3か月前から上を向くと首が痛む
来院時のうったえ
頭痛・首の痛み・首のこり・肩こり 。
3か月前ほどから徐々に首のこりがひどくなり、上を向くとズキズキと首の付け根に痛みが生じるようになった。
しばらくしても痛みは引かず、そのままの状態。子供の頃より肩こりがあり、社会人になり肩こりがより酷くなり、週一ペースでマッサージなどへ行くようになった。
さらに、偏頭痛も始まり、特に雨が降る前日には頭痛が生じるようになり、頭痛薬は常備薬となっている。
来院時状態
首の痛みで上を向く動作は途中までしかできない。
首の他の動作では痛みはでない。
ストレートネックになっている。
朝から首が痛く、仕事をしているとさらに痛みが増す。
施術記録
【初回施術】
肩を前方に引っ張っている大筋肉に対してのストレッチ。また圧通のある頚板状筋に対しての緩和操作と同時に頸椎・胸椎の矯正も行う。上を向く動作での首の痛みは半減。
【2回目施術】
4日後に来院。肩こりも3日間ほど良い状態が続き、こりが痛みに変わることはなかった。今までマッサージを受けて、3日も効果がもつことはなかったと驚いていた。前回の大胸筋のストレッチの他板状筋のストレッチを追加指導して終了。
【3回目施術】
1週間後に来院。2回目の施術後、しばらくの間上を向いていられるようになり、また、雨降り前の頭痛が出ていないことに気づく。首はほぼ完全に上を向くことができるようになっていて、痛みもほとんど感じない状態。
【その後の施術】
1週間に1回ペースの施術を4回続け、約1ヶ月間、頭痛が出ておらず、とても喜んでもらえた。
大成会療院より
脊椎の硬さが際立っており、骨盤から腰・背中・首と全体的な矯正を行っていきました。
脊椎の柔軟性が低下していたために、脊柱起立筋が疲れやすい状態になり、首をしっかりと安定させることができなくなっていました。
特に、頚椎から胸椎の硬さが強く、この部位の硬さで首を後ろにそらせる動作が制限されていたようです。
頭痛の原因はさまざまですが、板状筋が硬くなり、筋肉の硬さから血行不良を起こし、神経や血管が過敏になり、緊張性頭痛や偏頭痛は起こってくるようです。
薬は一時的には楽になりますが、対処療法といえます。首・肩周りの筋肉の調整・頚椎や背骨全体的な矯正をしていくことで、背骨は安定し、筋肉が緊張しにくい状態となり、頭痛や肩こりは改善していきます。なかなか改善しない首の痛み・肩こり・頭痛で悩んでいる方は、一度、整体を受けてみてはいかがでしょう。