◆上級救命技能取得内容
- 心肺蘇生法
- 小児・乳児心肺蘇生法
- 自動体外式除細動器(AED)操作
- 止血法
- 傷病者管理法
- 外傷の手当要領
- 搬送法
◆はじめに
119番通報を受けてから救急車が到着するまでには、全国平均6.3分かかっているのが現状です。通報から救急車到着までの間に、現場に居合わせた人(バイスタンダー)が応急処置を実施することの重要性(救命率の向上)は医学的根拠に基づき明らかとなっています。特に心臓疾患が原因と思われる心肺停止傷病者に対して、バイスタンダーによる心肺蘇生が実施された場合は、その予後に大きく影響するという結果が出ています。
実際の救急現場の状況は、救急車が到着するまでの間に、何らかの応急処置を施すこともなく放置する事例も少なくありません。傷病者発生時に、家族、通行人、その他の人が現場に居合わせながら「動かさないほうがいいのでは?」、「どうしていいかわからない」などといった理由から応急処置がされず、救急車到着までの貴重な時間を浪費し、救命のチャンスを逸したり、予後を悪くしているのが現状です。
◆応急手当の重要性
傷病者救命のためには
- 早い通報 (落ち着いてはっきりと119番に通報する)
- 早い応急手当 (救急車到着前に心肺蘇生法などの手当てを行う)
- 早い救急処置 (救急救命士等が行う除細動などの高度な処置)
- 早い医療処置 (医療機関における医療処置)
以上、尊い人命を救うために必要な救命のリレーを
「救命の連鎖」といい、そのいずれかが欠けても傷病者の社会復帰は望めません。バイスタンダーの適切な応急処置が行われるようになれば、救急隊員が処置を継続・発展させることが可能になり、傷病者発生の瞬間から医療機関までの処置が継続することになり、救命率の向上に非常に重要であると言えます。

大成会療院
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