2011年 9月  人生ノート

 


91

 

「人間の一生はまことに短いものだ、好きなことをして暮らすべきである。

夢の間に過ぎていく、この短い人生を好きでもないことばかりして、

苦しんで暮らすのは愚かなことである。

このことは誤解されると害になるから、若い連中には話さない奥の手である。」

                   (葉隠れ 286

 

私も退職し第二の人生に入って そう理解しました。

 


95

 

「なるようになる、なるようにしかならない」

 

人間の努力によって運命が変わることもあるでしょう。

しかし それがどのように変わるか分からないのです。

なるようになる。なるようにしかならないのです。

 

どうにかなるだろう。と云いますが なにも努力しなければ

どうにもならないのです。

「人事を尽くして 天命を待つ」

そうです、精一杯努力して、望む結果が得られなかったとしても

それを受け入れて、次の努力に役立たせる働きが大切です。

 

 


97

 

「不満、不満、不満」

 

9つ満ち足りて、1つ不足なだけでも、不足不満ばかりを言い立てる。

持っているものを数えず、無いものばかりを数えているのです。

他人のことばかりではない、私自身にもそんな時がある、反省します。

 

それと もらうことばかり願うのではなく、与えることも考えれば

少しのものでも 満足が得られるものです。

 

 


99

 

「常に人生は 今 ここから始まる」「これからの人生で今日が一番若い」

「行動は必ずしも幸福をもたらさないが、行動のないところに幸福はない」

「失敗と書いて 私は経験と読む(理解する)」

 

 


911

 

第二の人生で、一番・・・

 

一番 寂しいことは、することがないことである。

一番 惨めなことは、人間らしい生活が出来なくなることである。

一番 悲しいことは、敬して遠ざけられることである。

一番 醜いことは、過去にしがみついて生きることである。

一番 不幸なことは、「老い」を受け入れられないことである。

一番 嬉しいことは、誰かのために役立つことが自覚できることである。

一番 楽しいことは、年齢のことなど忘れて好きなことをすることである。

一番 美しいことは、若いもののために影の力になってやることである。

一番 尊いことは、死を忘れないことである。

     そんなことが書いてある本を読みました。

 

 


913

 

シンプルにするほど人生は豊かになる。

 

生活をシンプルにするには、自らを評価し、自分が今後の人生になにを

望んでいるかを知ることです。自分を知ることです。

自分が望んでいること、自分がやりたいこと、行っていないなら

そのことは止めるべきです。これがシンプルに生きる生活の第一歩です。

自分の目的をはっきりさせた、人生を生きることが先決です。

退職後からは、やらなければならないことを優先的に行ってきました。

次に やっておきたいことを行ってきました。

それは早くやりたいことを、多く出来るようにしたいからです。

これは「物」や「事」だけではありません。すべてです。

 

 

 


920

 

死があるから生きていくことは素晴らしい。

 

死があるから生きていくことが大切に思われます。

死に逆らうにしても、死に任せるにしても、死がなかったら

人生はもっと喜びの少ないものになってしまう。もっと殺し合いが

起こるでしょう。死なない殺し合いでは何度も繰り返されるでしょう。

120歳まで生きるとしたら、定年から何をしますか。

私は80歳までの20年もあれば充分です。死の良い面も沢山あります。

良い面を自分の人生に取り入れて生きることです。

 

 


921

 

「明日もここにいる 保証はないのです。」

 

私には 今こそが我が人生!です。

今この一瞬より、過去の問題や、将来の不安を優先させたあげくに、

不安や欲求不安や失望に取り付かれてしまう。その反動として

「いつかきっと」今より良くなることを信じて感動や幸せを先送り

してきた。もう先送りしてはいけない。今を楽しむことです。

 

 


923

 

「自分を幸せにするのは自分です。他人に頼ってはいけない。

    もう幸せを先送りしないで、目の前の幸せを掴みなさい。」

 

 


924

 

「生きたくても、生きられない人がいます。

      生きたくて 生きられる人は幸いです。

 死にたくても、死ねない人もいます。

      死にたくて 死ねる人は幸いです。」

 

どう思うにせよ、生きて幸せ、死んでも幸せでありたいものです。

 

 


925

 

自分の身は 自分で守る 自分の責任です。

 

自分の身は自分で守る(自分の家族は自分たちで守る)ことは最も基本的な

ことであるが、他人や社会や国家が守ってくれると思っている人が多い、

愚かなことである。悲しいことである。

 

貴方は他人のために何をしましたか、社会や国家のために何をしましたか。

何もせずに守ってくれとはあつかましいと思いませんか。でもそういう甘い

考えの人が多いのです。自己中な人です。

これは今の教育や家庭や社会も悪いのです。現在の環境でしょうか。

それも他人のせいにしているようです。

 

待っていても 何も始まらないのです。自分が変わらなければ、

自分か行動を起こさなければ 何も変わらないのです。

自分が変わってこそ、問題解決の糸口があるものです。

 

グチを言っても いいことは一つもありません。

グチを言えば それだけ 自分がみじめになります。

 

 


927

 

人生の旅の目的地はどこにあるのか

 

旅の目的地はありません。ただ旅を楽しめばいいのです。

人生とは 旅で楽しむことです。旅で苦しむことです。

旅で喜び、旅で悲しむことです。旅を体験することです。

すべて合わせて人生と云う旅です。

 

 


928

 

「時には まあまあ でいいではないか」

 

小さなことは まあいいか

  人間関係も このままでいいか

    自分のことも そのままでいいよ

  将来のことも うまく行けるようになる

    第二の人生の今 そう思うこともある

      第二の人生も やるべきことは充分にやった。

 

 


930

 

すべてのものには、コインのように裏表があります。

病の苦しさが「裏」なら、「表」は何か見よう 何かあるはずです。

悪い事だけではありません、良い事があります。それに気付くべきです。