ライン
  根尾谷(谷汲)のなか        

うすずみ街道を走る




1500年を生き抜いた 根尾谷のシンボル うすずみ桜




                        

 道の駅 織部の里もとす        名鉄谷汲線の終点駅          かっての雄姿      
  シンボルの城門                            今では、走る鉄路はない
 


             

谷汲山への参道 石畳である     これを上りきると拝殿だ        根尾地震の断層地形


                      

  右側が6mも隆起している      土塁ではなく隆起した断層部  1500余年を生き抜いてきた老桜          


                  

痛々しい姿だが神々しい    葉桜も立派なのに私一人    うすずみ桜の里ねお    
  地元の想いが行き届いている   花見とは別の雄姿がある   正面がうすずみ温泉です      



西国満願の地より薄墨桜の里へ




樽見鉄道(JR大垣駅〜樽見駅)の谷汲口駅にて


今回も連休の梅雨のさなか、遅々と徒然に思い立ち出発したのが昼前でした。
目的地は不明のまま頭の中でハンドルの向きを探ると岐阜県庁間近となった。
そうだ葉桜だ、それも初夏の薄墨桜と決定した。R21を横切り根尾街道を目指す。
快適にR157を走行しているとお腹の空腹時間が近づいてきた。調子よく道の駅
織部焼きの古里があり手打ちそばを頂く、ここは谷汲鉄道の駅も併設されていて
これが本当の駅だと感激する?                                                     

ハンドルも軽やかに走行していると目の前に大きな赤い橋が飛び込んできた。
ハンドルを向けるとその先は西国満願霊場の谷汲山華厳寺の門前町である谷汲村
  に入る、途中通過して道の駅である夢さんさん谷汲へ寄り道した後に参拝を済ませ、
うすずみ街道を進め濃尾地震の震源地に立地する地震断層観察館に立ち寄る、
見学のあと周りの地形を見ると大きな断層跡が崖の様に立ちはだかっていてM8
という自然の力に思いをはせた。                                                   

さて道なりに程なくアクセルを踏むと目的の薄墨桜に巡り合えた。しかも独り占め
誰も邪魔しない心行くまで雨の中を、一生懸命に葉を満開にした樹齢1500余年
を生き抜いて、地元民に累々と守られてきた国指定天然記念物の桜としばしの
対話をした勿論レンズを通しても、気象条件の厳しいこの根尾谷の中を良くぞ生き
抜いてきたものだと久しぶりに深い感慨を覚えたひと時でした。                 

さて現実に戻り近くに沸き出でるうすずみ温泉へと車を進める、ここは道の駅が
新しく開設されホテルもあり余裕があれば朝を迎えれば言うこと無しではないか、
と湯上りに岩魚の卵おろしを肴に休憩タイムとする。 帰路は再度谷汲村に寄り
ここまで共にしてきた樽見鉄道の谷汲口駅に寄ったのちR21経由にて帰路に付く、

我が家に着いたのは丁度夕飯前のグッドタイミングにて、御土産を買ってきて
なぜかホット胸を撫で下ろす一人旅でした。                                      



ドライブ行程表 ( 時間は徒然タイムです )

岐阜県庁出発(0Km 11:12) 〜 R157(根尾街道 4Km 11:22) 〜 道の駅・織部の里もとす
(17Km 11:49 昼食 12:35出発) 〜 谷汲大橋(21Km 12:39) 〜 道の駅・夢さんさん谷汲
(27Km 12:54) 〜 谷汲山華厳時(30Km 13:15 参拝 13:34出発) 〜 根尾谷断層観察館
(53Km 14:03 \500 14:23出発) 〜 薄墨桜公園(57Km 14:30  14:45出発) 〜 道の駅・
うすずみ桜の里ねお(63Km 15:00 うすずみ温泉入浴 16:04出発) 〜 谷汲鉄道・谷汲口駅
(101Km 16:59) 〜 道の駅・富有柿の里いとぬき(108Km 17:02) 〜 R21(岐阜県庁 17:30)