2011年 5月  人生ノート

 


51

 

「人は生きている限り、欲望が湧いてくるものです。」

 

欲望は人生について回り、捨てることは出来ないものです。

常に欲望を追いかけっこしても、決して勝つことは出来ないのです。

欲望に振り回され、満足できない存在であることを悟ることです。

 

欲望そのものが悪いのではなく、振り回される貴方が悪いのです。

 

 


53

 

物質的な豊かさは、決して幸福の保証になりません。

精神の豊かさこそ、真の幸福をもたらしてくれるものです。

 

人生の成功とは、お金でも出世でも名誉でもありません。

心豊かな 人生を生きることです。

心豊かな 人生にまさる、贅沢はありません。

 

 


55

 

肉体的な老いに、精神を侵食されてはいけない。

肉体が弱ってくることは仕方がないが、同じように精神まで

老いてはいけない。精神はいつも若く保つべきです。

 

 


57

 

若い時は、目的(目標)のために生きることも大切ですが、

もう 無理をしないで、出来るだけでよい、やれるだけでよい。

これからは、自分のやりたいことをして、生きた方が良いと思う。

 

 


59

 

幸せとは、自分の気持ちに ウソを付かないで生きられることです。

                     生きることです。

 

第二の人生では、それが出来ます。出来れば 幸せも感じられます。

だから 第二の人生は幸せになりやすいのです。

 

 


510

 

悟りですべてが解決できるとは、思わないこと。

 

お坊さんは死ぬのが怖くないのですか。キリスト教徒は子供の苦労は

ないのですか。イスラム教徒は欲がないのですか。そうではないのです。

信仰しても悟っても、死にたくはないし、悩みも苦しみもあります。

欲も一杯あるのです。この世に生きる 人間ですから・・。

 

 

 


511

 

「命に全力投球を」

誰もが自分の財産やお金や名声を得るために全力投球をしています。

それなのに、財産やお金よりも大切な、自分の命のために全力投球

している人は少ない。還暦を過ぎたならスイッチの切り替えも必要です。

 

 


513

 

与えられた時間も、残り少ないことを意識して、本当に

自分にとって大切なことをランク付けして行いことです。

 

古稀を過ぎれば元気な時間はごく少ないものです。

今日すべきことは今日しなさい。今日したいことも今日しなさい。

 


515

 

自分の人生で、怖いのは自分以外に関心が無くなることです。

この世に自己中心の人もいます、何が楽しいのでしょうか。

 


518

 

自分の最大の敵は自分です。

自分の最大の味方も自分です。

 

自分にとって、一番怖いことは、自分が自分の敵になることです。

自分にとって、一番心強いことは、自分が自分の味方になることです。

 

 


520

 

人生80年時代

人により当然違うが、私は58歳で退職するまでは、会社のため、

家族のためと生きてきた。退職後は○○のためと云うことはなくなった。

「自分のために生きる」=「自己実現のために生きる」に切り替えた。

 

これからは、年金も65歳にならないともらえない。退職できるのは

その後になり、残りの人生も少なくなります。「自分のために生きたい」と

思っても体力もなくなり、思うように生きられる人は少なくなるでしょう。

長生きできるようになることが、ありがたいことかは分からない。

 

 


522

 

「第二の人生は、気ままで気楽」

心配や苦労するよりも、楽しみを見つける達人になろう。

 


523

 

道元禅師の言葉を私なりに納得しやすい言葉に変えました。

「人の価値は、地位や財産や職業に関係ありません。

知識や能力や服装だけで人を評価すると過ちを招きます。

知識を生かす心と行いこそが大切です。

人の価値は、心と行いから生じるものです。」

 

「生まれて死ぬ一度の人生をどう生きるか、

 それが私の根本問題です。

長生きすることが幸せでしょうか、そうではありません。

短命で死ぬことが不幸でしょうか、そうではありません。

問題はどう生きるかであります。」

 

「仕事に定年はあっても、人生には定年も、老後も余生もありません。

貴方の人生は貴方が死を迎える一瞬までは 人生の現役であります。

人生の現役とは、自分の人生を悔いなく生き切ることです。

そこには「老い」や「死」の恐れはありません。

尊い美しい老い、安らかな死があるのです。」

 

「貧しいことが、善ではありません。(悪でもありません)

 豊かなことが、悪でもありません。(善でもありません)

 貧富にかかわらず 貪欲な心がおこるとき

 人は美しい心を失います。

 仏心とは足ることを知る心のことです。」

 

 


525

 

精一杯尽くして それでも与えられる苦悩ならば、甘んじて受けよう。

自分が精一杯尽くしていれば いいのではないかと、自分に言い聞かせています。

精一杯のところで生きていれば、必ず「それでいい」という道が与えられると思う。

もし 与えられないのであれば、まだ精一杯尽くしていないと思うことです。

 

 


527

 

「人間が、この世に存在するのは、

 金持ちになるためではなく、幸せになるためです。」と誰かが言った。

 

貴方はどちらに日々努力していますか?両方ですか?

それは、きれいごとですか、真実ですか。

 

 


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