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舞台女優・両臀部の痛み・腰痛 24才 女性
本人のうったえ
◆腰痛 ・大臀筋痛 。
舞台女優をしており、慢性的に腰痛がある。先月より腰部に違和感。今週に入り練習の途中で臀部が異常に痛くなり、思ったような動きができない状態。来月舞台もあるので困っている。これからも劇団を続けていきたいので、腰痛の改善もしていきたい。
来院時状態
◆前屈のさいに腰部痛
◆大臀筋(だいでんきん)の硬直
◆梨状筋(りじょうきん)の緊張
◆左股関節の可動域、右足首の可動域の低下
初回施術
◆頸椎・腰椎・股関節の矯正を実施。
◆大腰筋、梨状筋の緩和操作。
2回目施術
◆腰部・股関節・足関節の矯正と筋肉の緩和操作、ストレッチを含めた施術を実施。
大成会療院より
腰部萎縮の痛みにより動きの悪い股関節で伸縮動作を行って負担が臀部にかかっていたようです。そのため、筋肉が負荷に耐えられなくなり、痛みを発症していました。股関節の可動域を大きくし、また右足首の可動域の減少からくるハムストリングの筋肉にも注目し、全体のバランスを整えました。骨格や筋のアンバランスにより、負荷が多くかかる場所に怪我や痛みなどが増えます。日頃から自身でのストレッチはもちろん、定期的に骨格の調整をすることは怪我の予防にもつながります。常に最高の舞台にするためにも、定期的なメンテナンスはとても大切ですよ。
※ 大臀筋(だいでんきん)
起始は浅部と深部に分けられる。浅部は腸骨稜、上後腸骨棘、仙骨および尾骨から起こり、深部は後臀筋線の後ろの腸骨翼、仙結節靭帯および中臀筋の筋膜から起始し、上部は腸脛靭帯で終わるが、下部は臀筋粗面で終わる。
※ 梨状筋(りじょうきん)
数個の筋尖で仙骨の前面、前仙骨孔の外側および坐骨の大坐骨切痕の縁から起こり、大坐骨孔を通って大転子先端の内側面で終わり。梨状筋と上双子筋、下双子筋、外閉鎖筋、内閉鎖筋、大腿方形筋はあわせて深層外旋六筋あるいは6外旋筋と呼ばれている。
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