霊団子をこねてみる。
バランスを常に意識するのは以外と難しい。でも、ホントは簡単。
あなたも私も今、生きている。生きていることは素晴らしい。もうすでにバランスが取れているからこそ今、生きている。体温や血圧や脈の速さ、心臓の動き、神経の伝達、免疫作用、呼吸の仕組み、内臓の一つ一つがすでに今、バランスが取れている。人間は完成されたやじろべえだ！
社会からいろんな力が加わる。それを力の加減無く押し戻そうとする。右に左に前に後ろに、大きく揺れるやじろべえ。それが今の姿だ。
やじろべえは、力が加わっても何もしなければ元に戻る。これが宗教の意味になる。私のようなものぐさだが好奇心旺盛なものにとって、何もしないのはつらい！大きく揺れすぎて不安定になった時だけ揺れを小さくすることが出来ればそれにこしたことはない。
そんな考えから身をもって宗教のエキスを探ってみた。
黒を背景に手のひらを見ると、周囲に白い霧がボンヤリと見える。個人差はあるが誰でも見える。意識を強く手のひらに運び、一気に手を引くと霧だけが手のひらの形で残る。生き霊の正体だ。
これで霊の団子を練る。かすかな熱と圧力を感じながら徐々に団子を大きくする。これで「ドラゴンアタック！」とやっても何も起きない。が、指先から白い霧が手刀のように伸びるのが分かる。
この霧の手刀を細かく動かしながら自分の体に当ててみる。圧力を感じることが出来ただろうか？
いろんな人に試したが、感じる人と感じない人がいる。主に、たばこや酒で感覚が麻痺している人には感じられないようだ。一度アルコールを抜いて試してみて下さい。
霧の手刀・霊刀をリード役に気を小周天に回します。
小周天は体の中央、頭頂から目の間・鼻・口・のど・へそ・丹田・尾てい骨・背骨を上昇して頭頂まで、ぐるっと１周する気の通り道です。
ゆっくりと、圧力を感じながら移動してみて下さい。私の経験から、３周程度がベストなようです。１時間以上すると副作用の危険が出ます。あえてそうしたいのなら、ちゃんとした指導者の元で行って下さい。もう宗教の世界です。
私は誰かに指導されるのが好きではないので、深入りしませんでした。３周ぐらいなら何ともありません。
あらゆるものに敏感になります。神経だけでなく、感情や思考にも。それと、気の渦が力強くなることで、体全体を包む霊が大きくなります。地球を包む大気のように、外側の力を和らげてくれている気がします。
実際はどうか分かりませんが、気持ちだけでもそう思えるなら、こんな心強いことはありません。
これでやじろべえの揺れは細かくなりました。次はこれの応用です。
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