製作例−1 USB−IOに接続する焦電型赤外線センサ & 交流スイッチ

◇焦電型赤外線センサには、秋月電子通商の焦電型
 赤外線センサ人体検出キットVer2を使用しました。
 USB-IOに接続するため一部部品が不要になります。
 また、定数を変えるものがあります。
 原図と改変図を参考に部品の組立をしてください。
 原図 ured.png(66k) / 改変図 ured-a.png(41k)
 (キット付属回路図を転用させていただきました)
◇交流スイッチには、東芝の半導体TLP3503を使用
 しました。TLP3503は、2次側がトライアックになった
 フォトカプラです。1次側のトリガ電流に10mA必要
 なため、トランジスタで電流増幅をしています。

※注1 トライアック(TRIAC)は交流回路用電子スイッチ
※注2 フォトカプラは1次−2次間を絶縁し、赤外線で
    信号を伝えるようにした半導体素子

製作編 焦電型赤外線センサとUSB-IOとの接続
@ 写真茶色の線はセンサの出力です。これをUSB-IOのポート10へ接続してください。
A 写真赤色の線は電源+Vラインです。センサのVとUSB-IOのVCCとを接続してください。
B 写真黒色の線は電源アースラインです。センサのGとUSB-IOのGNDとを接続してください。
注 LEDの上の抵抗器2.2kΩはLEDの電流制限用です。上記改変図では2kΩですが、いずれでもかまいません。

製作編 交流スイッチとUSB-IOとの接続

@ 2次側が交流回路ですので、絶縁に十分気をつけて
 製作してください。
A 写真橙色の線は入力端子です。これをUSB-IOの
   ポート00へ接続してください。
B 写真赤色の線は電源+Vラインです。TLP3503の
 アノードとUSB-IOのVCCとを接続してください。
C 写真黒色の線は電源グランドラインです。
 トランジスタのエミッタとUSB-IOのGNDとを接続して
 ください。

※注1 TLP3503は単体で0.3Aまでとなっていますが、
   回路電流には十分気をつけてください。
※注2 回路製作は、あくまで自己責任です。
    リスクを覚悟の上で挑戦してください。

製作編 USB-IOとの接続
@ 写真茶色の線はセンサの出力です。これをUSB-IOのポート10へ接続してください。
A 写真橙色の線はACスイッチ入力です。これをUSB-IOのポート00へ接続してください。
B 写真赤色の線は電源+Vラインです。USB-IOのVCCとセンサおよび交流スイッチの+Vとを接続してください。
C 写真黒色の線は電源アースドラインです。USB-IOのGNDとセンサおよび交流スイッチのアースと接続してください。
注 LEDの上の抵抗器2.2kΩはLEDの電流制限用です。上記改変図では2kΩですが、いずれでもかまいません。

製作編 組み立て
注 写真USBコネクタに隣接する穴の周囲は、プリント基板のアートワークが+Vになっています。
  基板をネジで写真のように固定する場合、ナットがUSBコネクタケース(アースにつながっている)に接触すると
  ショートします。取り扱いには十分注意してください。