7 天使の言葉
7−8 心配・不安
心配・不安 1、 「貴方は結果に執着しなければ、人生に恐ろしいことはなにもない。」
結果とは、死、病気、不幸、・・・のこれから起こるかもしれないことです。 人間は誰でも今現在のことには、耐えうるのですが、将来の心配や不安には 耐えられません。聖書にも「明日のことは 思い悩むな」と云っています。 もちろん 心配事や不安事には対策を取るなり、遠ざけるべきです。 |
心配・不安 2、 取り越し苦労 「地上生活で何一つ恐ろしいものはありません。取り越し苦労は大敵です。 生命力を弱め、霊性の発見を妨げます。不安の念を追い払いなさい。」 取越し苦労はしないことです。取り越し苦労とは未来を心配しているのです。 現在ではありません。今は健康でもいつか病気になるかも知れない。 今建っている自分の家が地震で倒れるかもしれない。と心配の種は尽きません。 考える頭がある以上、心配事も考えるものですが、不安なら対策をしなさい。 対策をしないなら、心配もしないことです。心配は一番心を痛めるのです。 心配や不安は心が創るのです、脳が創るのです。 心配も不安も いま現実にはないのです。 今 心配がないことを心配しているのです。 心配が現実になれば、心配はしません。 |
心配・不安 3、 「心配と云うのは最悪の精神活動の一つです。 心配は何の役にも立たない、精神的エネルギーの消費です。」 心配して良くなるのであれば心配しなさい。良くならなければ止めなさい。 心配や不安は現在のことではない、将来のことを心配しているのです。 |
心配・不安 4、 不安は不安を呼ぶ 「貴方が最も不安に思い恐れているものが、貴方を一番苦しめている。 不安は磁石のように、不安の対象を引き寄せている。」 不安は不安を呼ぶものです。心配は何の役にもならない。 |
心配・不安 5、 「苦しみは出来事とは何の関係はない、出来事に対する反応の中にあるだけです。 出来事はただ起こっているだけです。それを貴方がどう感じるかは、 また別の問題です。」 たしかに悪い出来事は、苦しみの原点ですが、苦しみと思うか、試練と思うは あなた次第です。早くこの出来事に対処することです。結果は元に戻りませんが、 「諸行無常」です。物事はどんどん変化しているのです。その変化をも上手に 受け入れるべきです。何時までも出来事に執着せず、今の現実を乗り越える ことです。 |
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