者の方は、無理をしないで自分の周りの
パソコンに詳しい友人やインターネットのその手の掲示板等で聞いて下さい。
その場合でもある程度のパソコン用語やハードの知識は必要になります。その都度勉強して行きましょう。
修理を依頼する場合は、信頼のおけるところに頼みましょう。パソコンには様々な個人情報が入っています。
その気になれば悪意をもって流用されることがあるからです。
このような時のために2002年に設立されたのが、内閣府認証NPO法人パソコン整備士協会 です。
パソコン整備士はパソコンの知識はもちろん、個人情報の遵守 が義務づけられています。
まだ設立されて日が浅いので認知度は低いですが、パソコン整備士は一般ユーザーのための相談役でありパソコンの医者です。
困ったことがある時は一度相談してみましょう。