2011年 6月 人生ノート
6月1日 |
無理に年齢に逆行して生きるのではなく、健康的に年を重ねて生きる。 私は「潔く優雅に年を重ねて生きる」ように心がけています。 潔くとは、すべてを受け入れることです。頭の毛が薄くなればそれを受け入れ 顔にしわが出ればそれを受け入れることで、それに逆らうことはしない。 それよりも気持ちは優雅に生きたいものです。そうすれば身体も健康的に 年を重ねてくれると思っています。 |
6月3日 |
「運」「不運」とは偶然の出来事か? 私は偶然ではなく、因果律と聞いたが、すべて説明はできませんが、 ただ「運」は偶然ではなく自分で引き寄せることが出来るとも思う。 また「不運」も偶然でなく自分で避けて逃げることも出来ると思う。 その方法が「因果律」です。因果関係です。 良いことをすれば良いことが現れる。悪いことをすれば悪いことが起きる。 と そう私は信じています。 幸運を願うならば、そのような行いをして準備しておくことです。 何もせずに 幸運を求めることは不可能と思います。 |
6月5日 |
賢く生きるとは、最善を尽くして生きることです。 常に前向きで生きることです。与えられた命が尽きるまで、 絶えずさまざまな物事に感動し、何かに没頭して生きることです。 これ以外に、自分の人生の成功と呼べるものはないのです。 要領よく生きることではありません。常に努力をすることです。 |
6月7日 |
短い人生を、時間の浪費によって ますます短くするな。 人は自分の持ち時間は分からない、分からないから無限にあると 思っている。人生のゴールが見えて、残り時間が分かってくると 一日一日が大事になってくるものです。 しかしゴールが見えてからでは遅いのです。 今から一日一日が大事であると自覚すべきです。 |
6月9日 |
人はお金の予算は立てますが、時間の予算は立てません。 誰もが、いずれ死ぬことは分かっているのに、それを計画に入れない。 死をも計画に入れていれば、もう少し違った生き方をするはずです。 私は80歳まで時間の計画を立てています。(平均寿命は80歳) 人の寿命は不公平ですが、自分の寿命を大切に生きるべきです。 |
6月11日 |
幸せは平凡な日常の暮らしの中にある。 人は平凡に感じる日常の中にこそ幸せがあるのです。これは青い鳥以来 繰り返された心理です。問題は頭では分かっていても実感しないのです。 病院のベッドの上の生活で、始めて我が家の暮らしが良かったと知るのです。 日々 我が家で暮らせる幸せを感じているひとは、本当に幸せな人です。 |
6月13日 |
「何も欲しがらない人が、一番強い。 何も欲しがらない時が、一番清い。 何も欲しがらない心が、一番美しい。」 |
6月15日 |
喜びも苦しみも他との比較からきます。(比較地獄) 自分と他人の比較です。自分の持っているものと、他人の持っているものとの比較です。 比較がなければ多い少ないはありません。比較して喜んだり悲しんだりしています。 他人と比較してもしなくても、自分には変わりありません。自分は自分です。 人間とは、そんなもので一喜一憂しているのです。早くその愚かさに気付こう。 |
6月17日 |
生き物は生まれてから死ぬまでの間、充実して生きることです。 人間も同様です。生きている間に、自分の持って生まれた素質を環境の 変化に対応させて、その生命を精一杯発揮し 充実して生きようとしています。 充実は人によって違いますが、その人なりの充実を求めて生きています。 自分が持っている、自分に与えられている「自分の分」を生きることです。 |
6月20日 |
自分で幸福を感じている人は、それだけで満足し感謝していますが、 自分が幸福を感じない人は、それだけでは満足できず、不満で一杯です。 多くても少なくても、貴方が満足できれば 幸せを感じられます。 |
6月23日 |
自分の幸福をつかむには、人の目、人の評価を気にしないことです。 大切なことは、自分です。 「自分を幸せにするのは自分です。他人に頼ってはいけません。 もう幸せを先送りしないで、目の前の幸せをつかみなさい。」 |
6月25日 |
不足の思いで生きるのも人生、感謝の気持ちで生きるのも人生。 同じ人生ならば明るく生きよう、不足があって丁度いいのです。 |
6月27日 |
心が痛んでも ほほえみなさい。 涙がこぼれても ほほえみなさい。 そうすれば 人生の希望が見つかるでしょう。 |
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6月29日 |
人の命の尊さを味わったおかげで、いまの自分があります。 つまずいたり、ころんだりしたおかげで ものごとを深く考えるようになりました。 過ちや失敗を繰り返したおかげで 少しずつ人のすることを暖かい目で見られるようになりました。 何回も追いつめられたおかげで ばか正直で人の温かさも知りました。 身近な人の死に会うたびに 人の命のはかなさと、 今ここに生きていることの尊さを 骨身にしみて味わっています。 これは誰かの本に書いてありました。 |