2011年 6月  人生ノート

 


61

 

無理に年齢に逆行して生きるのではなく、健康的に年を重ねて生きる。

私は「潔く優雅に年を重ねて生きる」ように心がけています。

潔くとは、すべてを受け入れることです。頭の毛が薄くなればそれを受け入れ

顔にしわが出ればそれを受け入れることで、それに逆らうことはしない。

それよりも気持ちは優雅に生きたいものです。そうすれば身体も健康的に

年を重ねてくれると思っています。

 


63

 

「運」「不運」とは偶然の出来事か?

私は偶然ではなく、因果律と聞いたが、すべて説明はできませんが、

ただ「運」は偶然ではなく自分で引き寄せることが出来るとも思う。

また「不運」も偶然でなく自分で避けて逃げることも出来ると思う。

その方法が「因果律」です。因果関係です。

良いことをすれば良いことが現れる。悪いことをすれば悪いことが起きる。

と そう私は信じています。

幸運を願うならば、そのような行いをして準備しておくことです。

何もせずに 幸運を求めることは不可能と思います。

 

 


65

 

賢く生きるとは、最善を尽くして生きることです。

 

常に前向きで生きることです。与えられた命が尽きるまで、

絶えずさまざまな物事に感動し、何かに没頭して生きることです。

これ以外に、自分の人生の成功と呼べるものはないのです。

要領よく生きることではありません。常に努力をすることです。

 

 


67

 

短い人生を、時間の浪費によって ますます短くするな。

 

人は自分の持ち時間は分からない、分からないから無限にあると

思っている。人生のゴールが見えて、残り時間が分かってくると

一日一日が大事になってくるものです。

しかしゴールが見えてからでは遅いのです。

今から一日一日が大事であると自覚すべきです。

 

 


69

 

人はお金の予算は立てますが、時間の予算は立てません。

 

誰もが、いずれ死ぬことは分かっているのに、それを計画に入れない。

死をも計画に入れていれば、もう少し違った生き方をするはずです。

 

私は80歳まで時間の計画を立てています。(平均寿命は80歳)

人の寿命は不公平ですが、自分の寿命を大切に生きるべきです。

 

 


611

 

幸せは平凡な日常の暮らしの中にある。

 

人は平凡に感じる日常の中にこそ幸せがあるのです。これは青い鳥以来

繰り返された心理です。問題は頭では分かっていても実感しないのです。

 

病院のベッドの上の生活で、始めて我が家の暮らしが良かったと知るのです。

日々 我が家で暮らせる幸せを感じているひとは、本当に幸せな人です。

 

 

 


613

 

「何も欲しがらない人が、一番強い。

 何も欲しがらない時が、一番清い。

 何も欲しがらない心が、一番美しい。」

 

 


615

 

喜びも苦しみも他との比較からきます。(比較地獄)

 

自分と他人の比較です。自分の持っているものと、他人の持っているものとの比較です。

比較がなければ多い少ないはありません。比較して喜んだり悲しんだりしています。

他人と比較してもしなくても、自分には変わりありません。自分は自分です。

人間とは、そんなもので一喜一憂しているのです。早くその愚かさに気付こう。

 

 

 


617

 

生き物は生まれてから死ぬまでの間、充実して生きることです。

 

人間も同様です。生きている間に、自分の持って生まれた素質を環境の

変化に対応させて、その生命を精一杯発揮し 充実して生きようとしています。

 

充実は人によって違いますが、その人なりの充実を求めて生きています。

自分が持っている、自分に与えられている「自分の分」を生きることです。

 

 


620

 

自分で幸福を感じている人は、それだけで満足し感謝していますが、

自分が幸福を感じない人は、それだけでは満足できず、不満で一杯です。

多くても少なくても、貴方が満足できれば 幸せを感じられます。

 

 


623

 

自分の幸福をつかむには、人の目、人の評価を気にしないことです。

大切なことは、自分です。

「自分を幸せにするのは自分です。他人に頼ってはいけません。

 もう幸せを先送りしないで、目の前の幸せをつかみなさい。」

 

 


625

 

不足の思いで生きるのも人生、感謝の気持ちで生きるのも人生。

同じ人生ならば明るく生きよう、不足があって丁度いいのです。

 

 


627

 

心が痛んでも ほほえみなさい。

  涙がこぼれても ほほえみなさい。  

  そうすれば 人生の希望が見つかるでしょう。

 

 


 

 


629

 

人の命の尊さを味わったおかげで、いまの自分があります。

 

つまずいたり、ころんだりしたおかげで

ものごとを深く考えるようになりました。

過ちや失敗を繰り返したおかげで

  少しずつ人のすることを暖かい目で見られるようになりました。

何回も追いつめられたおかげで

  ばか正直で人の温かさも知りました。

身近な人の死に会うたびに 人の命のはかなさと、

今ここに生きていることの尊さを 骨身にしみて味わっています。

     これは誰かの本に書いてありました。

 

 


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