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BASSリメイク
(ロッドの改造・ロッドの修理)
(リールのメンテナンス)

 ロッドの改造・ロッドの修理・リールのメンテナンス
 
BASS リメイク (職人のこだわり工房)
   
★ エキスパートプロの手
によるロッド改造・ロッド修理
 

 当店は安易な改造や修理を勧める事を致しません、まずはお客様としっかり相談です。 必要があれば何度も相談し合って理想の形に近づける改造・修理をしましょう。
 







ロッド改造・ロッド修理例
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ロッド改造・ロッド修理
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ロッド改造・ロッド修理
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 半世紀のロッドビルディング歴を持つ気さくで職人気質の店主が、日本全国からロッドの改造・ロッドの修理とリールのメンテをお請けしております。
 バス・トラウト・ソルトロッドのガイドやグリップの交換・修理から新たなロッドへと作り直す改造まで、お客様の様々な御要望へ丁寧・迅速に対応します。

 改造・修理の完成例も参考にどうぞ。

 ⇒ ロッド改造・ロッド修理例写真集
 ⇒ ロッド改造・ロッド修理について
 ⇒ 改造・修理の費用等に関して
 ⇒ リールのメンテナンス・修理
 ⇒ ロッドの送付方法と費用

※スピニングからベイト化したロッド
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 ロッドに関してのお悩みや改造・修理を御希望であれば、まずはお気軽に御相談ください。 お問い合わせは直接の御来店の他、下記のTEL/FAX及びEメールでどうぞ。

BASS STOP 〒494-0001 愛知県一宮市開明字杁西郭39-2  
   TEL/FAX 0586-45-8128   E-mail bassstop@orihime.ne.jp 
 
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ロッド改造・ロッド修理例の写真集
 
 (記載してある釣り竿の改造・修理費用は製作時でのパーツ代・工賃によるものです。 使用するパーツが値上がった場合や、工賃の改定により同様の改造・修理をした場合であっても費用が変動する事があります。 費用の見積もりに関しては、改造・修理をご検討の際にお尋ねください。)  なお、遠方からの依頼の往復の送料や代金振り込み手数料等は記載した費用に含まれておりません。
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 延長とデザイン変更改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前のグリップ

 
愛知県の方からの依頼で、フェニックス社製ウルトラスイムベイト711MHというロッドのセパレートグリップを、延長すると同時にデザイン変更するグリップ改造をしたものです。 頑丈なロッドなのですが、依頼者には「グリップが太く握り難い」「グリップ全長が短く、特にリヤグリップが短くてダブりハンドでキャストし難い」「重量バランスが悪く持ち重り感が酷過ぎる」「グリップのコルクが悪くなってきた」などの不満があり、グリップを延長すると同時に材質・デザインの変更とバランスの取り直しをしました。

 最初に問題となるのがフォアグリップで、完全ワンイース構造のロッドの為に通常であればガイドやワインディングチェックを外さないと交換できない事です。 費用を安く抑える為にEVAグリップを削り出してから縦に切れ目を入れて被せる工法を採用しました。 グリップは長さに全く誤差が無い様に削り出す必要があるし、切り口が目立ったり握った際に違和感が無い様に接着せねばならないので、結構気を使う作業でした。
 次の問題はテーパーの強いブランクなのでセパレート部のワインディングチェックをエンド側から取り外す事が出来ない事です。 そこで既存のワインディングチェックは切り撮って取り外し、センターグリップはノーマルより1.5mm細めのコルク製センターグリップを組付けてから新たにエンド部から取り付けれるサイズのワインディングチェックを使用しました。 当然ブランクとの隙間が大きくなってしまうので、スレッドを巻いた上のコーティングを極めて厚く塗る事で対処しました。
 延長は丈夫な肉厚カーボンパイプを差し込にでシッカリと握れる長さでEVAのリヤグリップを作り、フォグリップの中央部が重心になる様にウェイトをグリップエンド部に挿入接着してから集積コルク製バットギャップを取り付けました。

 スタイリッシュで日本人の体力でも使い易いロッドに改造出来ましたが、セパレートパイプのワインディングチェック部に巻いたスレッドコーティングを極厚に塗ったので、そコーティング樹脂がチョット歪な感じになってしまいましたが、目立つものではないので依頼者の方から御容赦頂きました。

 費用総合計 ¥20933
 
 
   

   
☆ ロッド改造 ・ロッド修理の完成例
 (左上の写真) 右の写真から再改造したリヤグリップ ・ (右上の写真) 以前に改造したグリップ
 (左下の写真) リールシート以外を改造したグリップ ・ (右下の写真) 左の写真の改造前のコルクグリップ

 千葉県のの方からの依頼で、以前にグリップを改造したメガバスのロッドのグリップを再改造した物と、新たにシマノのロッドのリールシート以外のグリップ部を改造した例です。

 左上側の写真のメガバスは以前に当店でグリップをフル改造したロッドですが、グリップ長を少し短くしたいので同時にデザインも変更したいという御要望でした。 まずはリールシートから下側のグリップを分解し、御希望の長さにグリップパイプを短縮。 このロッド以外で以前に改造したグリップのデザインに似せたいという事で頂いた図面を元にmm以下の誤差でEVAをd切削加工して、数種類の金属パーツを組み合わせて作製しました。

 左下側の写真のシマノの方はフォアのナット部を依頼者の方から送られてきたパーツに交換し、リヤはやはり図面に従った」て作製したEVAセパレートタイプに改造した物です。 ナット部は元のコルク部を分解してから太さ調整などしてから送られてきたパーツを組付けてあり、交換の為にバット部のガイドを3個取り外し再取り付けの作業が必用でした。 リヤグリップは分解してからリールシートより数㎝下側でグリップパイプを切断し、内側と外側にジョイント補強材を使用して外径13㎜のメッシュカーボンパイプを接合して新たなグリップパイプとしてあるので、それがセパレートパイプ部となっています。

 費用総合計 ¥17638 (メガバス)
          ¥30257 (シマノ)

 
   

   
☆ ロッド改造 ・ロッド修理の完成例
 (左上の写真) スピニングからベイトロッドに改造したロッド・ (右上の写真) ベイトタイプリールシートのグリップ
 (左下の写真) 遊動式のKガイド ・ (右下の写真) 元のWSMG遊動ガイドと新たなKWMガイドの比較

 東京都の方からの依頼で、ダイワ製のショア用振り出しスピニングロッドのシーホーク11TMをベイトロッドへと改造をした例で、PEラインを使用するのでガイドはKガイドで仕上げて欲しいという要望でした。

 このロッドは振り出し(テレスコピック)タイプなので、グリップをベイトタイプにする事は可能でもガイドをベイトタイプにする事はサイズや位置関係で非常に困難でした。 通常であればガイドを取り付ける位置は自由度が高いのですが、遊動ガイドのパイプ径とブランク径の問題で、実用上問題の無い仕様にする事で非常に悩みました。 特にトップセクションはガイドを取付う位置を太く作られていたので、その位置に取り付け可能なガイドでないと仕舞い込みが出来なくなるという条件もあります。
 そこでトップセクションはトップガイドにLGトップで元のガイド位置に遊動式のKMガイド2個とKWMガイド1個に交換、ベリーセクションはノーマルのWSMGガイド2個をKWMガイドを1個先端に固定して2個を遊動式に、バットセクションは糸巻き固定のSWSGガイド1個をKWSG2個に変更し、9個セッティングで仕上げました。
 問題となったのはベリーセクションの6番ガイドで、パイプ径とブランク径の0.1mm位の誤差の為にベスト位置に」付きません。 ブランクの太さ調整でコーティングする事も考えましたが剥がれる恐れもあったので、何度でも修正できる様に薄いセロテープをブランクに巻く事で微妙な太さ調整をしました。 

 グリップはベイト仕様にするだけではなく延長の依頼もありました。 通常だとテレスコピックロッドの場合は延長用パイプを差し込み事が出来ないので被せるのですが、このロッドのグリップパイプは18㎜と太い…。 ですが幸いな事に、このロッドはテレスコピックのブランク部を別体のグリップに差し込む使用だったので問題なく延長出来ました。 フォアグリップ長の指定以外はデザインは当方にお任せだったので、リールシートにTCS-LD18を用い、リヤグリップシェイプしたEVAでノーマルと同じ様なEVAバットキャップを取り付けてあります。

 費用総合計 ¥40575

 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 交換したトップガイド ・ (右の写真) 交換したバットガイド

 
神奈川県の方からの依頼で、ダイワの穴釣り用ロッド MC10M 61Genova(コロネットリール付) のガイドをスパイラル化したものです。  以前に当店で他のロッドのスパイラル化をなされた方で、スパイラルガイドのメリットを感じて今回の依頼をなさってくださいました。

 このロッドは穴釣り用の極めてて短いロッドなので、どのガイドを何度位で捻るかで少し悩みましたが、最終的にはバット側のダブルフットガイド2個を捻る事にしました。 このロッドのリールシートは渓流ロッドなどにあるスライドリングタイプだったので、リールの取り付け位置・向きは自在です。 また、ほぼグラスソリッドの様なブランクなのでスパイン(ブランクの背と腹)も関係ないので、リールを本来の向きの180度反対側に取り付け、捻るガイド2個だけを付け直す事にしました。 ただ実際に作業してみるとスレッドの色がブランクに移っていたり、コーティング剤が硬くて剥がす際にブランクの塗膜を傷めたので、それを隠すためにダブルラッピングで取り付けてあります。

 上記の作業だけで済めば費用は¥7700だったのですが、このロッドはトップガイドと1番ガイドがかなり捻じれて取り付けられていたので、作業完了後に追加でそのガイドの付け直しの依頼を受け、それが下記の費用となっています。

 費用総合計 ¥11000 
 
  
       
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左・右の写真) バット部にフックキーパーを取り付けたロッドです

 
常連のお客様からの依頼で、フェンウックFVR CF66CMJのバット部にフックキーパーを取り付けた例です。

 大した作業ではないのですが、当店の様なプロショップで改造などを依頼fする事に「敷居が高い」と思われている方が多いみたいなので、今回の様な簡単な事も常時お請けしている事をお知らせするために載せました。

 今回のロッドはフォアグリップ部を回してリールを着脱するタイプのグリップです。 一般的にフックキーパーの取り付けはフォアグリップ直上の事が多いのですがが、このタイプだと少し上に取り付けなければなりません。 ただ、上の方だとエンブレムや諸元の記載があるロッドが多く、外見的にはこれらの上には取り付けたくないですね。 
 今回の依頼では一般的なコの字型の両足フックキーパーではなく片足タイプだったので、スレッドを巻くのは一ヶ所でした。 そこで何とか諸元記載と飾り巻きの縁取りとの間に上手く収める形で取り付ける事ができました。
 こういった配慮をしながら、ロッドをお預かりした翌日にはフックキーパーを取り付けたロッドをお渡ししております。

 チョットした改造でもストレスなくロッドが使えると釣果も上がりやすですので、何かあれば気軽にご相談ください。

 費用総合計 ¥1505

 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) ベイト用に改造したロッド・ (右の写真) 改造前のフライロッド

 岐阜県のからの方依頼で、バンブーのカスタムフライロッドを渓流用のベイトロッドへと改造した例です。

 当店の店主は個人的にフライロッドをベイトロッドに改造した事やバンブーのブランクでルアーロッドを作った事は何度かあるのですが、お客様の依頼でバンブーのフライロッドをベイトロッドに改造するには初でした。 依頼内容は以前に他店にてカスタムで作った7ft3番用のバンブーフライロッドが全く使わずに眠ってたので、これを渓流用の短いベイトロッドに改造して欲しいと言うものでした。 技術的に改造する事は問題無いのですが、実用上のアクションや強度の問題があり悩みました。 依頼者の方と長時間相談し、テップ部とバット部をカットして5ft位のワン&ハーフの構造に改造するという概ねの方針を提示し、、最終的な決断は再度ご来店頂いた時という事にしました。 そして再来店頂いた際にカットする部位を決定して作業に入りました。

 ガイドはステンレスフレームのLGトップ・KTガイド・KBガイドLKWガイドでを組み合わせ、依頼者の方の御希望でグリーン単色のスレッドで巻き上げました。 元のスネークガイドを取り外した跡が心配でしたが、ほぼ問題なく綺麗に外せたので助かりました。

 グリップはマタギ社取り扱いでアメリカのアンドリュース社製フラットフェイスタイニーのリールシートを用いました。 以前と型が変わっており、元は全体がアルミ製だったリールフットを抑える分部の金属パーツの内側が樹脂製になっていました。 リールフットが傷付き難くガタ付きも減る為だと思うのですが、現行のリールを取り付けると遊びが大き過ぎて全く使えないという大問題が発生。 そこでウッドリールシートの上にコルクテープを貼って厚みを持たせ、一般的なベイトリールでも問題無く取り付け可能にしました。 ベイトよりリールフットに厚みのあるスピニングリールでは問題無いので、パーツの設計段階でベイトリールの使用十分に考えていなかった為ではないかと思えますが、当店の対応で無事に使えるロッドに仕上がりました。

 費用総合計 ¥40104

 
   
 
   
☆ ロッド改造 ・ロッド修理の完成例
 (左上の写真) 新たにに作り直したグリップ ・ (右上の写真) ノーマル状態のグリップ
 (左下の写真) 再利用したバットキャップグリップ ・ (右下の写真) ノーマルのナットとの比較

 千葉県内の方からの依頼で、ABU社製 fsnc-69ls bf mgs のグリップを完全に作り直すロッド改造をした例です。

 このロッドはメーカー独自のトリガーレスのタイプなのですが、手に合わないのでリールシートを交換したいという要望でした。 リールシートは一番手に馴染むFuji社製ECS-16で、可能ならばフォア部のロックナットパーツを再利用欲しいとの御希望でした。 残念ながら構造・サイズの問題でロックナットパーツを再利用する事は出来ませんでしたが、なるだけ近いイメージになる様にパーツを組み合わせたり加工したりしてあります。 

 グリップのデザイン・素材を完全に変える事とセパレートパイプ部の太さの御希望等の問題ににより、ロッドをリールシート部で切断して新たに作製したグリップに差し込み接着する工法を取る事にしました。 この様な方の場合はフォアグリップの作業の為にガイドを外す必要が無い事が多いのですが、御希望のパーツのサイズと元々ブランクバット部に取り付けられていたリップスティック型ワインディングチェックの鍔のサイズの問題でガイドを何個か取り外して作業後に付け直す必要がありました。 ただ、このロッドはマイクロガイド系のガイドセッティングだったのでバット部の3個を外すだけで済んでいます。

 リヤグリップ部のデザインは依頼者の方が図面を送ってくださっており、長さで1mm・太さで0.5mm単位の細かい御指定がありました。 太さは取り付ける金属パーツの太さの関係で0.5mm単位は厳しかったですが、極力指定のサイズに合わせて作ったので結構EVAの切削加工とパーツの接着には神経を使いました。

 費用総合計 ¥30581

 
 
   
 
   
☆ ロッド改造 ・ロッド修理の完成例
 (左上の写真) EVAに変更したグリップ ・ (右上の写真) ノーマル状態のグリップ
 (左下の写真) ゴム製バットキャップに移植したプレート ・ (右下の写真) ノーマルのバットキャップ

 滋賀県の方からの依頼で、ウィップラッシュファクトリー社ローディーラーのスピニングロッドを、コルクグリップ からEVAグリップに変更するロッド改造をした例です。

 このロッドはグリップ着脱式だったので、ガイドを取り外さなくともフォアグリップ部の改造ができたので助かりました。 分解前にコルクや集積コルク製のパーツのサイズを測ると同時に写真を取り、それを基にEVAパーツやパイプを切削加工して各部品を作製しました。 基本的にはノーマルのコルク・集積コルクのパーツと同型にEVAを削り出してありますが、バットキャップ部のみFuji社のゴム製BRC-22を用いてあります。

 バットキャップ部がEVA製でもボートなら然程に問題無いのですが、陸っパリ釣行で地面にロッドを立てる事が多いとEVAが削れたり破れる事があります。 そこで依頼者と相談してバットキャップにはBRC-22を採用しました。 なるだけノーマルのデザインイメージを残したいとの御希望があったので、BRC-22の底に穴を開けて加工し、ノーマルのバット部に埋め込まれていた金属プレートを移植しました。 ゴムを切削加工するのは結構手間が掛かりますが、納得できる形に仕上がりました。

 費用総合計 ¥23087
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ロッド修理の完成例
 (左の写真) 新たに作り直したグリップ ・ (右の写真) 前回作ったグリップ

 千葉県内の方からの依頼で、以前に依頼を受けたのと同じABU社製 fsnc-69ls bf mgs のグリップを完全に作り直すロッド改造をした例です。

 このロッドのトリガーレスのタイプリールシートを前回と同じ様に交換したいという要望でした。 ただ前回はFuji社製ECS-16を使用しましたが今回はACS-16を使用し、ナット部のKDPSに被せるパーツは依頼者の方が用意した物を使用して欲しいという依頼内容でした。 

 前回と同様にロッドをリールシート部で切断して新たに作製したグリップに接合する様な手法を取る事にしました。 以前のロッドはリップスティック型ワインディングチェックの鍔のサイズの問題でガイドを何個か取り外して作業しましたが、今回は依頼者の方が用意されたKDPSに取り付けるパーツの内径が大きかったので、ガイドを取り外す必用は有りませんでした。 オリジナルのナット部を取り外すのにハンドグラインダーを使用してナットを切断分解せねばならなかったので、その手間は掛かりましたが…。 また、ご用意なされたフォア部のパーツはKDPS用ではなかったでピッタリとは合わず、KDPSのパイプ部に幅を狭くしたコアテープを重ね貼りしてからエポキシ系接着剤で隙間を埋めて調整するという手間もありました。

 今回もリヤグリップ部のデザインは依頼者の方が図面を送ってくださっており、長さ・太さ共に0.5mm以内の誤差で作製してあります。 基本的には前回と同じ作りですが、リールシートが異なる事とフォア部のKDPSに被せたパーツのサイズ・デザインの違いあるので、やはりイメージが異なるグリップに仕上がっており、それを見て頂きたくて掲載しました。

 費用総合計 ¥30931

 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 普通のセパレートタイプへ改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前のグリップ(上のロッド)

 
神奈川県の方からの依頼でアジングロッドのクリアブルー社クリスター56のグリップを改造した物で、リールシート下方にグリップが無いので握った際に小指の納まりが悪いから何とかしたいという事でした。

 御要望の内容は「リールシート下側の金属パーツを取り外し、細いストレートのEVA製ワンピースグリップにして、エンドキャップも同じ径のEVA製でグリップとの間に青い金属リングを入れたい」と言うものでした。

 普通のバスロッド等なら簡単な作業なのですが、このロッドの場合は結構大変でした。 まずtリール下側の金属パーツの取り外しですが、ワインディングチェックが埋め込まれている構造なので、リールシートを傷付けずに取り外せるか否かの問題がありました。 リールシートとブランクが焼けない様にしながら少しずつ加熱して接着剤を弛め、何とか取り外しに成功しました。 リールシートの接合部に合わせた径は細いのでEVAを細く切削加工するのですが、細いほど0.数mmの誤差でも目立つので加工にはかなり気を使いました。 EVA製エンドキャップも同様ですが、間に入れるリングはサイズ的に適当な専用リングが存在しません。 そこでマタギ社の小型ワインディングチェックのHTWC-Bの適当なサイズの物を選び、EVAの接合部を皿状に切削加工して埋め込む事で対応しました。

 見た目はシンプルで改造作業は難しくないと思われそうな作業でしたが、それなりの苦労がある事を紹介したくて載せました。

 費用総合計 ¥7590
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 再改造したグリップ ・ (右の写真) 前回改造したグリップ
 一年ほど前に石川県の方からの依頼で、ダイワのエギングロッドのエメラルダスRT88MLのリールシートをFujiのスケルトンSKSSに改造したのですが、そのロッドを再改造して欲しいとの御依頼でした。 リールシートをより細マタギ社が扱っているフラットフェイスタイニーに交換し、グリップ材質をコルクにして欲しいという物でした。

 前回の改造ではバット部のエンブレムを全て剥がしてから塗装とコーティングをしたのですが、この部分を全て剥がしてブラックの塗装だけにして欲しい。 更に、セパレートパイプ部は元のブランクに一回り太いメッシュカーボンパイプを被せていたのですが、ここを元のブランクと同じ位の太さのメッシカーボンに変えて欲しいという依頼内容でした。

 フラットフェイスタイニーのリールシートは内径が約9mmと細いのですが、ブランクバット部も約9㎜だったので取りつけは可能でした。 そこでリールシート中央部の位置でブランクを切断し、補強を兼ねた肉厚のカーボンパイプをジョイント材として差し込み、そこに外径9㎜のメッシュカーボンパイプを接合しました。 コルクグリップはリールシート径に合わせた製プの無い細身で、エンド部も金属や樹脂のバットキャップ無しのオールコルク製です。

 一番苦労したのがバット部の塗装ですね。 以前の改造でエンブレム部分の塗装・コーティングを剥がしてあるので一回り細くなっており、これを塗装だけで上の方との太さを合わせるのは大変でした。 分部的なコーティングや塗装は本当に苦労します。

 費用総合計 ¥26753
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) コルクに改造したリヤグリップ ・ (右の写真) 造り直したノーマルデザインのグリップ

 静岡県の方
からの依頼で、ツララ社・デビジョン社コラボロッドのEVA製グリップをコルク製グリップへと改造をした例です。

 わざわざ静岡県からあ当店までお越しになって依頼されたものです。 EVAグリップをコルクグリップに改造する事はよくある依頼ですが、このロッドはグリップエンド部が螺旋状に糸を巻いて熱収縮ゴムパイプを被せたオリジナルデザインの物である事が問題でした。 この部分も取り外さないとコルクグリップへと改造できないので、これも取り外して造り直しました。 綺麗に抜き取れれば良いのですが、それは無理なので剥ぎ取って作業してあります。

コルクグリップはノーマルのEVAと同じ様に中央部をやや細めにシェイプし、御希望により両端部分は集積コルク製にしてあります。 エンドキャップはジャストエース社のコルクとEVAで作られたラウンド型を御希望により取り付けましたが、ノーマルのエンドキャップ(FujuBEC-22)より全長が短いので、その分だけコルクグリップはノーマルのEVAグリップより少し長めに作ってあります。

 一番問題となる糸巻きグリップ部は、ノーマルと同じくコルクでベースのグリップを作り(当店で集積コルクを使用する場合もあり)、手への当たりが強すぎない様にノーマルのタコ糸より少し細めのナイロン製糸を螺旋状に巻いて接着してから熱収縮ゴムパイプを被せました。 コルクグリップ側と金属リング側の接点は微妙な溝が出来易いのですが、時間をかけて加工して純正品よりピッタリ接合する様に作製してあります。 材質的にグリップの重量が軽くなった事でロッドに先重り感が出てしまうので、ノーマルと同じ重量バランスになる様にグリップエンド内にウェイトを入れて調性してあります。

 費用総合計 ¥16893
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) リヤ側グリップをEVAに改造 ・ (右の写真) 加工が難しいグリップ

 愛知県の方
からの依頼で、新品のシマノ社バンタムのスピニングロッドのコルク製セパレートグリップをEVA製グリップへと改造をした例です。

 当店でカスタムロッド製作・ロッド改造を何本も依頼してくださる常連ヘビーユーザーの方からの依頼です。 コルクグリップが嫌いなので細めに加工したEVAグリップに改造して欲しいとの依頼内容でした。

 このロッドの問題はリールシートがFuji製の汎用ではない事でした。 一見するとFujiのVSS-16に似ているのですが、形状が異なるので市販のVSS用パーツが使えません。 その為EVAパイプから削り出すのですが、内径・外形だけでなくリールシートとの接合部の微妙なカーブを上手く削り出さねば隙間が出来てしまうので、センターグリップの作製には2時間ほど要しました。 エンドキャップに小型の集積コルク製取り付けを御希望でしたので、リヤグリップは段差が無い様に擦り合わせ加工せねばなりませんでしたがセンターグリップ作製よりは遥かに楽でしたね。 ノーマルグリップに付いていたセパレートパイプ部のワインディングチェックは綺麗に取り外すにが困難でしたが、不要との事なので切れ目を入れて剥ぎ取って作業しました。

 フォアグリップを交換するにはガイドの取り外しが必用でしたが、フォアはコルクのままでも気にならないという事なので交換してありません。 但し少しでも細い方が良いとの御希望でギリギリまで細めに削ってあります。 それ以外はブランクバット部にフックキーパ^取り付け、操作性が良くなる様にグリップエンド内にウェイトを入れて重量バランスの見直しを行いました。

 費用総合計 ¥13785
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) ベイト用に改造したロッド・ (右の写真) 改造前のスピニングロッド

 東京都のレピーターさんからの依頼で、ガマカツのトラウトロッドをスピニングロッドからベイトロッドへと改造した例です。

 この依頼者に方は今までに何度も改造依頼をしてくださる方で、一度に2~3本を送られてくる事もあるので、軽く10本以上のロッド改造をお請けしています。 今回はスピニングロッドをベイト化する改造依頼で、グリップ関係はパーツの細かいサイズ以外は概ね指定されていましたので、あまり悩む事は無かったです。 ただ、KDPSロックナットに被せるアルミパーツの指定カラーの物がパーツメーカー側にも在庫切れだったので、そこは依頼者の方に連絡を取って変更しました。 極めて難しい作業は少ないのですが、硬さにバラツキのあるコルクを全く同じ様に2本削るのは神経を使います。 ミリ単位でサイズが指定されており、ロッドメーカーの様にkンピューター制御の旋盤ではなく卓上旋盤を用いるので、サイズを秤ながら手の感覚で削り出すのは結構大変です。

 ガイドの方はスパイラルガイドにして欲しいという御要望でした。 ガイドの位置や間隔を検討した結果、バット側の3個を取り外してKTガイド1個を位置変更して再利用し、新たにKWガイド3個をスパイラルセッティングで取り付けました。 ガイドの取り付け位置が変わるので取り外し跡の問題がありますが、ブラックの塗装とクリアーコーティングの微修正で済み、をはスレッドはノーマルと同じカラーリングで巻いてあります。

 今回のロッドはリールシートにマジョーラのカラーを御希望だったので、一般的なブラックやガンメタなどと比較して1本に付き¥2000位高くなりました。。

 費用総合計 ¥77076 (1本に付き¥38538)

 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左・右の写真) 御希望のデザインのセパレートタイプへ改造した2本のグリップ

 
千葉県の方からの依頼で、メガバス社のデストロイヤー・エボルジオンF5 1/2 70Xfti スーパーディアブロ と F3 1/2 66Xfti スーパーグリフォン ステージⅡ のコルク製ワンピースグリップを、依頼者が御希望のデザインのセパレートタイプへと完全に新しい形状に造り直す改造をしたものです。

 以前に同じ依頼者の方からデストロイヤー F4 1/2 68Xfti のグリップ改造をしたことがあり、今回の2本も同じ形に改造して欲しいとの依頼でした。 ある程度の前回の資料は残っていましたが、ワンオフでパーツを削り出したりするの完成品とは多少の誤差が出ます。 前回のロッドと極力同じサイズに仕上げたいので、依頼者に方にお願いして前回改造したグリップのっ写真とサイズのデータを送って頂きました。 作業に入ってからも1~2回メールで確認して、誤差を1mm以内に納める様に作業して完成させました。

 リールシートは同じACA-16ですが塗装カラーを変えたいとの事なので、リールシート部も全て分解して取り外し、リールシート中央部位でブランク部を切断し、新たに作製したグリップに接道する方式で改造しました。 グリップのベースは外径13㎜と15㎜のメッシュ柄カーボンパイプで、これにブラック塗装されたACS-KN16型リールシートを組み込み、フォア部はKDPS16にカーボンパイプと専用リングを組み合わせてあります。 リールシートより下側は図面により指定された太さとシェイプデザインを元にEVAパイプを切削加工しました。 リヤグリップとバットエンドを繋ぐ部分の金属パーツはリールシート用スペーサーとKDPS用リングを組み合わせ、上側と下側で0.5mmの差を持たせることでリヤグリップからグリップエンドまで滑らかなシェイプになる様に仕上てあります.。 基本的に2本とも全く同じの作りのグリップなのですが、再利用したバットキャップのグリップパイプへの接合部形状が異なったので、費用に僅かな違いが出ました。

 費用総合計 2本で¥24940 (スーパーディアブロ¥26385・スーパーグリフォン¥26275)
 
 
   

   

 
☆ ロッド改造 ・ロッド修理の完成例
 (左上の写真) 同型に作り直したグリップ ・ (右上の写真) ノーマル状態のグリップ
 (左下の写真) ノーマルデザインを踏襲したグリップ ・ (右下の写真) 収縮したノーマルグリップ

 愛知県内の方からの依頼で、デビジョンのPULS #1C 7.9ftXXH を修理改造した物です。 デビジョン社のグリップはタコ糸様のものを螺旋状に巻いた上に熱収縮チューブを被せてある様な独特のデザインのグリップですが、この機種は同じデザイですが軟質樹脂の一体形成で造られているグリップでした。 この素材は熱にはあまり強くない様な説明はあったそうなのですが、職場から直接釣りに行くために朝から車に入れて仕事に行くという事を数回したところ、グリップが収縮してリールシートやワインディングチェックとの間に隙間が出来てしまったのだそうです。 EVAグリップでも収縮する事はあって以前にUFMウエダのロッドで何本か修理した例がありますが、この様な樹脂でも今年の夏の暑さでは起きる様です。

 熱収縮チューブはゴム質なので常にベースとなるグリップを圧迫する為にベースが軟らかいEVA等だと潰れて細くなって緩んでしまい、再度加熱して収縮させても同様な事が起きてしまう可能性が高く、基本的には当店では使用しない物です。 そのためにデビジョン風グリップへの改造依頼は通常お断りしているのですが、今回は修理と言う事で熱収縮チューブを用いてグリップを再生しました。 まず問題となるのがブリップのベース部で、EVAは論外だしコルクでも不安があります。 そこで潰れ難く硬さと弾力を持っている集積コルクを削り出してベースを作り、そこに紐を螺旋状に巻いてボンドでズレない様に固定し、その上から熱収縮チューブを被せました。 チューブの端は万一縮んでも下地の集積コルクグリップが出ない様に内側に折り込み、厚みや角を調整してあります。 このグリップを2個作成してからリールシート・ワインディングチェックに密着する様に組み込み接着しました。 作業の為に剥ぎ取ったバットキャップは新たに市販のEVAバットキャップを切削加工して取り付け、外見的にはグレーのグリップがブラックのグリップに変わっただけの様に仕上げてあります。 集積コルクでグリップを削り出すのは難儀ですし、このロッドはセパレートパイプ部の塗装がちょっと弱くてワインディングチェックの取り外しの際に塗膜が剥がれ易いなどの問題もあり、言葉や文章では簡単そうに思えてもかなり苦労の多い作業でした。

 今回の修理に当たって、依頼者の方には普通のシェイプデザインのEVAかコルクに変更する修理をお勧めしたのですが、まだ購入して間もない事もあってノーマルのデザインで使いたいという強い御希望に押されてお請けする事にしたものです。 万全を期して作成してありますが、もし緩みなどのトラブルが発生してもノークレームと言うお約束を頂いており、その際に再度修理する場合はは通常のEVAかコルクのグリップへと改造するというお約束もしております。 ですので、今回の修理改造例は例外的な手法によるものであり、通常の改造等ではお請けし方針なので御理解願います。

 費用総合計 ¥19775
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左・右の写真) 依頼者の方から送られてきたパーツでフル改造改造したグリップ

 
一段下の写真のロッドと同じ千葉県のレピーターの方からの依頼で、メガバスのデストロイヤーのグリップをフル改造した例です。

 カスタムパーツを発売している所の商品を御購入になられ、そのパーツを用いてグリップをフル改造して欲しいとの依頼でした。 元のグリップのリールシートを取り外す等は面倒な作業ですが、キット物のグリップパーツを組み込むだけなら難しい作業ではありません。 ですが、今回の作業はチョット苦労しました。

 このキットのグリップはガンタイプの様なデザインのカーボン製で、前後にEVAのスペーサーを組み込む構造でした。 単純に組み込むのであれば比較的簡単だと思われましたが、カーボングリップの上に熱収縮ゴムパイプを被せたいとの御要望がネックになりました。 熱収縮パイプを切りっぱなしにするのではなく、綺麗に接合部に巻き込んで欲しいとの事で、カーボン製グリップの厚みやスペーサーの精度等の関係で少々苦労しました。 

また、グリップとリールシートの間にゴールドのリングを入れて欲しいとの要望も有ったのですが、Fujiのノーマルリールシート用のリングで入手できるのが外形28㎜・27㎜・26.5㎜位なのに対し、リールシート後部の外形が26㎜だったので困りました。 幸い、熱収パイㇷ゚を被せた事でリールシートと接するグリップ部の外径が27.5㎜位になり、段差はゴムの弾力で手に強く当たらないので、26.5mmのリングを取り付ける事で何とかなりました。 規格が合わない物を組むのは基本的に不可能であり、今回の様に何とかなってもかなり苦労しますね。

 費用総合計 ¥16733

 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左・右の写真) 依頼者の方が図面に描いた御希望のデザインに改造したグリップ

 
上の写真と同じ千葉県のレピーター方からの依頼でレジットデザイン社の普通のパレートタイプのグリップを、依頼者が御希望のデザインを描いた図面にしたがって新しい形状に造り直す改造をしたものです。

 同様のデザインのロッドは他のメーカーから発売されている様で、そのデザインそっくりに改造する事を御希望だったようです。 送られてきた図面にはグリップ各部のサイズ指定がありました。 EVAグリップは切削加工で誤差.5mm位までに切削加工する事が出来ますが、問題はグリップ中央の金属リングでした。 市販のパーツには御指定のサイズのリングが無く、比較的び近いサイズで御希望のカラーがある物を探し出し、依頼者の方と相談してから取り付ける事にしました。 ただ、本来は異なる様な部位・用途のパーツなので、組み込むEVAグリップの接点部分の方を加工する必要がありました。

 エンドキャップは依頼者の方から送られてきた物を取り付けてあります。 これも市販パーツだとグリップとの接点が平面なのに対し、微妙に凹型になっていたので、ピッタリと接着できる様にEVAグリップの方を僅かに凸型に加工して取り付けてあります。

 費用総合計 ¥13655
 
 
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) グリップを作り直したロッド ・ (右の写真) 作製が難しいセンターグリップ

 大阪府の方からの依頼で、ダイワ社のバトラーリミテッドMRB-02とMRB-03のグリップを造り直したロッド改造例です。

 MRB-02の方はセンターグリップのコルクが変形して手に当たる部分が凹んでしまったので、ここを新しいコルクに交換して欲しいという御要望でした。 作業的にはリールシートより下側を完全にに分解し、新しいコルク製のグリップと取り外したワインディングチェックとバットキャップを取り付けるというものです。 通常であれば旋盤を用いてコルクパイプを加工してグリップを造るのですが、このロッドのセンターグリップパイプはコルクの中心を通っておらず、しかも断面も円ではないので素材を回転させる通常の旋盤では加工できません。 そこで非常に手間が掛かるのですが、コルクリングに少しづつセンターをずらした穴を開け、それを接着した物をヤスリとサンドペーパーを用いて手作業で加工してセンターグリップを作製しました。 リヤグリップの方は通常で、コルクパイプを旋盤で加工してあります。

 MRB-03の方はワンピースピースタイプのグリップで、これをMRB-02と同型のセパレートグリップにして欲しいとの御要望でした。 基本的な作業はMEB-02と同じですが、セパレートパイプ部をブランクその物で作製する事にしたのでブラックの吹き付け塗装をして研摩し、ワインディングチェックは市販の薄いの物を取り付けてあります。 これ以外に角が削れてしまったフォアグリップも交換しました。 本来ならガイドを取り外して作業するのですが、それだと工賃が高額となります。 そこでノーマルと同じ形状のコルクパーツを造ってから、縦に二分割した物を貼り合わせて組付ける手法を用いてあります。

 どちらのロッドもセンターグリップは9個のコルクリングを接合してありますが、コルク加工メーカーの様に機械で圧を加えるではなく手仕事なので、どうしても接合部が線として現れますし、MRB-03の貼り合せフォアグリップも接合部が線として現れます。 多少目立つ場合もありますがビルダーによる手作業ではこれが限界であり、まあ使い込めば殆ど気にならない程度ですのでお客様には御容赦願っております。

 費用総合計 ¥16460 (MRB-02)
          ¥21580 (MRB-03)

 
 
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) ワン&ハーフ方式で2ピース化改造をしたロッド ・ (右の写真) ジョイント部の状態


 東京都の方からの依頼で、ワンピースロッドのダイワ社製ハートランド疾風七弐タイプEを、バットガイドの下側でブランクを切断してワン&ハーフタイプの2ピースへとロッド改造したものです。

 公共交通機関で移動するために長いワンピースロッドでは不便という事で、以前にもハートランドZの疾風や白疾風を切断して2ピースロッドに改造された方からの依頼でした。 2ピースへの改造はブランクを切断してからでは後戻りができませんので、毎度の様に「ロッドが使い物にならなくなってもノークレーム」 の確約書を頂いたうえでお請けしました。 今回のロッドは、均等二分割のツーピース化ではなく、以前に白疾風の際に行ったワン&ハーフでの2ピースにして欲しいとの依頼でした。

 改造方法は、バットガイドの下側でブランクを切断し、ジョイント部に合う径とテーパーで丈夫なカーボンパイプを重ねてソリッド状にしてから切削研磨で微調整し、それをバットセクション側に差し込み接着しました。 バットセクションの切断部には補強スレッドを巻いてコーティングしましたが、トップセクション側はバットガイドの取り付けスレッドがその役目を果たしています。 ダイワのハーランドシリーズのブランクはバット部のテーパーが強い物が多いので、ジョイント部の太さに誤差があると緩んで抜け易くなるので、擦り合わせの切削研磨には結構時間をかけて調整しました。

 2ピースやマルチピースへの改造を安易に勧める業者もありますが、ブランクを切断する事によるトラブル発生の可能性が無いとは言い切れないので、当店ではお客様に塾考・再考して頂く様に必ずお伝えしております。 ただ今回の依頼者の方はリスクを十分に御承知で依頼と同時に「ノークレーム確約書」を送ってきてくださったので、リスク説明は簡易に済ませました。

 費用総合計 ¥6000
 
 
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 交換したトップガイド ・ (右の写真) 交換したバットガイド

 
岡山県の方からの依頼で、張りが強過ぎて軽いルアーが上手く投げれない管理釣り場用トラウトロッドのガイドを交換し、自重によってキャスト時にロッドが曲がり易くする事で軽量ルアーに対応できる様にした例です。 

 管理釣り場用のトラウトロッドでルアーウェイトが1.8g~と表示されているのですが、高弾性カーボンのブランクにアジングロッドに使う様なサイズのトルザイトリングのチタンフレームガイドが搭載されているものでした。 振った時に感じはパキパキ・シャキシャキ・ビンビンと言う表現が合っており、一般的なバスロッドのライトクラスより張りが強く硬い位でした。 正直な感想としては、3.5gクラスなら何とかなるが1.8gクラスではバックスイング時にロッドが曲らないので、反発力を生かせずに遠心力で投げるしかないロッドでした。 そこでガイドのサイズを上げるだけでなく・材質的にも重くし、自重によってバックスイング時にロッドが曲る様にする事により軽量ルアーをロッドの反発力でキャストし易くするロッド改造をしました。

 このロッドは2ピースの6ftで、ノーマルのガイドはトップからT-KGTT3.5、以下T-KGTG3.5・同3.5・同4・同5、T-KLTG6L、T-ATTG10・同20の8個設定でした。 これをステンレスフレームのS.I.C.リングでサイズも上げる事にし、トップからPLGST4.5、以下PKTSG4.5・同4.5・同5・同5.5、PKLSGL6L、PKLSGH10H・同20Hに変更し、ガイド位置は変えずに元の位置に取り付けました。 これによりロッドの自重が僅かですが増し、振っても棒の様で殆ど曲らなかったものが、ロッド単体で振ってもある程度撓って曲る様になってくれました。 またバット側のガイドがATガイドの10・20からKLHの10・20になった事によりガイドの背が少し高くなり、リールから放出されたラインがガイド部で折れ曲がって角度が付く事による抵抗が緩和され、より軽量ルアーでも投げ易くなりました。 もっともブランク材質の特性やパワーその物が変わるわけではないので限界がありますが、少なくともノーマルよりは軽量ルアーが使い易くなった事には間違いありません。 (お客様には使い易い別物になったと大変喜んで頂けました)

 ロッドはブランクの材質・テーパー・肉厚・長さ・取り付けるガイドの機種・サイズ等が総合されて出来上がるもので、どんな高性能な材料・パーツでも組み合わせが用途に向かなければ意味がありません。 簡単に言えば、GP世界選手権用の超高性能レーシングバイクよりも、住宅街の裏道で新聞配達に使うのならば原付スクーターの方が優れている様なものです。 高弾性・小型軽量・超高感度などのメーカーの謳い文句も、???の場合が結構多いので気を付けて頂きたいものです。

 費用総合計 ¥15475 
 
  
       
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 延長してデザイン変更したグリップ ・ (右の写真) 延長したグリップコルクの状態

 
大阪府の方からの依頼で、シマノ社のワールドシャウラ1653のグリップを延長し、同時にシェイプのデザインも少し変更した例です。

 依頼者の方のワールドシャウラのグリップ改造は以前にも行なっているのですが、前回と同じく御自身で用意されたコルクリングを利用して改造してj欲しいという依頼でした。 必要に応じて元のグリップのコルクは半分くらい剥がし、新たに接合するコルクは滑らかなシェイプのデザインに変更して欲しいとの要望もありました。 まずは完成後の形状をイメージして元のコルクを剥がす部位を決めます。 重要なのは新しいコルクと接合するコルクの切断面で、グリップパイプに対し直角で断面を滑らかにせねばならず、ここで手を抜くと接合時に綺麗にならないので気を使います。 経験のない方だと想像できないでしょうが、コルクパイプの内側はかなりの凸凹があり、グリップのコルクを剥がすしとその凹凸に入った接着剤が塊となって付着しています。 これを綺麗に剥ぎ取らないと、やはり後の作業で綺麗に作れないので、見えない部分ですが手抜きはできません。

 分解の下ごしらえが済んだらグリップパイプに延長用のカーボンパイプを被せ、バットキャップを取り付けた際に御希望の長さになる様に調整します。 次に新たなコルクグリップの作製で、延長した完成時の長さから計算して依頼者から送られてきたコルクリングを12個使って作りました。 センターの穴に合わせてリングを1個ずつ丁寧に接着してパイプ状にし、延長用カーボンパイプに合わせて内径を広げ、それを旋盤で切削加工します。 切削加工したコルクパイプを仮組しては微調整の加工をし、ほぼピッタリ位になった物を接着します。 更にサンドペーパーの手仕上げで元のコルクグリップとの接合部が判らない様に滑らかにしながら少しずつ整形し、その後コルクパテで穴を埋めて研磨します。 最後にバットキャップを取り付ければ完成ですが、構造上コルクグリップのエンド部の内径を広げるだけでなく、一回り太くなった延長パイプに取り付ける為にバットキャップその物も加工せねばなりません。 コルクとエンドキャップの間にあった集積コルク部は再利用して欲しいとの要望もあったので、地味に手間が掛かりました。 見た目の派手さは無い改造ですが、工業的な技術屋というよりも工芸的な職人仕事でした。

 下記に費用ですが、コルクリングはお客様が用意された物なので、その分の材料的な費用は入っていません。 ただ持ち込みパーツ使用の場合は工賃が少し変わりますし、リングを接合する作業があるので市販のコルクパイプ用いるのと差は大きくないと思います。

 費用総合計 ¥11675
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) セパレートに改造したグリップ ・ (右の写真) セパレートのリヤグリップ

 
徳島県の方からの依頼で、デビジョンとツララのコラボロッドであるリミックス79のグリップをセパレート化した例です。 太いグリップを細めにしてセパレート化して欲しいという要望で、同じデビジョンのセパレートグリップロッドの様な形状への変更依頼でした。  ビジョンの糸巻の上に熱収縮パイプを被せる構造のグリップは作成可能ですが、熱収縮ゴムパイプは長年の使用で緩み等の問題が起きる事があり、また使用する人の手の大きさ・握り方の癖・右利きor左利きで糸の巻き方を変えなければ握り難く感ずる場合もあるとも考えられるので、当店では通常はロッドの改造やカスタムロッド作製において採用していません。 その為、基本的には同じ構造のグリップが取り付けられているデビジョンのロッドの修理・改造の場合のみ作成しております。 

 元のグリップの写真は載せてありませんが、セパレートグリップの様にグリップを握る部分が糸巻きした上に熱収縮ゴムパイプを被せてあり、その間はストレートのEVAで作られていました。 握る部分も基本的にストレートで、そこに糸巻きして熱収縮ゴムパイプを被せてあるので握った感触が太く、手の小さい方には扱いにくいと感じました。 そこでリールシートから下部を完全に分解し、握る部分は熱収縮ゴムパイプを被せても潰れて痩せにくい集積コルクでベースのグリップをシェイプして削り出し、その上にナイロン製の編み糸を螺旋形に巻いて接着してから熱収縮ゴムパイプを被せてあります。 ノーマルのロッドのグリップベースはEVAだったので潰れて痩せ易いと心配になるのですが、先日別の方からの依頼で改造したデビジョンとツララのコラボロッドでは当店が行うのと同じように集積コル機でベースグリップが作られており、新しい物だと材質が変更されているかもしれません。

 今回のロッドの改造で大変だったのはセパレートパイプをメッシュ柄のカーボンパプにして欲しいという要望でした。 元のグリップパイプが細ければ上にメッシュ柄カーボンパイプを被せれば良いのですがグリップパイプの太さが約16.5㎜だったので、市販では被れる事のできる径のメッシュ柄カーボンパイプがありません。 そこでセンターグリップ部の中央でグリップパイプを切断し、外径17㎜のメッシュ柄カーボンパイプを接合しました。 接合部には内側に極肉厚のカーボンパイプを差し込み、外側にはアルミパイプを被せてジョイント材兼補強材としてあります。 外側のアルミパイプの径に合わせてセンターグリップを作っておいたのですが、集積コルクの厚みが薄くなったことで熱収縮ゴムパイプに圧迫され、、ピッタリサイズにしておいたのに組付ける際は内径が狭くなって入れ難くなったいました。 想定した事でしたが、やはり熱収縮ゴムパイプは便利な面盛るが厄介な材料ですね。 その他の細かい点として、グリップ端のワインでキングチェックは黒いアルミ製の物の縁を削ってシルバーのラインを入れた事、エンドキャップをノーマルのごむせいBRC-22からジャストエースのアルミとEVAで作られたREC-37ABK12に変更し、その分エンド部が軽くなってバランスが悪くなっらのを補正するウェイトを内蔵させました。

 冒頭で述べた通り通常は糸巻きして熱集収縮ゴムパイプを被せるグリップを作製しませんが、同構造のデビジョンやツララのコラボロッドのグリップの修理改造であればお請けしますので、その場合は御相談ください。

 費用総合計 ¥20950
 
 
   
ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 折れロッドの接合修理部 ・ (右の写真) トップ部折れの修理部

 岐阜県の
方からの依頼で2本の折れたロッドの修理し、1本はベリー部のガイド付近で折れたのを接合修理したもので、もう1本はトップ部の折れた部分にトップガイドを取り付ける方法でのロッド修理をした物です。

 左の写真のロッドはエバーグリーン社のカレイドTKIC-66M-BKで、6番ガイドの直ぐ下側で完全に断裂していました。。 断面はかなり裂けて部分的に欠損している酷い状態だったので、まずはガイドを取り外して上側約8㎜・下側15㎝を切除し、ジョイント材として削って太さを調整したソリッドカーボンを前後3㎝ずつ差し込み接着しました。 外側にはピッタリ内径に調整した長さ2.5㎝位のカーボンパイプを厚みが極力薄くなる様に削ってから被せて接着し、その上にスレッドを巻いて補強してからコーティング、更にその上にマットブラックの塗装を施しました。 その接合部に外したガイドを取り付け、ノーマルと同様のスレッドで巻き上げてあります。 6番と7番のガイド間隔が狭くなりましたが大きな影響が出る程ではなく、補強によって曲がり難くなった接合部もガイド取り付け位置なのでアクションへの影響も少なければ外見的にも目立たない様に仕上げる事ができました。 折れたロッドを接合修理するとアクション・強度・外見に問題が生じますが、折れた部位によっては実用的に問題の少ない修理が可能な事もあるという例です。

 右の写真はツララのGlissondo76で、トップ部の1番ガイドから6㎝位上で断裂しており、折れたトップ部は紛失しているものでした。 トップ部が紛失している事もありますが、ロッドの先の方の折れ修理は接合が向かないので、折れた部分にトップガイドを取り付けました。 新たに取り付けたトップガイドはT-MNSTで、1番と2番のガイド位置を変更してあります。 写真の爪楊枝で差示している位置が元のガイド位置です。 この修理方式だとロッドが短く・硬くなりアクションも変わりますが、元々その様なロッドだと考えるならば強度的にも全く問題ありません。 限度がありますが折れたのがトップガイドと1番ガイドの中間位なら何とかなる事が多く、用途は多少変りますが十分実用になるロッドとして使えます。 問題になるのは外したガイド跡で、ブランクの塗装剥がれが起きたりするので処理が大変な場合があります。 このロッドも酷くはないですが僅かに塗装剥がれが発生し、目立たぬ様にする着色と表面の樹脂コーティングで対応してあります。 ガイドの間隔のバランスを考えるとガイドをもう1個位置変更したかったのですが、同時に2本修理するという依頼者の方の予算的都合もあって3番ガイドの位置変更はしませんでㇾした。 それでも事情を知らない人なら気付く事が無く、実用には十分な程度に仕上がっています。

 折れたロッドを元通りに直す事は物理的に不可能なので、ロッドメーカーも折れたロッドを保証書で直す場合は修理ではなく交換になります。 ですので、折れたロッドの修理は何とか実用で使える形にすると言うものであり、折れた部位や状態によっては修理不可の場合も多くあります。 修理のお問い合わせに在っては、現物を持って来店していただくか、状態が良く判らる写真を何枚か送って頂かなければ判断できませんので、宜しくお願い致します。

 費用総合計 左の写真 ¥5700、右の写真 ¥5285
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 再生ロッドのグリップ部 ・ (右の写真) 異なるロッドのブランク・グリップの接合部


 下の写真に続き、ブランクが折れたりグリップが破損した処分品ロッドのパーツを再利用し、本来なら廃棄処分となるパーツを組み合わせて新たなロッドへと修理・再生した例です。

 上側の写真は折れたシマノのロッドのグリップに、ノースフォークコンポジット社製MB661-1(IM)を用いて当店で作成したカスタムロッドのグリップが完全破損して処分される予定だった物からブランクだけを組付けてあります。 ガイドは折れたロッドのオーナー様が新たに造るロッドに再利用をされたので、トップガイドは新品ですが他は中古ロッドから外した状態の良いガイドを取り付けました。 接合部に新たな金属リングやカーボンパイプを用いましたが、基本的には中古パーツで構成されています。 全て新品のパーツでカスタムロッドを作製すると6万円位はするのですが、程度の良い再生ロッドをお手頃価格で販売したいのでほぼ工賃の安価に設定しました。
 下側のロッドは折れたジャッカルのロッドのグリップに、リールシートが破損して使用不能になったアブガルシア製ファンタジスタFDNC68M MGSのブランクを接合した物です。 こちらはグリップとブランクの接合が比較的楽だったですが、ガイドスレッドのコーティングにヒビ割れがあったので全てそれは補修しました。 こちらもガイド補修工賃と壊れたリールシートを剥ぎ取る工賃+α程度の価格にしてあります。

 異なるロッドのブランクとグリップを接合するには接合部の径が上手く合っていないと無理なので、どんなロッドでも可能な再生改造ではありません。 紹介したロッドは状態の良い実用品へと再生して販売する物ですが、折れたロッドやグリップが壊れたりしたロッドを何本もお持ちの方であれば、それらを利用して再生ロッドを造れる可能性がある事をお知らせしたくて掲載しました。
 

 費用総合計 (上のロッド)¥12000、(下のロッド)¥8500


 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 再生ロッドのグリップ部 ・ (右の写真) 異なるロッドのブランク・グリップの接合部


 改造・修理において市販のパーツだけでは対応できない場合があり、ブランクが折れたりグリップが破損した処分品ロッドのパーツを再利用する事があります。 その為に当店では廃棄処分となる様なロッドをある程度保管するのですが、その中から使えそうなパーツを組み合わせて新たなロッドへと修理・再生した例です。

 写真のロッドは、ブランクがダイワのブラックレーベルBL-PF772XHFRで、これをメガバスのデストロイヤーF7-711Xセブンイレブンのグリップを改造した物に接合した物です。 ブラックレーベルの方はバットガイドが変形して外れており、ブランクには擦り傷が何箇所もあってグリップのEVAがボロボロという状態でした。 まずバットガイドを変形を修復して付け直し、ブランク全体をエポキシ樹脂で薄くコーティングして擦り傷を多少目だな無くする処理を施しました。 このブラックレーベルは印籠継ぎでグリップ着脱する構造だったので、リールシートとグリップパイプを削り取って印籠継ぎのジョイント材を取り外しました。

 セブンイレブンの方はグリップの状態が良好なのにブランクの中央部分で折れていたので、まずリールシートの数㎝上でテレスコピックのバット部を切断。 切断したグリップにブラックレーベルのジョイント材が差し込める事を確認し、同時に全体の重量バランスをチェックした結果からグリップの延長を決めてEVAリヤグリップ部を分解。 以前に作成したカスタムロッドの壊れた物からFujiのゴム製バットキャップBRC-22が付いているグリップエンド部を切り取り、長めに切削加工したEVAグリップに交換してリヤグリップパーツを作製し、これを補強材を介してを組付け。 ブラックレーベルのジョイント材は太さ調整してからグリップに差し込み接着し、リールシートから出ているセブンイレブンのブランク部には補強の為にスレッドを巻いてコーティング。 これでロッドとして使用可能となったが、デザインがイマイチに感じたのでセブンイレブンの太くズングリしている形状のフォアグリップのEVAをシャープに切削加工して完成。

 グリップ着脱機能を維持したままグリップを交換し、そのグリップを延長した事で全長7ft11in位に仕上がって重量バランスも良くなり、本来のフィリッピング用にだけでなくビックベイトやディープクランキング等にも使い易くロッドへと再生できました。 今回のロッドは新品のパーツがリヤのEVAグリップのみだった事と、試験的な改造・再生の意味もあったので、作業工賃を安めに計算して下記の価格で販売用に店頭に並べました。
 

 費用総合計 ¥9500

 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) グリップを作り直した2本 ・ (右の写真2枚) 修理前の破損した1本のロッド


 栃木県の方からの依頼で、ダイワ社ハートランドのリールシートが破損した白疾風と、もう1本の柳龍のグリップを完全に造り直してカスタムグリップ化したロッドの改造・修理例です。

 白疾風のリールシートはダイワ独自の物なのですが材質的に硬いけど脆いという特性があり、このところ修理する例が続いていますね。 その為、当店でのロッド修理・ロッド改造例を御覧になった方からの依頼で、同じ様にFuji社製の市販リールシートのPTS-MJK17を用いてコルクとEVAコンビネーションのセパレートグリップへと作り直し。 もう一本の柳龍は壊れてはいないのですが、デザイン変更の為に同じPTS-MJK17型リールシートを用いてシェイプしたワンピースのEVA製グリップへと作り直しました。

 白疾風の柳龍も完全にグリップを分解し、コルク・EVAパーツは全て削り出して組み付けました。 白疾風のリールシートはマタギ社塗装のでビンテージプラチナで、バットキャップと金属パーツは追加したリールシートのスクリュー部先端のワインディングチェック以外全て再利用し、柳龍のリールシートは同じくマタギ塗装のブラックシャークスキンで、バットキャップは再利用しましたがフォアの金属パーツは全て新しい物を組み込んであります。 作業的には毎度リールシートの取り外しが手間ですが、今回はサイズ・形状の関係でフォアグリップのワインディングチェック取り付けの為のパーツ加工に悩みました。

 柳龍の方はガイドスレッドのコーティングが劣化していたので全部巻き直す作業依頼もあり、バット部のダブルフットガイドが簡易的ダブルラッピングだったこともあって、このガイドの付け直し費用が結構かかりました。 グリップに関しても いろいろ手間な部分があって最初の見積もりよりアップしてしまい、申し訳ないので今回かかった下記費用は少しさー^ビスした金額となっています。

 費用総合計 白疾風 ¥24827
 費用総合計 柳龍   ¥32523 (グリップ造り直し¥23093 ・ ガイド付け直し¥19523)
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) リールシートを交換修理したもの・ (右の写真2枚) 修理前の破損したリールシート


 大阪府の方からの依頼で、ダイワ社ハートランド疾風の破損して全くリールを取り付ける事が出来なくなったリールシートを、Fuji社製のリールシートに交換するロッドのグリップ修理をし、カスタムグリップへとロッド改造したとも言えるす例です。

 このロッドのリールシートはダイワ独自の半透明でカッコ良い物なのですが、材質的に硬いけど脆いという特性があるので破損による修理依頼が時々あります。 力の加わる部位の破損なので補修程度の数理では何ともならないのでリールシートを交換修理する事にしました。 同じ型のリールシートをダイワから入手する事は不可能なのでFuji社製の市販リールシートを用いる事にし、ロッドの全体的イメージを考えてPTS-MJK17を採用しました。 リールシートカラーは依頼者の御希望でマタギ社が塗装するC調ブルーです。

 修理費用は可能な限り抑えたいという事で、既存のリールシートを取り外してから中央部でロッドを切断し、新たなリールシートの上下からブランク側とグリップ側を差し込み接着する工法を採用しました。 マタギ塗装のPTSはスペーサーパイプが付いていないので、メッシュ柄のカーボンパイプを挿入接着し、これにブランク側とグリップ側を差し込む構造になっています。 一般的なリールシートのエンド側はブランクに対して直角ですが、このダイワのリールシートは斜めなのでグリップのEVA部を直角になる様にカットせねばなりませんが、少しでも角度が付くとリールシートとの間に隙間が出来るので結構気を使う作業です。 接合も接着剤を塗ると内部の空気が抜けずに押し戻されてしまうので、簡単そうに思える作業ですが意外と大変です。 空気の抜け道を確保する必要があり、接着前に十分な下準備加工が必要となります。

 フォア部のはノーマルのデザインに近いイメージになる様にEVAパイプ切削加工して作り、先端の金属リングはノーマルの物を再利用しました。 ただ再利用するにも色々とパーツの加工が必要なので、どの様な構造にするかを考えるのに頭を使いました。

 費用総合計 ¥17102
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
 (左の写真) ベイトロッドへの改造後 ・ (右の写真) 改造前のスピニングロッドの状態

 
何度も改造の依頼をしてくださっている東京都の方からのご注文で、ロデオクラフト社製のスピニングロッド3本(63BL・63XX・63XXX)をベイトロッドへと改造した例です。 機種ごとにパーツのカラーが少しずつ異なるので、3本同時進行で作業する際に間違えぬ様に少々気を使いました。

 この依頼者の方は毎回パーツの種類・カラーと各部のサイズを指定した図面をお送りくださるので、グリップに関してはサイズ関係で指定のないパーツのみ当方で選択した他は基本的に指定に合わせて作成してあります。 毎度の事なのですが、ウッドと金属で構成されたスピニング用リールシートの取り外しは手間の掛かる作業で、グリップパイプにブランクを差し込み接着してある構造とはいえ細くて薄いカーボン製のパイプを破損させぬ様に細心の注意が必要です。 今回も構造上の作り易さや強度の問題で、グリップパイプの上に一回りカーボンパイプを被せて補強したり、KDPSに被せる金属パーツの接着面が少ないので接着面を荒く加工して食い付きをを良くする等、長年の使用に耐えられる様に配慮してあります。

 ガイドはトップガイドを含めたトップ側をなるだけ多く残し、Kガイドを用いてスパイラルセッティングに仕上げて欲しいとの要望でした。 ベリーからバット部のスピニング用の背の高いガイドを3個外し、T-KTSG6(63XXXのみ5.5)、T-KWSG6・同8・同10の4個をノーマルと同じカラーのスレッドで巻いて取り付け、左巻きリール用に60度ずつの右捻りでセッティングしてあります。 この種の改造で一番の問題はガイド取り付け位置が変わる事に良いる取り外し跡ですが、今回はブランクのコーティングが酷く剥がれたので、元のガイド跡にコーティングを施す処理をしました。

 費用総合計 ¥97175 (63BL・63XX 各¥32410、63XXX ¥32355)

 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 造り直したグリップ全体像 ・ (右の写真) バット部のシェブロンラッピング
 高知県の方からの依頼でツララのグリップサンド90のグリップを依頼者の御希望のデザイン形状に作り直した例です。 

 セパレートタイプのリヤグリップをシェイプされたEVAグリップにして、エンド部のみ集積コルクのラウンド型EVAバットキャップに交換。 フォアグリップレス仕様からEVA製フォアグリップ付きにして、バット部のファイティンググリップを取り外してダイヤモンドラッピングの様なクロスラッピングの飾り巻きをを施して欲しいとの要望でした。

 リヤグリップ側の改造は然程難しくはありませんでしたがシェイプの中心位置や太さの指定があり、グリップパイプが太いのでEVAの厚みを2.5mmと薄くなるまでシェイプしたために削る際も組み込む際も多少気を使いました。 バットキャップは御希望の様な物が市販パーツに無いので、EVA製バットキャップをベースに集積コルクブロックを削り出した物を接合して作った物を組み込んであります。

 フォアグリップの取り付けはリールシート上部の金属リングを外す際にリールシートを傷付けぬ様に気を使いましたが、これも外してしまえば後は特に難しくはない作業でした。 タコ糸を巻いた上に熱収縮パイプを被せたファイティンググリップの取り外し自体は簡単なのですが、飾り巻きを施す為にブランクを傷付けぬ様に注意して接着剤を剥がし、更に元の製造時に付いた表面の傷もコンパウンド研磨で目立たなくするなど結構手間取りました。 飾り巻きのクロスラッピングにはスレッド交差部が菱形になるダイヤモンドラッピングと矢羽根型になるシェブロンラッピングがあり、御希望デザインのサンプルとして送られてきた写真がシェブロンの方だったのでシェブロンラッピングで巻き上げました。 スレッドはメタリックのディープブルーとパールの2色を用い、シンプルですが青みがかった綺麗なカラーリングで、これをダブルクロスで巻き上げてブランクの上下左右に交差部が現れる様にしてあります。 一つのラインにスレッドを20本巻いてあるので、計80回螺旋状にスレッドを巻き上げてあります。 これを綺麗に揃えて巻き上げるのも大変ですが、端を止めるスレッド巻きを失敗すると全滅になるので端止めの方が気を使いますね。 当店ではコーティングに塗り難いが粘度のの高い樹脂を用いて1度塗りで厚く仕上げる事を得意としてますが、クロスラッピング部は凹凸の差が大きいので2度の厚塗りをして処理してあります。

 費用総合計 ¥22340
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 新たに作ったナット部 ・ (右の写真) 作り直したリヤグリップ

 
青森県の方からの依頼で、シマノ社製エンカウンターのリヤグリップのデザインを依頼者の御希望の形状に作り直したグリップのカスタム例です。 

 リヤグリップのEVAを短いストレートのタイプにして、可変バランサーウェイトを取り付けて欲しいとの要望でした。 元のEVA製リヤグリップを外すと接着剤の跡などの問題があり、塗装やスレッド巻きコーティング等の方法も考えられましたが作り直して欲しいとの要望でした。 そこでセパレートパイプを切断し、リールシートの下側に取り付けられているリップスティック型ワインディングチェックの中ほどまでパイプを削り取ります。 そこに新たなセパレートパイプとなるメッシュ柄カーボンパイプを差し込み、内部には補強を兼ねたソリッドカーボンをジョイント材として挿入接着してあります。 新しいリヤグリップは、御希望のスリットを3本入れてEVAパイプを削り出し、エンドキャップはマタギ社の可変ウェイト式バットキャップのWBC-2を取り付け、内部に補助用のウエイトを内蔵させた上に調整用ウェイトプレート2枚を付けました。

 機能的にはナット部を変える必要性はないのですが、これもデザイン変更で新たに作成しました。 御希望のデザインに合わせて3種類の金属リングとカーボンパイプ。EVAパーツを組み合わせ、このEVAパーツにもスリットを3本入れてあります。 この部分にスリットを入れると溝の部分はEVAが非常に薄くなるので、削り過ぎないようにするだけでなくKDPS(パイプ付きナット)と完全に一体化するように一工夫しました。

 費用総合計 ¥21105
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 修理し完了したジョイント部の状態 ・ (右の写真) 割れて完全に破損したジョイント部

 
新潟県の方からの依頼で、GクラフトのシーバスロッドMWS972PEのジョイント部が割れて完全に破損してしまったものを、何とか使用できる様に別のブランクの一部を使って修理した例です。 

 ジョイント部の破損修理の依頼は時々あるのですが、殆どの場合はヒビ割れの為に補強修理で何とかなります。 ところがこのロッドは完全に割れており、通常で考えれば修理不能でした。 確実なのはトップセクションのみをメーカーからパーツ購入する事ですが、既に生産されていないのか入手が困難な様なので依頼なさってこられたものです。 2ピースロッドなどはジョイント部にスレッドを巻いてコーティングする方法で補強するのが普通ですが、このメーカーのロッドはメッシュ状のカーボンを1枚被せて厚みを持たせてある構造です。 当然メーカーでは強度テストをしているのでしょうが、過去に同メーカーのロッドのジョイント部破損の修理を何本もしているので、使用状況によっては十分な強度が保てないのだと思えますね。

 修理作業は折れたロッドなどから切り取って残してあるブランクの素材の中から、バット側のジョイント部にピッタリ合う物を探し出す事から始めました。 径とテーパーが合いそうな物を探し出しては少しずつ切断して径が合う様にし、接合してガタつきが無いかを無いかを確認する作業を何度も繰り返してサイズ合う物を見つけ出すのです。 同じマンドリル(芯金)から作られた物は存在しないので、完全にピッタリ合う物は当然ありませんが、運良く極めてピッタリと言っても良いほどのブランクを見つける事ができました。 次に割れた部位から少し上のガイドを取り外してブランクを切断し、見つけ出したブランクを切断した部分と同じ長さにカットします。 あとは折れたロッドの修理と同様にソリッド状のカーボンを芯に入れて接着接合し、薄く削ったカーボンパイプを上に被せて補強。 継いだ部分の全てにスレッドを巻いて薄くコーティングしてからガイドを取り付け、更に全体をコーティングして新しい接合部を作り上げました。

 説明だけなら簡単ですが、合うブランクを見つけ出すのが大変です。 今回は偶然ピッタリサイズが見つかり修理できましたが、次に同じ様な修理依頼があっても上手くいくという保証はない修理例です。

 費用総合計 ¥12361
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) フル改造したグリップ ・ (右の写真) エンブレムを利用して作ったエンドキャップ

 
長野県の方からの依頼で、エバーグリーン社のヘラクレスHCSC-69Hのフリップを依頼者の方の御希望に合わせてコルクグリップの全く異なったデザインへとフルにグリップ改造した例です。

 御依頼内容はリールシートをブラウンカラーのPTSに変更し、全体のイメージはシマノ社のワールドシャウラの様な端が集積コルクになっているコルクグリップにして欲しいとの内容でした。 更にノリーズNEWロードランナーやシマノNEWスコーピオンの様にグリップ中央部にリングを入れたいのでヘラクレスのエンド部のリングを移植し、バットキャップを一般的なゴムの縁取りがあるタイプに変更すると同時にノーマルバットキャップのエンブレムを移植して欲しいとの要望もありました。

 このロッドはグリップにブランクが差し込み接着してある構造なので、グリップを分解して外したブランク部を新たに作成したグリップに差し込み接合する事にしました。 リールシートはダブルナット仕様のPTS-MJK17にマタギ社で塗装させ、タッチ部になるインナースペーサーに外径16㎜のマッシュカーボンパイプを用い、グリップ部用の外径14㎜のカーボンパイプをリールシート内部で差し込んだブランクと接合する構造で作成してあります。 各コルクパーツには集積コルクを両端に張り付けてから切削加工し、フォアグリップには元のグリップから移植したワインディングチェックを取り付け。 リヤ側は中央部に移植して取り付けるリングの径が25㎜と太いので、接合部の誤差を0.1~0.2mm位になるくらい慎重に集積コルク部を削ってグリップのシェイプ感を少しでも出す様にしてあります。 苦労したのがエンドキャップで、パーツの構造的に市販のエンドキャップへエンブレムだけを移植できません。 そこでFuiのゴム製BRC-19を削って造ったたパーツとエンド部用幅広リングを使ってエンドキャップの外側を作り、ヘタクレスの金属製エンド部を埋め込んで新たなエンドキャップを作製してを取り付けました。

 写真には写っていませんが御要望によりトップガイドをT-MNST55に変更し、重量バランスを取って操作性と感度UPの為にバットエンド内に12gほどのウェイトを内蔵させてあります。 外見的にはシンプルなデザインですが、改造にかなりの手間と時間が掛かったロッドでした。

 費用総合計 ¥35763
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 普通のセパレートタイプへ改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前のグリップ

 
千葉県の方からの依頼で、メガバス社のデストロイヤーF4 1/2 68Xfti のフランジブリッジ式セパレートグリップを、普通のセパレートタイプにすると同時にリールシート等も完全に新しい形状へと変更するグリップ改造をしたものです。

 今回の改造は元のグリップがフランジブリッジ付きセパレートタイプであったこともあり、リールシート部を分解して取り外したブランク部を新たに造ったグリップに接道する方式で改造しました。 新たなグリップの基本的なデザインはロッドと一緒に送られてきたサイズの指定も書かれた図面を元にしてあります。 グリップのベースは外径13㎜と15㎜のメッシュ柄カーボンパイプで、これにブラック塗装されたACS-KN16型リールシートを組み込み、フォア部はKDPS16にカーボンパイプと専用リングを組み合わせてあります。 リールシートより下側は図面により指定された太さとシェイプデザインを元にEVAパイプを切削加工しましたが、リヤグリップとバットエンドを繋ぐ部分の金属パーツをどうするかで悩みました。 最終的にはリールシート用スペーサーとKDPS用リングを組み合わせてあり、上側と下側で0.5mmの差を持たせることでリヤグリップからグリップエンドまで滑らかなシェイプになる様にしてあります。

 実はエンド部側の事に集中しすぎてしまい、リールシートの先端に金色のリングを付けて欲しいとの御要望を忘れて組み上げてしまいました(汗)。 ですが、KDPSにカーボンパイプを被せたフォア部に殆ど隠れてしまう箇所だyたので、リング無しでも問題ないと依頼者の方からお許しを頂いて助かりました。

 費用総合計 ¥24940
 
 
   
ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) ソリッドティップ化した修理 ・ (右の写真) 修理前の破損した状態

 岐阜県の
方からの依頼で、折れたロッドのトップセクションをソリッドティップ化する工法でのロッドの修理をした例です。

 このロッドはダイワのエメラルダスST83MLで、3~4番ガイドの間で折れてしまった物の修理依頼です。 2ピースロッドなのでトップセクションのみを購入するも考えられたそうですが、予備ロッドとして使える程度で良いので修理したいとの事でした。 最初はアクションの影響などがあっても構わないという事なので補強接合するという方針だったのですが、ソリッドティップ化しての修理を提案したところその方式に御希望が変更となりました。 問題は接合部のブランク内径と、それに合うソリッドティップの接合部外径・長さ・パワーの物が存在するかでした。 4番ガイド部で接合する事を前提にして、まずは破断部の外径・内径から4番ガイド部の内径を推定します。 候補に上がったのがジャストエース社製ソリッドティップのST400MHで、長さは2in程短くなるが接合部はほぼピッタリで、パワーも表示上では2ランク上になるのが実質1ランク変わらないと感じられたので、依頼者との相談の上でそれに決定しました。

 作業的には4番ガイドを外してからブランクを切断し、そこにソリッドティップを差し込み接着します。 ある程度の補強をしてから外したガイドを付け直しますが、見た目重視で十分な補強をしなかったりすると使用中にソリッドティップが抜けてくる事が起きやすいです。 実際に補強を十分にせずに外見的にソリッドティップロッドとは見えないと宣伝していたマーカー物のロッドで抜けるトラブルが何件もあり、当店でも何本か接合し直す修理をしています。 折れたロッドのティップ部からガイドを全て取り外して、ガイドフレームに付着しているコーティング樹脂を綺麗にj剥がします。 その後ガイドの取り付け位置を検討し、ノーマルのロッドと同じカラーリングでスレッドを巻いてコーティングして完成です。 再利用するガイドで問題になるのがトップガイドの差し込みパイプ内径で、合わない場合は適合サイズの新品に交換せねばなりません。 今回はガイドのパイプの方が一回り太かったので、ソリッドティップの先端に細いスレッドを一巻きして太くして取り付けてれたので余分な費用を掛けずに済みました。。

 費用総合計 ¥12374
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 延長とセパレートへと改造したグリップ ・ (右の写真) 小型化したガイド

 
和歌山県の方からの依頼で、ワールドシャウラ・ブルータイプ1631FF-2というロッドを、カヤックに乗ってライトジギングやタイラバを扱うのに向くロッドへと変更したいとの御要望で改造した例です。

 ロッドのグリップは脇に抱え易い様に延長すると同時にセパレート化が御希望でした。 デザインの見本となるロッドの写真と各部の長さの詳細希望も連絡頂いていたので、それに基づいて作業しました。 まず、エンドキャップを取り外してからセンターグリップ用に9㎝程残してコルクを剥ぎ取り、グリップ内部のカーボンパイプの上にセパレートパイプ部を兼ねた綺麗なメッシュカーボンパイプを被せて延長。 リヤグリップ用は御希望の長さにカットしたコルクパイプの両端に集積コルクを貼り付けてから切削加工した物を取り付け、センターグリップ側にも集積コルクを貼り付けて加工。 セパレートパイプ部との接点はゴールドのパイプリングを取り付けてからガイド部と同じカラーのスレッドを巻いてコーティング。 最後に外したエンドキャップを再取り付けしてグリップ側の改造は完了です。 意外に面倒なのがエンドキャップに関わる作業でで、取り外しとゴム製の本体部分に残った接着剤を剥ぎ取って綺麗に再取り付けできるように処理するのが結構大変です。

 ガイドは小径化して数を増やしたうえでスパイラル化が御希望でした。 ノーマル状態はトップガイドがFSTのサイズ6で、以下LSGタイプとLNSGタイプを組合わせた9個設定のニューガイドコンセプトでした。 お使い予定のPEラインとリーダーの太さを考慮し、相談の上でトップガイドサイズは5と2ランク小型化する事に決定。 バットガイドのT-LNSG12はそのまま残して、他のガイドは全て取り外し、トップはT-LGST5、以下T-KTSG5×4個・同5.5・同6・同7と、取り外したT-LNSG8・同10を組合わせた11個設定とし、左巻きリール用に60度ずつの右捻りでスパイラルセッティング。 ガイドスレッドはノーマルの様にメタリックの濃いブルーをメインにシャンパンカラーの縁取りラインを入れて巻き上げてあります。

 費用総合計 ¥33841
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
 (左の写真) ベイトロッドへの改造後 ・ (右の写真) ノーマルのスピニングタイプの写真

 
岐阜県の方からの依頼で 、「GT-WWW72MLS B-SPEC」という、ファイブコア社オリジナルのジャストエースWILD WHIPシリーズのスピニングロッドをベイトロッドへと改造した物です。 なおノーマル状態の写真を撮り忘れたので、ジャイブコアのWEBページから写真を拝借しています。

 本来がオールラウンド系のハイパワースピニングロッドなのでジャークベイト等に使用できるろっどだが、手返しが良いベイトロッドへと改造したいという御要望でした。 コストを抑えたいという御希望もあり、極力パーツを再利用する構造デザインで作成しました。

 使われているパーツが当店でもカスタム・改造で使うジャストエースの物なので、取り外し時に破損してしまっても同じパーツが使える上に構造が判るので作業工程を決めるのは楽でした。 まずフォアグリップとリールシート及びスペーサーのカーボンパイプを取り外し。 前後のワインディングチェックは再利用に回し、上部のワインディングチェクのWCAはセパレート部のリングとして取り付け。 グリップ長を計算してEVAパイプを切削加工してセンターグリップとして取り付けてから、内側にメッシュカーボンパイプのスペーサーを入れた塗装ECS-16型りーりシートを組付け。 ナット部はジャストエースのパーツが組み込まれたノーマルの物をそのまま移植し、フォアグリップレス仕様の先端部は元のリールシートスクリュー部に取り付けられていた専用ワインディングチェックを取り付けました。

 リヤグリップは改造しなくと使用は可能でしたが依頼者の御希望により短縮してあり、リヤグリップのエンド側はほぼストレートだったので作り直す必要もなくカットだけで対応できました。 元の集積コルク製バットキャップ上部に取り付けられていた金属リングはリールシート下部のリングへと転用し、新たなエンドキャップはゴムの縁取り付きのアルミ製の物を採用。 グリップを短縮するとバランスが先重りとなるので、グリップエンド内にウェイトを入れて適正バランスにしてあります。

 ガイドはスパイラルガイドが御希望でもあったので、トップガイドと1~3番ガイドはそのまま残し、4~バットガイドまでの5個を取り外し。 毎度問題となる取り外し跡は綺麗に処理できたので助かりました。 4番ガイドのPKTSG7は再利用し、新たにPKTSG7を1個と最新のステンレス製軽量フレームのLKWガイドのPLKWSG7・8・10・12をノーマルと同じカラーリングのスレッドで巻いて取り付けました。 このロッドは元々がステンレスフレームガイド仕様でしたので、交換すリタガイドもステンレスです。 ステンレスガイドとパーツ再利用を徹底できたので、当初の予想より安価に仕上げる事が出来ました。

 費用総合計 ¥29891
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) セパレートタイプへ改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前のグリップ

 
岐阜県の方からの依頼で、ウォーターランド社のホワイトプレミアムB-633Rをセパレートタイプのグリップに変更すると同時にジギング専用にグリップを延長するロッド改造をした例です。

 このロッドはキャスティングにもジギングにも使えるとされているのですが、ジギングオンリーで考えるとグリップ長がもう少し欲しく、脇に抱えた際の操作性も考えてシェイプされたワンピースグリップをセパレートタイプに変更すると同時に延長して欲しいとの依頼でした。 EVAを剥がすとグリップ内のパイプ(ブランク)のエンド部外径が約14.5㎜だったので、コアテープで太さ調整してから内径15㎜・外径17㎜のメッシュカーボンパイプをセパレート部のデコレーションパイプ兼延長パイプとして被せて接着。 元々のワンピースグリップのEVAは濃紺カラーでしたが市販EVAに同色の品が無いのでブラックのEVAパイプを切削加工して作り、EVA製エンドキャップも市販品を加工してノーマルと同型に削り出してあります。 フォアグリップは作り直さずとも実用には問題ないのですがフォアだけ色が濃紺のままになってしまいます。 そこでフォアグリップもブラックのEVAに変更し、御要望により少し短くすると同時にテーパーの無いストレートの形状に作り直してあります。

 リヤグリップのセパレート部にはノーマルのパーツと同じ様な色合いのゴールドのワインディングチェックを取り付け、その状部にはブランク部に巻かれたスレッドと同じコバルトブルー系のカラーのスレッドを巻いてコーティングしてあります。 ただグリップから上のブランクはパールホワイト系の塗装がなされているので下地の色の影響を受けて比較的明るいコバルトブルーの色合いになりますが、黒っぽいメッシュカーボンパイプの上に巻いたセパレート部では濃いコバルトブルーで現れる為に多少異なった色合いに仕上がりました。

 費用総合計 ¥18057
 
 
   

   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
 (左上の写真) ベイトロッドへの改造後 ・ (右上の写真) 改造前のスピニングロッドの状態
 (左下の写真) リヤグリップの形状 ・ (右上の写真) ガイドとジョイント部補強のスレッド巻き

 
大阪府の方からの依頼でテンリュウのスパイクトラベルSK803S-Hというオフショアのキャスティング用スピニングロッドをベイトタイプのロッドへと改造したものです。

 このロッドに関しては依頼者の方から細かい指定があり、リールシートはFujiのT-DPS-LD22で上部にスペーサーを取り付け、リヤグリップ長は50㎝、ガイドはトップ部のサイズを16としてPMNS16・20・25の組み合わせでダブルラッピングという条件でした。 当店は基本的に一般的なルアーロッドのカスタム・改造を主体としているので、40㎝以上あるワンピースのリヤグリップを作る事はまず無く、EVAやコルクを加工する旋盤もそれに対応したサイズ用の物を使用しています。 旋盤そのものを加工すれば対応は不可能ではなかったですが、ノーマルのEVAグリップに接合延長する方式で対応させて頂きました。 元のリヤグリップのEVAの上端の直径は約27㎜で、新たに取り付けるT-DPS-LD22型リールシートの下部は30.9㎜と太いです。 そこで延長する約8㎝位のEVAは外径32㎜の物にテーパーを付けて切削加工し、元のEVAグリップのテーパーに合わせて違和感のないデザインにしました。 継ぎ目は元々付いていたスペーサーも一番太い部分をリング状に残す様に新たなEVAを被せてあるので、多少加工には手間取りましたが綺麗に仕上がっています。

 トップガイドはサイズが16だった事と、そのまま上向きにすると捻じれなく素直に曲がるスパインだった為に取り外さずにスレッドのみ巻き替える事とし、他のガイドは全て取り外して付け直しました。 毎度問題になる取り外し跡はブランクがの塗膜が少し剥がれたので、同色のマットブラックの塗料をブランク全体に軽く吹き付けて目立たなくしてあります。 スレッドはカラー御指定のライムグリーンのメタルスレッドで下巻きコーティングしてから透けないタイプのグリーン系スレッドで巻き上げコーティングするダブルラッピングで、下巻き・上巻き・チェックのシルバーのラインも全て太いDスレッドで巻いてあります。 悩んだのがジョイント部の補強巻きで、ノーマルの状態だとトップセクションのジョイント部にガイドが取り付けられているのでダブルラッピングされて頑丈です。 200Lbクラスのリーダーを用いる程のベビーな釣りをなさるそうなので当然Dスレッドのダブルラッピングで補強しようと思ったのですが、かなる太くなって補強巻き先端の段差が大きくてカッコ悪くなってしまいます。 そこで細い方のAスレッドを幅広く巻いてコーティング、それよりやや短くAスレッドを巻いてコーティング、更にやや短いが本来の補強巻きには十分な幅でDスレッドを巻いてコーティングするというトリプルラッピングを施し、段階的にスレッドを巻いて自然なテーパーを付けることでデザインと強度を両立させました。 コーティング作業が何度もあって時間が掛かりましたが、ロッドが送られてきてから完成させて返送するまで10日ほどでしうた。

 費用総合計 ¥52524

 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) PTS型リールシートで作り直し修理したグリップ ・ (右の写真) ワン&ハーフで2ピース化改造

 東京都の方からの依頼で、ダイワ社製ハートランド白疾風のリールシートが割れたのでリールシートを交換してほしいという依頼と、同時にワン&ハーフの2ピースに改造して欲しいとの依頼でした。」

 ダイワのロッドの一部に使われている透き通る樹脂でできたリールシートは硬い為に欠けたり割れたりするトラブルが時々あり、このロッドもリールのフットを受ける部分が完全に割れていました。 応急にビニールテープをグルグルに巻いて使っているので直して欲しいとの要望でしたが、力が加わる部分なので接着修理では対応できません。 そこでご相談の上でセレートパイプ部より上側をPTSタイプリールシートに新しく交換して作り直す事になりました。 このロッドはワンピースモデルなのでガイドの取り外し問題があるのですが、バット部でロッドを切断してワン&ハーフの2ピースに改造して欲しいという要望もあり、その為にガイドの取り外し・再取り付けの作業は不要でした。 リールシートは取り付け位置の長さ関係などからPTS-MJK17(可動フォアグリップ付きダブルナット仕様)を採用し、無塗装タイプに外径16㎜の目lrつしゅカーボンパイプをスペーサーとして組み込みました。 グリップは外観イメージを崩さない様にグレーのEVAを切削加工して汲み上げましたが、色物EVAは種類が少なく色が選べないのでノーマルと色合いが少し異なっています。

 ワン&ハーフの2ピース化はバットガイドの下側でブランクをカットし、アクションの影響を少なくすると同時にトップセクション側の補強巻きの費用をが掛からぬ様にしてあります。 ジョイント材は焼き固められているブランク材のカーボンパイプを重ね接着してソリッド状にしたものを切削研磨して作り、これをバットセクションに差し込み接着した印籠継ぎ構造で制作してあります。 バット部位でのワン&ハーフ化ピース改造はセンターでカットする2ピース化よりは丈夫でアクションの影響も少ないですが、テーパーが強いのでジョイント部で抜けやすくなる恐れもあります。 そこでジョイント材はやや長めに作り、使用の際にはフェルールワックスの御使用を進めています。 毎度書きますが、ブランクをカットしての2ピース改造は元に戻すことが不可能であり、アクションだけでなく強度的な問題が起こる恐れもあります。 依頼者の方からは以前にも2ピース化の依頼を請けており、今回は別にもう1本ワン&ハーフの2ピース化希望のロッドの2を送られてきているのですが、いずれも何が起きても構わないというノークレームの確約書を頂いたうえで作業しました。

 費用総合計 ¥19934

 
   
 
   
☆ ロッド改造 ・ロッド修理の完成例
 (左上の写真) 交換したPLSタイプのリールシート ・ (右上の写真) ノーマルのT-DPSリールシート
 (左下の写真) 異なるサイズを組み合わせたスペーサー ・ (右下の写真) 改造後のグリップ全体像

 鹿児島県の方からの依頼で、TENRYUのジグザムデープライダーJDR571-B6のリールシートをPLSタイプのリールシートに変更し、ワンピースでストレートタイプのリヤグリップをセパレートタイプへと変更するロッドのグリップ改造した例です。

 条件的にはリールシート上のフォアグリップ部はそのままし、メールでお送り頂いた見本となるロッドの写真のデザインに似せたセパレートグリップに作り直して欲しいとの要望でした。 然程に難しいとは思えない様ない依頼でしたが、機種的に異なるリールシートのサイズ問題と、完全ワンピースでテーパーの強いロッドのエンド側からパーツを組み込む事でのブランクの太さ問題で結構苦労してしまいました。 

 ノーマルのリールシートはT-DPS-LD20という内径20mmのリールシートですが、交換するPLSタイプのリールシートだと内径が18mmしか規格にないのでPLS-LD18を使う事になりました。 PLSリールシートのタッチ窓部用に外径18mm・内径16mmのメッシュカーボンパイプを内部に挿入接着して取り付けるのですが、ブランクの径に関しては問題ありませんでした。 ただ、全長が長いLDナットを使用するとリールフットが長い大型り-るがセットできなくなる事があります。 その為、ナットをリールシートの先端より緩めれる様にスペーサーをリールシートの上部に取り付けます。 しかしノーマルのスペーサーではサイズが合わずスペーサーの役に立たず、市販のスペーサーではデザインが完全に変わってしまいます。 一般的なリールならナットをリールシート先端以上に緩めなくともほぼ問題ないのですが、お客様がどんな機種のリールをセットしても問題ない様に配慮せねばプロの仕事ではありません。 そこでジャストエース社の幅広のリールシートリングでサイズ違いの物で2個と、フォアグリップ下部に取り付けてあったノーマルのリングを再利用し、それぞれを切削加工して組み合わせてデザインは異なれどもノーマルのデザインイメージに近いスペーサーを作りました。

 セパレートパイプ部は接着剤を剥がした素のカーボンブランクになるので通常だと綺麗なカーボンパイプを被せるのですが、太くなるのでお送り頂いた見本ロッドの写真のイメージにはなりませんでした。 そこでブランクにラメ入りブラックの塗装を程してからエポキシコーティングを施し、コーティングが硬化後に凸凹が無い様に研磨してセパレートパイプ部を仕上げました。 この際に上の方が分厚くなる様にエポキシコーティングを施し、元のブランク径より2mm以上太くなる様にしました。 これは太いブランクエンド部からセンターグリップ部のEVA。やワインディングチェックを組み込むと、強いテーパーのブランクゆえに太さの差によってパーツとブランクに大きな隙間ができてしまう事に少しでも対応し易くする為です。 見えないEVAグリップの中はコアテープなどで太さ調整すれば済みますが、グリップの端は何ともなりませんので。 それでも隙間は大きいのでワインディングチェックの先には太いDスレッドを三重に巻き上げてから、これまら分厚くエポキシ子^ティングする事で対応しました。 

 予想以上に手間取ってしまった為にバットキャップ等を再利用するなど費用削減しましたが、費見積もりよりかなり費用がアップしてしまったので工賃を少し低く計算してあります。 よって同じ改造を依頼されると下記記載の費用よりも少し高くなるので御了承願います。


 費用総合計 ¥20840
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 2ピースを4ピース化したロッド ・ (右の写真) 4ピース化したジョイント部の状態

 岐阜県の方からの依頼で、ダイワ社製2ピースのトラウトロッドであるプレッソ57L-SVFのトップセッションとバットセクションを更に分割して4ピースロッドにするロッド改造をしたものです。

 1ピースロッドを2ピースにしたいとか、今回の様に2ピースロッドを4ピースのパックロッドに改造したいという御要望は度々ありますが、基本的には 「お勧め出来ない改造です」 と伝えて改造を断念して頂いたりお断りする事が多いです。 当店で2ピース化や4ピース化改造する事は技術的に然程に難しくなく可能なのですが、元々のブランクの肉厚によりジョイント材が細くなり過ぎて強度不足を生じたり、全体に曲がる事で分散している負荷がジョイント部で曲がらない事によって他の部位に過負荷が掛かる事でロッドが破損する恐れがあるからです。 同じブランクを基に何本も製作するロッドメーカーであれば強度テストした結果を確認してから製造販売すれば良いのですが、お客様からお預かりした1本のみのロッドの改造では破損する限界までの強度テストはできません。 その為、万一折れても構わないというノークレームの確約を頂くという条件でのみ行っており、これらの改造を十分に説明せずに安易に請けて宣伝している業者もありますが、当店ではハイリスクの改造である事を御承知頂いた上でお請けしています。 但し、お請けしたものは当店の技術で最高の状態に仕上げるように努めております。

 今回の依頼者の方は源流釣行をなさるので、パックロッドでないとロッドの出番がないとの事で、御自身でロッドを切断して改造する事までお考えだったそうです。 「パックロッドにならなければ使わない竿なので、万一の事が起きても承知の上なのでお願いします。」 というお申し出があったので、今回は依頼をお請けしました。 ジョイント方式は印籠継とし、分割した際にジョイント材部分を含めて等分となる部位でロッド切断し、焼き固められたブランク用のチューブラカーボンを重ね接着した物を切削研磨してジョイント材を作って差し込み接着してあります。 単純なソリッド素材のカーボンを削ってジョイント材にしても良いのですが、細い物だと張りが不足していると経験上感ずるのでこの手法を用いています。 表面の焼き固められた部分を削り過ぎない様にテーパーの合った素材を見付けねばならないのが手間ですし、なかなかピッタリの物もありません。 このロッドもバット側のジョイントに微妙な径の誤差が生じたので、表面を樹脂で固めて少し太くしてから研磨微調整して仕上げてあります。 ジョイント部の前後は2ピースジョイント部と同じカラーリングでスレッド巻きコーティングしてあるので、知らない人に見せればダイワ純正の4ピースパックロッドと思い込む位に仕上っています。 2ピース改造と異なり2ヶ所も改造作業を行うので費用はチョット高くなりました

 費用総合計 ¥10040
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 修理したジョイント部 ・ (右の写真) 差し込み部に取り付けた補強用の口金

 福島県の
方からの依頼で、2ピースのジョイント部にヒビが入ってしまったシーバスロッドの差し込み部に口金を取り付けるロッド修理をした物です。

 ジョイントタイプのロッドは差し込み部が割れるトラブルが時々あり、以前にもこの様なロッドの修理は何回か紹介しております。 バスロッドやトラウトロッドであれば補強スレッドをダブルラッピングして処理する事が多いのですが、ジョイント部に強い負荷が掛かるシーバスロッドで、しかもヒビが数㎝に渡って入っていたので強度上の不安があり、そこで口金補強で処理する事にしました。 まずは、破損部のヒビに接着剤を浸み込ませ、カーボン繊維のササクレを防止し、補強する部分の塗装を落として素のカーボン状態にしてから細いスレッドを巻いて締め上げます。 薄く接着剤をスレッドに浸み込ませて固めてから、補強用のアルミパイプを被せます。 アルミパイプはリップスティック型ワインディングチェックに内径・長さ共にピッタリの物があったので、それを採用しました。 差し込んだパイプの先端部は元々の補強を兼ねた飾り巻きスレッド部に上手く掛ったのですが、それでも少しの隙間・段差があるのでコーティング剤を塗って綺麗に仕上げてあります。

 このロッドの修理を完了し、依頼者の下へ返送してから2日後に写真付きのメールを頂きました。 予想以上に良い仕上がりだったという事と、早速実釣して80㎝のシーバスを釣り上げたとの報告で、非常に喜んでもらえたのでロッドビルダー冥利につきました。

 費用総合計 ¥3290
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) リールシートから下側を交換修理したグリップ ・ (右の写真) 車で踏んで潰れたリヤグリップ

 以前に当店でノースフォークコンポジットのMB809-1(IMを用いて)製作したカスタムロッドなのですが、所有者の方が誤って車でグリップ部を踏みつけてしまったのを修理した物です


 正直言って悲惨な状態で、センターグリップのEVAを剥がしてみるとリールシートの下側数㎝までヒビが入っておりパレートパイプ部はグチャグチャに潰れていました。 パイプリングはセンター側は千切れており、リヤ側のパイプリングとバットキャップ部のリングも潰れて変形しているので、保険の対象なら全損扱いとなる位の酷さでしたね。 幸いリールシートは少しの傷で済んだので (但しリール本体がフレームが変形してフット部が折れるという重傷で、こちらは完全にパーになったそうです) リールシートから下部を作り直す事にしました。

 まずはリールシートから3㎝程下部でカットして、そこの外径が約15mmだったので外径17mm・内径15mmのメッシュカーボンパイプを被せて新しいグリップパイプを作る事にしました。 ただ被せる部分の長さが3vmほどしかなく、しかも目に見えぬヒビが入っている可能性も高いので、そのままでは使い物になりません。 そこで肉厚カーボンパイプを二重にした長めのジョイント用パーツを作り、十分な接着シロと強度を確保した上でパイプを接合してあります。 その後は新たなEVAグリップを削り出し、パイプリング・デコレーションリング・エンドキャップ全て新しいパーツを組み込んで仕上げてあります。 ブランク側も傷はありましたが小傷程度であり、1個だけ変形したガイドがあったので取り外して修正してから付け直しました。 

 費用総合計 ¥16999
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) ソリッドティップ化で修理した折れロッド ・ (右の写真) 補強前のソリッドティップ接合部

 
ティップ部が折れたロッドにソリッドティップを接合して修理したものです。 元々が張りの強いMパワーのベイトロッドだったので、ソリッドティップもジャストエース社のST-SFT631Mを考えたのですがパワー・張りの不足を感じ、同じジャストエース社の最大パワーのソリッドティップST-350MHを使用しました。 

 まず問題となるのはソリッドティップの接合部外径とブランクの内径です。 本来ならばソリッドティップの接合部と同じ太さの部位でブランクを一旦切断し、そこから数㎝ずつブランクを切断してピッタリ接合できる部位を探し出します。 ソリッドティップのロッドは接合部にガイドを取り付けないとロッドが折れてしまう可能性が高いので、ガイド設定はソリッドティップの接合部が基準となります。 修理ロッドであってもガイド設定を全て見直して全て付け直す前提であれば問題ないのですが、修理費を抑えるためには接合部より下側のガイドは外さずにノーマル設定のまま使いたいのですが、なかなか都合の良い位置で接合できるものではありません。 1~2㎝程度のズレであれば僅かに削ったり樹脂を塗ったりして太さ調整できるのですが、ガイドとガイドの中間位置だと何ともなりません。

 お手持ちのロッドをソリッドティップに改造したいという要望が時折あるのですが、「そのロッドのパワー・調子的に適合して接合位置の問題もなく接合可能なソリッドティップが存在するのか?」という問題があり、改造が上手くできるか否かはブランクを切断してみないと判らないのであるリ意味「賭け」になります。 それ故に元々が折れたロッドで、上手くいかなくとも諦めて頂ける条件でなければ請けれないのです。 どんな改造・修理でも完璧に出来る様な宣伝をしている業者が存在しますが、当店の考え方だとそれは無責任に思えますね。

 接合部は4番ガイド位置でピッタリ位置より3~4㎝下でしたが、樹脂を塗っての太さ調整で何とか上手く接合しました。 しかしブランクがMパワー表示でも硬く張りがある為に、曲がり易いソリッドティップではMHパワーでも調子やパワーバランスに若干不満が残りました。 ガイドはトップガイドのみパイプサイズの問題で新品に交換しましたが、ソリッド部と接合部のガイドは元の折れたロッドから取り外した物を再利用してあります。 今回もリスクを御承知の上で修理改造したもので、積極的に修理例として載せたくはないので掲載チョットを躊躇しましたが、これも一つの例として提示する方がお客様の参考になると判断して載せました。

 費用総合計 ¥11267 
 
  
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) リールシート変更とセパレート化したグリップ ・ (右の写真) 改造前のグリップ

 滋賀県の方
からの依頼で、デビジョン社とツララ社のコラボレーションのロッドであるホライゾン73のグリップをセパレート化し,、同時にリールシートの機種も変更するロッド改造をしたものです。

 ノーマルのグリップが少し長いので、1.5cm短縮すると同時にセパレートグリップ化し、手が小さいのでリールシートをACSから握り易いPTSに変更して欲しいとの要望でした。 ECS・ACS・PTSはタッチあの部の処理が問題となるのですが、このロッドのグリップパイプの径は約15mmだったので、Fuji純正のカーボンパイプ内蔵型でブラック塗装済のあるB-PTSMPS17CSが問題なく取り付ける事が出来ました。 このロッドで問題となりそうだったのはグリップエンドに仕込まれた純正の真鍮製7バランサーウェイトの取り外しでした。 グリップパイプの外径と真鍮パイプの内径がピッタリだと取り外しが極めて困難なのですが、真鍮パイプの内径が大きくスペーサーが入っていたのでグリップパイプを傷めずに取り外せて助かりました。

 セパレート部は一回り太いメッシュカーボンパイプを被せ、パイプリングの上側にはガイド部と同じカラーリングのスレッドを巻いてコーティング。 エンド部には取り外した純正の金属リングを取り付け、ゴム製BRC-22バットキャップの内側には純正の真鍮製バランサーウェイトを取り付けてあります。 グリップエンドを1.5cm短縮しているのでバランスが先重りになるかと思っていたのですが、先重りどころか後ろ重りと言えるほどのバランスでした。 このロッドは元々78の改バージョンで73の長さになった物らしく、どうやらグリップの重量バランサーが78仕様のままだった様に思えます。 依頼者の方は改造前だとロッドティップがフワフワし過ぎると感じられていた様ですが、丁度良い位になったと喜んでおられました。

 費用総合計 ¥21016
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 改造後のEVAワンピースグリップ ・ (右の写真) 改造前のコルク製セパレートグリップ

 岐阜県の方
からの依頼で、新品のザクトクラスト社ナマンチュNWG-B70MのコルクのセパレートグリップをEVAのワンピースへとロッドのグリップ改造をしたものです。

 この依頼者の方からは以前にも何本かのナマズ用ロッドの改造を依頼されており、コルクグリップ・セパレートグリップが嫌いなのでEVAのワンピースグリップに改造して欲しいとの依頼が主でした。 以前はストレートのワンピースグリップへの改造が多かったのですが、シェイプタイプのワンピースグリップへとの依頼でした。 ちなみに、このロッドは前日に他店にて購入した新品だそうで、写真でも判る通りコルクグリップには汚れ防止のフィルムが被さったままで持ち込まれました。

 ザクトクラフト社のロッドのバットキャップは少し取り外し難く、ベースとなる本体のアルミパーツからデコレーションリング・ゴム部・エンブレムプレートを一旦外し、熱処理を加えて本体部分を外した後に組み立て直して再使用しました。 コルクグリップ等の剥ぎ取りは然程に問題ないのですが、グリップパイプに残った接着剤を取り去るのは難儀でした。 当店が使う様なエポキシ接着剤であれば過熱すれば軟らかくなるので剥がし易いのですが、このロッドに使われている接着剤はガチガチで過熱してもあまり軟らかくならないので非常に作業し難かったです。 以前はこの種の接着剤が使われているロッドは殆ど無かったのですが、最近多い中国等で作らせているロッドなどに多用されていると感じます。

 グリップ着脱式ブランクの為にフォアグリップの交換には支障が無く、EVAのシェイプ加工も特に変わった形状では無いので特に問題はありませんでしたが、極めて先重りするロッドだったので重量バランスを取り直しました。 グリップパイプが太いのでグリップエンドへ集中的にウェイトを入れれるので効率は良いはずなのですが、結構な重量のウェイトを入れねば依頼者のお好みの重量バランスになりませんでした。

 グリップ改造以外に、ブランクにネームシールを貼ってコーティングして欲しいとの要望もありました。 バット部のエンブレムのある位置の下側にネームシールを貼ってコーティングしたのですが、元々のエンブレム部のコーティングが厚い為にかなりバット部が太くなりました。 ただ上手くコーティングしたので、ノーマルの状態よりも表面の凸凹が少ない綺麗な表面に仕上がっています。

 費用総合計 ¥15387
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) ワン&ハーフ方式で2ピース化改造をしたロッド ・ (右の写真) ジョイント部の接合状態

 東京都の方からの依頼で、ワンピースロッドのダイワ社製ハートランド白疾風HL-Z691HMHRB-04を、バットガイドの下側でブランクを切断してワン&ハーフタイプの2ピースへとロッド改造したものです。

 数ヶ月前にもハートランドZの疾風を切断して2ピースロッドに改造された方からの依頼です。 2ピースへの改造はブランクを切断してから強度上の問題が判っても後戻りができませんので、「ロッドが使い物にならなくなってもノークレーム」 の確約書を頂かない限りはお断りしています。 依頼者の方は公共交通機関で移動するために長いワンピースロッドでは使う事が出来ないので、「万一の事があっても構わない」 と、今回もロッドと一緒にノークレームの確約書をお送り頂いております。

 今回のロッドは、等分の2ピースに改造する事を考えると8番ガイド部が最適位置となり、ガイドの上下いずれかでカットすると仕舞い込み時にトップセクションとバットセクションのどちらかが数㎝長く飛び出す事になってしまいました。 トップセクションの方が長いと持ち運び時に無意識のうちにトップを破損させる事があり、バットセクションの方を長くするとアクション・強度的に多少劣る事になり悩みました。 そこで、中途半端にトップセクションを長くするよりワン&ハーフの2ピースにした方がアクション・強度的に優位であり、持ち運び時には逆に注意する様になって破損事故が減ると思えるので、それを依頼者の方に提案して相談した結果ワン&ハーフ方式に決定しました。

 改造方法は、バットガイドの下側でブランクを切断し、ジョイント部に合う径とテーパーの丈夫なカーボンパイプを重ねてソリッド状にしてから切削研磨で微調整し、それをバットセクション側に差し込み接着しました。 バットセクションの切断部には補強スレッドを巻いてコーティングしましたが、トップセクション側はバットガイドの取り付けスレッドがその役目を果たしています。 問題となったのは、このロッドと同じカラーのスレッドが無い事で、写真では判り難いですが少々色合いが異なるスレッドで巻いてあります。

 毎度書きますが、2ピース等への改造はトラブル発生の可能性が無いとは言い切れないので、依頼者の方が主力でお使いになっているロッド等の場合は依頼をお断りする事も多く、今回の依頼と同時期に他の方からあった依頼はリスクが高いという事で諦めて頂きました。

 費用総合計 ¥5300
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) バットキャップ改造後のグリップエンド ・ (右の写真) 改造前のグリップエンド

 一段上の改造例と同じ埼玉県の
方からの依頼で、depsのヒュージカスタムのH2S-75RFのグリップエンドのバットキャップを同じヒュージカスタムのH2N-64R風の集積コルクとEVAを組み合わせたラウンドタイプに変更するロッド改造をしたものです。

 EVA製のバットキャップを取り外し、新たなバットキャップを取り付けるだけなのですが、H2N-64R風の集積コルクとEVAを組み合わせたラウンド型バットキャップは市販パーツに存在せず、加工可能な似た形状な物も無い事が問題でした。 そこで市販の集積コルク製ラウンド型バットキャップを切断した物とEVAパイプを接着し、更に旋盤で切削加工した物を作って取り付けてました。 加工の為に使用した集積コルクバットキャップの径の為に本物のH2N-64Rとはサイズが異なりますが、全体のデザインイメージは合わせて作ってあります。

 このロッドは非常に持ち重りする欠点があるので、重量バランスの調整も重要な要素の依頼としてありました。 ウェイトを入れればロッド自重も重くなるので、フォアグリップ先端が重心点とするのに最低必要な量のウェイトをグリッププエンド内に挿入接着し、巻き物系ルアーにベストで打ち物系ルアー使用でも十分に使い易いバランスになっています。 これにより自重は増しているのにロッドが非常に軽くなった様に感じ、操作性・感度も確実にアップしました。

 費用総合計 ¥5264
 
 
  
☆ ロッド改造・ロッド修理の完成例
 (左の写真) コルク化とワンピース化改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前のEVAセパレートグリップ

 三重県の
方からの依頼で、メガバス社製F5-76XノーチラスのEVAセパレートグリップを、シェイプされたワンピースコルクグリップへと変更するロッドの改造をしたものです。 下の段の茨城県の方からの依頼も同様の内容でしたが、最近はセパレートグリップからワンピースグリップへの改造依頼が多くなっています。 15年位前まではワンピースグリップが主流だった為にセパレートグリップへの改造依頼が多かったのですが、現在は市販ロッドの殆どがセパレートグリップの為にワンピースグリップへの改造依頼が増えるという逆転現象が起きている様です。

 このロッドも基本的には難しい作業ではないのですが、やはり再利用するバットキャップの取り外しに苦労しました。 今回も接着剤の問題があったのですが、それだけではなくグリップパイプに被せるバットキャップの金属部分がリヤグリップ全体に被さるパイプ状であった事も加わりました。 長い金属パイプは過熱しても熱が逃げやすいので簡単に接着剤が緩まず、過熱し過ぎればグリップパイプのカーボンまで焼けて傷んでしまいます。 そこで再利用に支障がない長さに金属パイプ部を切り取る方式で作業しましたが、カーボンパイプを傷付けない様に金属パイプのみを切断するのは非常に神経を使います。

 組み付けの方も、御希望のデザインに合わせたコルクグリップのシェイプ加工が大変でした。 内径12㎜・外径28mmのコルクパイプを加工したのですが、コルクグリップの大部分は外径19.5㎜まで細く削る必要があるので薄い部分の厚みが4mm以下となります。 更にエンド部のデコレーションカーボンパイプに差し込むの接合部の厚みは2mm以下となるので、切削時のみならず接着時にも破損せぬ様に気を使いました。 バットキャップ上側のEVA部も加工に多少手間が掛かりましたが、それでもコルクの加工よりはずっと楽ですね。 トップ側が持ち重りがするとの事なので、組み付け時にグリップパイプ内へウェイトを挿入接着してバランスを取ってあります。

 費用総合計 ¥13972
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) スピニングロッドヘの改造後 ・ (右の写真) 改造前のベイトタイプのロッド

 岐阜県の
方からの依頼で、メガバスのHYUGA66-6MLというベイトタイプでEVAグリップのパックロッドを、スピニングタイプでコルクグリップのパックロッドへと改造したものです。 このロッドはメバル釣り等にPEラインを使用するという事と、仕舞い込みをコンパクトにしたいのでバットガイドのサイズをなるだけ小型にして欲しいとの要望がありました。

 グリップデザイン等はお客様に写真・展示見本ロッド・現物のリールシートやパーツを見て頂きながら決定し、VSS-KN16タイプリールシートを用いたダウンロックでセパレートタイプのコルクグリップとなりました。 グリップ関係で一番問題になったのはセパレートパイプ部の処理ですが、グリップカーボンパイプの塗装まで綺麗に剥がしたら外径14㎜のメッシュカーボンパイプがピッタリ被せられたので、極めてとは言えないもののスマートな外観に仕上げれました。

 細めのPEライン+8Lb程度までリーダー使用との事なので、トップトップがLGタイプの4.5でバットガイドはKLHタイプの20Hを使ったKRコンセプト仕様とし、お客様の御要望でステンレスフレームガイドを採用しました。 ベイトからスピニングタイプに改造するには元のガイドを全て外さねばなりませんが、今回はお客様がガイドを外して持ち込まれました。 ガイドを外してもコーティング剤が酷く残っていたり塗装が剥がれて後処理が必要な場合は、お客様がガイドを外されても費用が安くなりませんが、このロッドは綺麗にコーティング剤も剥がされていたので作業が楽で費用も少し安くなっています。

 ガイド部のスレッドは剥がされずに残っていた飾り巻き部のカラーリングに合わせて巻き、セパレート部・バット部の他にジョイント部のガイドを外す事によって無くなった部分にも巻いてあります。 このロッドはジョイント部に白い合わせマークが入れてあったので、ジョイント部のガイドスレッドや飾り巻きには同じ様に合わせパークを入れておきました。 ジョイント部の関係で重量がやや重くなるパックロッドにステンレスガイドを採用した事と、ロッドを立てて操作する事が多い釣りなので、グリップエンド内にカウンター用ウェイトを挿入して重量バランスを取ってあります。

 費用総合計 ¥42426
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 修理したジョイント部 ・ (右の写真) 差し込み部に取り付けた口金

 下の写真と同じ福井県の
方からの依頼で、ダイコーのソルトウォーターロッドRVS-1100Mレイヴンの破損した2ピースのジョイント部に口金を取り付けるロッド修理をした物です。

 ジョイントタイプのロッドは差し込み部が割れるトラブルが時々あり、今回はそれの修理でした。 一般ユーザーは御存じないでしょうが、ジョイント部のメス側差し込み口に補強が無い状態ではオス側を強く差し込むと簡単にメス側が割れてしまいます。 その為に差し込み口はスレッドを巻き上げて丈夫なコーティングで補強せねばならないのです。 それでもブランク自体の強度不足・補強コーティングの強度不足や、差し込みが緩い為にテコの原理で強い力が加わって差し込み部が割れるトラブルが起きる場合があります。

 今回の様な修理の場合は補強スレッドをダブルラッピングして処理する事が多いのですが、かなりジョイント部に強い負荷が掛かるソルトウォーターロッドだったので強度的に不安があり、昔の並継ロッドに多く用いられていた口金補強で処理する事にしました。  まずは、元の補強スレッドを剥がして状態を確認したのですが、ブランクのヒビは目視では判らない程度だったので助かりました。 口金には市販品が無いので、差し込み部の径より僅かに細い内径のアルミ製リップスティック型ワインディングチェックを短く切り取って加工しました。 パイプの内側を切削して差し込み部ピッタリサイズにまで広げ、切断面を研磨して角を落として専用パーツと言えるほどに仕上げて取り付けました。 口金の上側はノーマルの補強スレッドを同じカラーリングでスレッドを巻き上げてコーティングし、口金の下側も僅か0.5mmほど飛び出したブランクとの間にコーティング剤を塗って綺麗に仕上げてあります。

 細かい作業は素手で行わねば上手くできないので店主はいつも素手で作業しますが、パイプの内径を広げる切削加工をすると切削砥石の摩擦熱でアルミパイプが熱くなるので時々火傷します。 大した事の無い様な作業でも、お客様に見えないところで結構苦労していますよ。

 費用総合計 ¥3290
 
  
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
  (左の写真) 改造後のベイトタイプグリップ ・ (右の写真) 改造前の状態

 
千葉県の方からの依頼で、Qu-onのデュナミスDSCS-510XXL-ASというソリッドカーボン製のスピニングロッドをベイトタイプへとロッド改造したものです。

 以前にも同じQu-onのスーパートリックスターSTS-511XL-ASというソリッドカーボンのスピニングロッをベイトフィネス用ロッドへと改造なされた方からの依頼で、前回の様に極小の3.5サイズのガイドをトップセクションに用いた13個設定のマイクロガイド仕様で、グリップはエバーグリーンのヘラクレス・ファクトHFAC-511HMST風デザインのセパレートグリップにして欲しいという御要望でした。

 今回もノーマルガイドを全て取り外し、ブランクが挿し込み接着してあるグリップはリールシート部で切断して分解してフロントのワインディングチェックのみ外さずに残しておきました。 少しでも軽量にとの御要望なので外径10mmのメッシュ柄カーボンパイプをベースにグリップを作製し、リールシートはブラックに塗装されたACS-16にノーマルのカーボンパイプを組み込んだKDPSロックパーツを再利用。 ヘラクレス・ファクト風のフォア部はジャストエース社のスクリュー側専用ワインディングチェックとノーマルのスクリュー部に付いていたリングを組み合わせて取り付けてあります。 リールシートタッチ部は手が痛くならない様に外径15mmのカーボンパイプを差し込んでありますが、少しでも軽量化をという御希望なのでグリっ追うパイプとの間は前後のみに軽いアーバーを入れ、中央部が空洞になる様に接着してあります。 重量を軽くしても先重り感があっては感度も悪ければ使用感も重く疲れるので、バットエンドにはマタギの可変式バランサーバットキャップWBC-2を取り付け、更に付けた仕様プレートP-2を1枚用意しました。 プレート1枚だけで十分にバランスが良く、しかも137g以下にしたいという御要望をクリアーしてプレーと1枚状態で123gで仕上げる事ができました。

 ガイドはチタンフレームでトップからT-LGST3.5、以下T-KTSG3.5・4、T-KBSG4.5・5・5.5とシングルフットガイドを取り付け、バット部はT-KWSG6・8のダブルフットガイドです。 御希望により前回と同じ13個設定のマイクロガイド仕様としてありますが、毎度極小ガイドをソリッド軟らかいティップ部に巻くのは厄介なな作業だと感じました。 今回はガイド取り付け後の塗装がだいぶ剥がれたので簡易な吹き付け塗装処理をしましたが、元と同じ様な艶消しダークグレーの色合いを出すににも苦労しました。

 費用総合計 ¥51743
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 折れたロッドを接合した修理部 ・ (右の写真) 修理前の折れた状態

 岐阜県の
方からの依頼で、折れてしまったシーバスロッドのトップセクションを、補強材を介して接合する方式でのロッド修理をした例です。

 2ピースのトップセクションの下側から20㎝位の位置でロッドが完全に折れていました。 アクションが悪くなる事を御承知の上での依頼でしたが、元々が長くて硬いロッドだったので破断部の補強接合でもアクションへの影響が少なく済みました。 通常だとソリッドカーボンや肉厚カーボンパイプを破断部から差し込み接着するのですが、この2ピースのトップセクションの下側が破断部だったので、テーパーに合わせた補強材を接錯覚して下側から肉厚カーボンパイプ差し込み接着しました。 バットセクションとジョイントする部分に接着剤が付かない様にせねばならないのが厄介ですが、上から差し込む場合の様な内径・外径差によるガタ付きが起きないので、その分は楽でした。 接合部の上には薄く切削加工したカーボンパイプを被せて補強し、ガイド部と同じカラーリングのスレッドを巻いてコーティングを施してあります。

 この手法の修理の度に毎回書いておりますが、折れたロッドを元通りに接合するのは物理的に不可能な事です。 補強材を介して接合する事は可能ですが、外見・アクション・強度に問題が起こる可能性があるなど困難な場合も多く、ある程度のリスクを御承知の上でのみお請けしている修理です。

 費用総合計 ¥4750
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 改造後のNWC-B78MH ・ (右の写真) 改造前のNWG-B510L

 岐阜県の方
からの依頼で、ザクトクラフト社製のナマズ用ロッドNWC-B78MHとNWG-B510Lの2本をコルクのセパレートグリップからEVAのワンピースへとロッドのグリップ改造をしたものです。

 この2本のロッドは長さに差があるだけで基本的に両方共に上右の写真のデザインなのですが、依頼者の方はこのシェイプしたグリップが手に合わず、またEVAが好みなのでストレートのEVAグリップに改造して欲しいとの依頼内容でした。

 リヤ側は分解する際にバットキャップを外し難くかった以外は特に問題ありませんでした。 バットキャップはベースとなる本体アルミパーツからデコレーションリング・ゴム部・エンブレムプレートを一旦外してから熱処理を加えて本体部分を外し、その後に組み立て直して再使用しましたたが、チョット手間の掛る作業でした。

 一番問題だったのはフォアグリップ部で、フロントのワインディングチェックが外し難く、フックキーパーや多くのガイドを取り外すだけでなくエンブレムまでも剥がさねばならない可能性があり、最悪の場合はフォアグリップのEVA変更は諦めると依頼者の方は申されました。 難しいと「面倒だ」と思いながらも挑戦したくなるものです。 運よくリールシート上部のデコレーションリングとワインディングチェックの外径が同じだったので、その径より僅かに細いEVAグリップを削り出し、やや強引に被せて接着して対応しました。 内部はコルクを剥がしてからコアテープを巻いてEVAグリップの内径に合わた太さに調整してあります。 EVAをピッタリサイズに削り出せねばならない事が一番気を使う作業でした。

 NWC-B78Mの方は2ピースだったのでフォア部を改造する為に外したガイドはバット部の1個のみでしたが、2ピースが嫌いなので接着接合して欲しいとの要望があり、グリップの作業後にジョイント部の隙間が出来ない様に切削研磨してから接着接合しました。 NWG-B-510Lの方は元々ワンピースロッドで、フォア部を改造するのみ邪魔なガイドはバット部の2個でしたので、これを一旦外してから作業後に付け直してあります。 2本の費用金額差はこの様な理由によるものです。

 費用総合計 (NWC-B78MH¥8591 ・ (NWG-B510L)¥8591
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 改造後のグリップ ・ (右の写真) 純正ロックナットのパーツを再利用したフォア部

 
千葉県の方からの依頼により、Qu-on製スーパートリックスター STS-511XL-AS というソリッドカーボンブランクのスピニングロッドをベイトタイプへとロッドの改造をした例です。

 同じ機種のスピニングロッドをベイトタイプに改造した物を使用した動画を見て自分も実践しようとされた方からの依頼で、極小の3.5サイズのガイドをトップセクションに用いた13個設定のマイクロガイド仕様で、グリップのフォア部はエバーグリーンのヘラクレス・ファクトの様なデザインのセパレートグリップにして欲しいという御要望でした。

 まずはノーマルガイドを全て取り外し。 ブランクが挿し込み接着してあるグリップはリールシート部で切断して分解し、フロントのワインディングチェックのみ外さずに残しておきました。 外径12mmのメッシュ柄カーボンパイプをベースにグリップを作製し、リールシートはブラックに塗装されたECS-16で、ロックパーツはノーマルのKDPSにカーボンパイプを組み込んだ物を再利用。 ヘラクレス・ファクト風のフォア部は2種類のリールシートリング・メッシュカーボンを短く切って作ったリング・皿状に切削加工したEVAを組み合わせてあります。 金属パーツのカラーはノーマルに合わせたかったのですが、パープルのカラーが無いパーツもあるので、レッドとパープルを組み合わせて作りました。 リールシートから下部の長さは22cmとしたので全長は長くなっています。 更にバットエンド部にはカウンターバランス用のウェイトを内蔵させてあるので、持ち重りし易いソリッドブランクでのロッドでも非常に良いバランスとなり、操作性・感度が向上しています。

 ガイドはチタンフレームでトップからT-LGST3.5、以下T-KTSG3.5・同4、T-KBSG4.5・同5・同5.5とシングルフットガイドを取り付け、バット部はT-KWSG6・同8のダブルフットガイドです。 御希望に合わせて13個設定のマイクロガイド仕様としてありますが、極小ガイドをソリッド軟らかいティップ部に巻くのは結構面倒な作業ですね。

 費用総合計 ¥51849
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) フォアグリップレスのセパレートタイプへ改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前の状態

 奈良県の
方からの依頼で、depsのサイドワインダー・ボアコンストリクターのグリップを延長し、更にフリッピングエディショング風のフォアグリップレスでセパレートタイプのグリップへと変更したロッドの改造例です。

 このロッドのリールシートはスクリュー部を短くカットしてある為に、そのままでは改造できないのでグリップを完全に分解して作り直しました。 新品のブラック塗装されたTCS-SD17型リールシートを取り付け、その上部にガンメタ系カラーのアルミ製スペーサーとリングを組み合わせてグリップパイプに取り付けてフォア部を処理してあります。 このロッドのグリップパイプは太いのでセパレートパイプ部は外径18mmメッシュカーボンパイプの長い物を被せ、そのまま延長パイプとしました。

 グリップはEVAパイプを切削加工して取り付け、エンドキャップはノーマルの再ものを取り付けてあります。 depsのフィリッピンエディションの様にセパレートパイプ部との接点にワインディングチェックも飾り巻きスレッドもありません。 その分だけ作業が楽にも感じますが、EVAグリップの内径とセパレートパイプの外径は製品ごとに0,5mm位のサイズ誤差があります。 その為に最大1mm位の隙間ができてしまう事もあり、これを熱処理などで調整せねばならぬ場合もあるので、一概に楽とは言えないですね。 

 費用総合計 ¥18225
 
 
   
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) グリップの全体像 ・ (右の写真) カーボンパイプ製のフォア部

 名古屋市の
方からの依頼で、シマノ社ジャッカル・ポイズンアドレナのビックベイト用ロッドを、ガイドからグリップまでロッド全体を完全に作り直すという改造をした例です。

 ノーマルはグリップ着脱式なので、本来ならグリップとブランクガイド部を別々に作業するのはずだったのですが完全に固着してブランクをグリップから抜く事が出来ず、色々と試みましたが無理してして外そうとするとするとブランクを傷める恐れがあったので、少々苦労する作業ですがグリップを破壊して取り外し、新たに製作したグリップにブランクを差し込み接着してあります。 グリップはメッシュカーボンパイプをベースに塗装したECS-KN17を組み込み、カーボンパイプ型のフォア、EVAセパレートグリップ、Fujiのゴム製BRC22エンドキャップで構成してあります。 ガイドはバット側のサイズを1クラスアップしてスパイラルセッティングで全て巻き直しました。

 バット部のエンブレムを全て剥ぎ取って飾り巻きスレッドを巻き直し、新たなネームシールを貼り付けコーティングしてほしいという御要望があったのですが、ブランクを傷つけぬようにエンブレムを剥がすのが一番大変でした。 ロッドをリメイクする際に、ブランクのメーカー名・機種名等のエンブレムを消したいという御要望は時々あるのですが、ユーザーの方がお考えになるよりも遥かに大変な作業です。

 費用総合計 ¥41494

 
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 ロッド改造

 ロッド(釣竿)の改造は、ガイド交換・グリップ交換・リールシート交換・コルクグリップからEVAグリップへの変更・ワンピースグリップからセパレートタイプへのグリップ改造・グリップの延長・グリップ短縮・バランサーウェイトの組付け・スパイラルガイド仕様への変更、などの様々なロッドリメイクに応じます。
 スピニングロッドをベイトロッド変更する改造やワンピースロッドをツーピースロッドにする等の改造で、ロッドの基本部分を変更する事で強度に問題が生じる可能性もある場合は事前に十分な相談をした上で改造の可否を検討致します。
 ロッドメーカーのアドバイザーとして市販ロッドのプロデュース経験のある店主が、御相談の対応から改造作業まで責任を持って行っており、ブランク・リールシートの塗装以外は外注に出す事なく全て一貫して当店で実施いたしているので安心です。

★ ロッド修理

ロッドの修理に関して、修理方法などを簡単に説明します。

〇 ガイドの修理

 ガイドが外れた場合のロッド修理は、基本的に元のガイドを付け直し、もしガイドが変形しておれば修正して付け直す修理を行います。 外れたガイドを紛失された場合や破損・変形で修復が不可能な場合は新品のガイドを取り付けます。 但し、古いロッドの場合は同型のガイドが廃盤で入手できない事があり、付け直しすガイドの機種・形状が変わる場合があります。

 ガイド交換はコーティング剤の硬化時間の関係で通常だと数日~1週間ほどお預かりしますが、お急ぎであれば硬化の速い樹脂でコーティングして極めて短時間で修理する事も可能です。 硬化が速いコーティング樹脂は広い面積に塗るが困難なので小型のガイドに限りますが、修理で持ち込まれたロッドが当日使用可能になる場合もあります。

 FujiのS.I.C.ガイドのリングが割れ修理の場合は、フレーム変形がなければリングだけを交換する修理もします。 基本的には5㎜サイズ以上のトップガイドに限りますが、非常に早くて安価に直せます。

〇 折れたロッドの修理

 折れたロッドはカーボンやグラスの繊維が断裂しており、これを元通りにする事は物理的に不可能なので以下の様な修理を行います。

・折れた部位の内側・外側に補強材を用いて繋ぐロッド修理方法が代表的です。 このロッド修理方法は接合部が太く・硬くなるのでアクションに影響があり、折れた部位によってはお勧めできない場合があります。

・ トップ部が短く折れた場合は折れた部位にトップガイドを取り付け、必要に応じて他のガイド位置を変更するロッドの修理を行う事が多いです。 ロッドが短くなり、少し硬いロッドになった感覚を受けますが、1~2インチ程度までなら有効なロッド修理方法です。

・ トップ側30~40㎝位までの部位で折れたロッドの場合は、ソリッドティップ化する改造でロッド修理する方法があります。 ソリッドティップパーツのパワー・長さ・太さの問題で適さない事もあるので、個別に判断せねばならないロッド修理方法です。

・ 上記以外に折れたロッドのグリップやガイドを利用して、新しいブランクを用いてカスタムロッドを造るという方法等もあります。

〇 グリップの修理

・ よくあるのはグリップコルクの割れやEVAの変形などの修理で、基本的にはパーツ交換となりますがコルクはパテ埋め等で修復できる場合も多いです。

・ リールシートの破損などは基本的にパーツを交換する事になりますが、ロッドメーカーのオリジナルのリールシートだと市販のFuji社製リールシートに変更する事になります。 ロッドのグリップ修理同時にグリップのデザイン変更をされる方も多く、個別に相談を受けております。

☆ ロッド修理は現状を確認しないと修理の可否判断や修理方法が決め難いので、ご来店可能なお客様はロッド持参で直接お越し頂きたいです。 遠方で来店できないお客様は電話でも対応致しますが、ロッドの写真をメールで送るなどして御相談くださる方が宜しいかと思います。 


※ ロッド改造・ロッド修理に関するお問い合わせ・ご注文は、Q&Aとオーダーページのページも参考にしてください。 ⇒Q&Aへ  ⇒ リメイク オーダー へ


フルオーダーのカスタムロッドに関しては  ⇒カスタムロッド工房へ

 ロッド改造・ロッド修理とカスタムロッド製作にあたっては、下記メーカーのパーツを利用したり加工して使う事も多いので、参考に参考にご覧ください。
 〇 Fuji社  ⇒ Fuji ウェブカタログへ
 〇 マタギ社  ⇒ MATAGI ウェブカタログへ
 〇 ジャストエース社  ⇒ JustAce ウェブカタログへ
 また、カスタムロッド作成に関しては、マタギ社扱いのTラッセル・セントクロイ・MHX、ジャストエースオリジナルブランクの他に、ブルーピークス社が輸入しているノースフォークコンポジット社のブランクも扱っております。  ⇒ ノースフォークコンポジット社ブランクのリストへ

☆ 納期について

 修理・改造の場合は通常だと数日~1週間程度の時間を頂きます。
 比較的簡単なロッド修理・ロッド改造で手が空いておれば、その場で対応も可能です。
 パーツ取り寄せが必要な場合等だと、稀に3週間以上となる事もあるので御了承ください。

☆ 費用に関して

  ⇒ ロッド改造・ロッド修理の基本料金表へ

☆ お支払いについて

 基本的には完成後に費用をお支払い頂いております。
 遠方のお客様は指定口座にお振込み頂き、入金確認後に発送させて頂いております。
 但し
 ・パーツが高額(¥10000以上)になる場合
 ・当店での使用頻度が少ないガイド等のパーツ使用の場合
 は、ブランク代やパーツの一部又は全額を前金で頂きます。

※ 注意事項
 現在のロッドの状態が明確で無いとロッド修理・ロッド改造の可否が判断できないので、お問い合わせの際には可能な限り状態を明確にお伝え願います。 既に何らかの改造を程している場合や破損した状況等は、特に詳しくお伝え願います。 お伝え頂いた状態と現物の状態が異なる場合や破損に至った状況が説明と異なって改造困難・強度的等に不安が残ると判断した場合は、一旦お請けした後でも依頼をお断りして返送する場合があるので御了承下さい。
 
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★ カスタム ・ 改造 ・ 修理のガイド関係基本工賃<消費税別>(パーツ代別途)

  
☆ ガイドの取り外し  (ガイド1ヶ所につき)

  
    トップガイド            ¥500
      シングルフットガイド       ¥500
      ダブルフットガイド        ¥800

 
   ※ ダブルラッピングの場合は1ヶ所につき¥300プラス

   ☆ ガイドの取り付け
 (ガイド1ヶ所に付き)

      トップガイド         ¥1000 (簡易取り付け¥600)
      シングルフットガイド       ¥1000
      ダブルフットガイド       ¥1500

    ※ ダブルラッピングは
       シングルフット¥600プラス・ダブルフット¥1000プラス


   ☆ ガイドリング(S.I.C.)の交換   (出来ない場合もあります)

      ガイドリングの取り外し     ¥500
                  (リングが無く下処理場合は¥300)
      ガイドリングの取り付け     ¥1000

   ※ ガイドが3~5ヶ所の場合の取り付け費用は<3%OFF>
      6ヶ所以上の場合は<5%OFF>


   ☆ ガイド部以外の化粧巻き

 
     幅5㎝未満 ¥600 ・ 幅5㎝以上で10㎝未満 ¥1000
       10㎝以上は応談

   ※ 上記金額は単色スレッドの場合です
      縁取り・ライン入れ・多色になる場合は1ヶ所または1色増すごとに¥100プラス
      ダイヤモンドラッピングなどの特殊な巻きなどは応談 

   ※ ガイド ・ ネームシールなどのパーツをお持込みの場合の費用は25%アップになります。
      取り外したパーツを再利用する場合も25nなります。
      通常在庫していないパーツを取り寄せる必要がある場合は送料の一部を負担願います。


★ カスタム ・ 改造 ・ 修理のグリップ関係基本工賃<消費税別> (パーツ代別途)

   
 ☆ グリップの取り外し・取り付け基本工賃

       リールシートの取り外し        ¥3000 ~
       リールシートの取り付け       パイプシート ¥1500
                         スケルトン ¥2000 ~

       リヤグリップの取り外し        30㎝未満 ¥1000 ~
                          30㎝以上 ¥1500 ~
                          セパレート ¥2000 ~
       リヤグリップの取り付け        30㎝未満 ¥1000 ~
                          30㎝以上 1500 ~
                          セパレート ¥2000 ~

       フォアグリップの取り外し       ¥1000 ~
       フォアグリップの取り外し       ¥1000 ~

       金属パーツ類の取り外し       パーツ1個に付き ¥500 ~
                        
※ パーツを再利用する場合は25%アップ
       金属パーツの取り付け        パーツ1個に付き ¥500 ~


    ☆ グリップのシェイプ加工など (特殊な加工については応談)

        フォアグリップ           コルク ¥500 ~ 1500
                           EVA ¥300 ~ 1000
        セパレートグリップ          コルク ¥500 ~ 1500
          (センター or リア)       EVA ¥300 ~ 1000

        ワンピースリヤグリップ        コルク ¥1000 ~ 2500
                            EVA ¥800 ~ 2000


    ☆ ロッドの重量バランス調性

        基本工賃        ¥1500

 
    
 ※ パーツ代・取り付け付随作業の費用は別途
        グリップ取り付けに付随する場合はその工賃で


      
 ※ パーツをお持込みの場合の費用は25%アップになります。
        取り外したパーツを再利用する場合も25nなります。
        パーツを取り寄せる必要がある場合は送料の一部を負担願います。


 ★ ロッドのブランク改造 ・ 修理の基本工賃
  <消費税別> (パーツ代別途)

       
 折れたブランクの接合    ¥5000 ~
       2ピース化         ¥6000 ~
       ソリッドティップ化     ¥5000 ~ 
(ガイド取り付け費用は別途)

  カスタムロッドの場合はカスタムロッド工房のページをご覧下さい



ロッドを送付されるの場合の方法と費用


 まずはメール・TEL・FAXなどでお問い合わせ下さい
 ロッドを送る場合は丈夫な紙筒・塩ビパイプ等に入れて宅配便で送って下さい
  (ホームセンターで売っているボイド管を切って使うと便利です)
 ロッドを延長する場合は、改造後でも入る様に筒の長さは余裕をもたせて下さい
 ロッドの送料に関しては以下を参考にお読みください
 
 長尺物は運送業者に断られたり運賃が高額になる場合があるので、何社かの業者に問い合わせてみてください。 営業所によっても対応が異なる場合がありますので、業者やロッド送料でお悩みの方は参考にお読みください。

 西濃運輸は大きな荷物を扱う事業所向けの運送会社なので、長尺物も扱ってくれて運賃も安く、長いワンピースロッドなどにはお勧めです。 当店宛で送れば事業所宛なので安い基本料金で遅れます。 ただ、個人宅宛だと基本運賃に¥1000~4000も料金がプラスされてしまうので、お客様への返送時はお近くの営業所止めで送ります。 個人宅への集荷も基本的には行っていないので、発送時には営業所へ持ち込む必要があります。
運賃や営業所は西濃運輸のホームページで調べる事ができます。
 ⇒ 西濃運輸運賃検索へ     ⇒ 西濃運輸営業所検索へ


 佐川急便では3辺の合計が260㎝以上でも260cmのサイズで受け付けてくれますが、長尺物の送料は結構高くなるので、短いツーピースロッド等の場合にはお勧めです。
 ⇒ 佐川急便運賃検索へ
 

 ヤマト運輸だと一般的荷物は3辺合計が200㎝・最長辺170㎝までなので限界があります。 営業所によって対応が異なる場合がありますが、そのサイズ内であってスキー用品などの大型レジャー用品扱いをしてくれるのであれば通常料金より少し安くなるはずです。
 ⇒ ヤマト運輸運賃検索へ

 ロッドの通販を行うショップだと運送業者と安く長尺荷物を送る契約をしている事が多いので、そういうショップにお願いして送ってもらうのも一つの手段だと思います。

 当方から返送する場合はロッドの運賃の安い業者のサービスを調べて送ります。 お客様が当方へお送りになられた際の料金と金額が異なる場合も起こりますが、通常は<佐川急便の長物特例><基本料金を契約している西濃運輸の営業所止め>のどちらかを利用する事になるでしょう。 サイズ・送る地域で変わりますが、ワンピースロッドだと当方からの返送費用は通常¥1500~3000位になるとお考え下さい。

(2023年5月現在)


 
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☆ リールの修理・メンテナンス作業
 
リールの修理・メンテナンス

リール修理・メンテナンス基本料金

 リール修理・調整  ¥2000~
 オーバーホール   ¥5000~
 <部品交換が必要な場合は部品代別途>
 
 当店ではメーカー純正品以外のパーツを組み込む改造は行っていません。 また御自分で純正品以外のパーツを組み込んだり加工して改造したリールの修理・整備はお断りする場合があります。
 

リールの修理・メンテナンス写真集

 ベイトリール・スピニングリールのオールドから新型まで、基本的にノーマル状態で対応可能なものならば、お引き受けいたします。 リールが壊れた場合は諦める前に、まず御相談してみてください。 但し、修理・整備は現物のリールを見てみないと正確な判断が出来ないのが事実です。 この為、一旦依頼をお請けした後でも現物を精査した結果、修理・整備が困難・不能と判断した場合は御依頼をお断りして返送する場合があるので御了承願います。

 
☆ リールの修理・メンテナンス例
 (左の写真) 古いチームダイワX 103P ・ (右の写真) 修理したマグネットブレーキ部

 岐阜県の
方からの依頼で、20数年間のチームダイワX 103Pを修理した例です。 リールの外見的状態は年式の割には良好でしたが、マグネットブレーキのダイヤルを最大に強くしても全く効かないという症状のものでした。

 左サイドカバーを外して点検しても最初は原因が判りませんでしたが、外側のマグネットユニットがダイヤルギヤ部から外れてしまっている事が原因でした。 パーツは圧入してある構造なのですが、樹脂の経年劣化により緩みがでたものだと推測されます。 この為、ダイヤルでマグネットブレーキを強めても、内側のマグネットと磁力で引っ張り合ってブレーキOFFの位置に戻ってしまっていたのです。 本来ならマグネットブレーキユニットのパーツ交換修理なのでしょうが、部品の入手は遥か前に終了しています。 そこで各パーツを脱脂洗浄剤で洗って油分を落とし、マグネットとダイヤル分部を接着する事で対応しました。

 念の為に他の部分も点検しましたが、各部のオイル切れと多少の汚れだけだったので、ギヤ関係にグリス、シャフト関係にオイルを差し、ドラグワッシャーにはドラグ用グリスを塗布して組み上げました。 今回のリールには箱も説明書も全て揃っていましたが、当店の店主には分解説明書は全く不要で、お預かりした翌日には修理完了しました。

 費用総合計 ¥3500
 
 
   
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※ なぜ、BASS-STOPのオーナーがカスタム・ロッドの製作や 改造をする様になったのか?
 
  BASS-STOPのオーナーは47年以上前の学生時代から独学で自分自身のロッドの改造や修理を行い、何本ものカスタムロッドを自作してきました。 ショップを営む様になってからは、某ロッド・メーカーのアドバイザー8年間を勤め、その間に素材の特性をはじめ更に多くの事を学びました。
 その中の一つが 「市販品は万人向きに作られた物が多いが必ずしもそれが各個人に合うとは限らず、特定の人がプロデュースした商品や限定品になれば逆に個性が強すぎて合わない人も多くなる」 という事です。
 市販品は種類が豊富で良い物も沢山あるが、釣り人の体格・体力・クセ・好み等はまさに 「十人十色」 の為、市販品では満足しきれない方も少なくありません。
  釣道具は釣りの為の 「道具」 です。  「道具」 は使い手の 「釣り人」 に合う物でなければ、満足のゆく結果は出し難いというのがオーナーの考え方となり、そして たどり着いたのが、カスタム・ロッド製作や改造です。
  「釣り道具」 でお悩みの方は是非ご相談ください。 ロッドチューニングはガイド機種変更交換・ガイドスレッドの巻き直しやカラーチェンジ・グリップの延長や短縮・リールシートの変更交換・グリップの材質変更・デザインを変更する完全なグリップ交換・バランスのとり直し・etc・・・、むろん相談する事で 「使い易い市販品」 を見つけ出せるかもしれません。
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
※ 通信販売に関しては、Tel,Fax.Mail いずれでも構いませんのでお問い合わせ下さい。  まれに返答で送ったメールがエラーで送れなかったり、「迷子」になり届かない例もありましたので、もし1~2週間経過しても返答がない場合はTel等で確認してください。
 改造・カスタムロッドの作製はお客様の要望を最大限に具体化したいので、実際に作製依頼なさる場合はイメージ図・デザインの参考になる市販ロッドの写真・長さや太さの希望数値等をお送り頂ければ幸いです。 無論、当方に完全「お任せ」で作製依頼なさる方もおみえになえりますが、それもOKです。
  現在のところお支払いは銀行口座への振込みか現金書留に限っておりますので、ご了承下さい。
 
   

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