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くしゃみをすると背中にひびく 51才 女性
本人のうったえ
◆首・肩・ 背中の痛み
仕事がデスクワークでもあり、2週間前から肩甲骨まわりに張りがあり、肘を後ろに引こうとすると背中に痛みがあり、咳をすると痛みが増す。仕事に支障があるので、なんとかしたいと思い、知人の紹介で大成会療院に来院。仕事をしていると首・肩・背の張り、頭痛、目の奥の重さがある。
来院時状態
◆ 仕事での姿勢が前かがみになっており、肩の可動域が少ない。
◆ 大胸筋・三角筋・頚板状筋の緊張が強い。
◆ 仕事がら座りっぱなしで股関節が硬く、腸腰筋・大臀筋の緊張が強い。
初回施術
肩関節周囲の緊張が強いため、肩まわりの筋肉の緊張状態を緩和させ、肩関節の可動域を大きくする。前傾姿勢を改善させる胸椎の矯正を行う。また、腰椎の矯正で骨盤の傾きを改善し股関節への緩和操作を行う。
2回目施術
1週間後に来院。前回の施術後は、肩まわりの痛みが減り、そこまで気にせず仕事に取り組めた。股関節は、3日後からやや緊張が戻ってきている。継続して、肩、股関節、骨盤への矯正および、筋肉の緩和を行う。施術後は肩関節・股関節ともに可動域が広がる。ストレッチ指導をして施術を終了。
3回目施術
1週間後の来院。胸椎・腰椎・骨盤の矯正を行う。肩甲骨まわりの痛みはなくなったものの、少し違和感を感じる時もある。前回同様の施術を行い、後はメンテナンス施術へと移行。
大成会療院より
デスクワークの時間が長く、骨格・筋肉の張りや癖などで背中が丸くなりやすい患者さんでしたが、指導したストレッチをしっかり続けて頂いたこともあり、症状が改善していく時間が比較的短いケースでした。姿勢の歪みは仕事中のクセが取れれば、早く良くなります。肩甲骨周囲の症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
※大臀筋(だいでんきん)
起始は浅部と深部に分けられる。浅部は腸骨稜、上後腸骨棘、仙骨および尾骨から起こり、深部は後臀筋線の後ろの腸骨翼、仙結節靭帯および中臀筋の筋膜から起始し、上部は腸脛靭帯で終わるが、下部は臀筋粗面で終わる。
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