鵜川四十八体石仏群
車の往来の激しい国道161号を外れて、3分程静寂で緩やかな山道を上れば、33体の阿弥陀如来像が隣同士くっつくようにして、東の方向、琵琶湖を向いて並んで座っています。 高さ1.6mの花崗岩で造られた阿弥陀如来は、元々48体が祀られていたそうですが、その内13体が江戸時代に大津市坂本の慈眼堂に移され、2体が行方不明になってるとのこと。 森閑とした幾重もの空気が阿弥陀如来の顔と体を包み込んでいます。阿弥陀如来の言い知れぬ孤独感に沈み込んだ表情と、力強い気を纏った表情が混交し、周りの空気に穏やかな光を投げかけています。 |
参拝地:滋賀県高島市鵜川 鵜川四十八体石仏群 参拝日:平成28年12月30日(金) |
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