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BASS リメイク (職人のこだわり工房)
   
★ エキスパートプロの手
によるロッド改造・ロッド修理
 







ロッド改造・ロッド修理例
写真集


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ロッドの送料に関して

カスタムロッド製作
(カスタムロッド工房へ)


 ロッドビルディング歴45年以の気さくで職人気質の店主が、日本全国からロッドの改造・ロッドの修理とリールのメンテをお請けしております。
 ガイド修理から、ロッドをブランク状態に戻して新たなロッドへと作り直す改造まで、お客様の様々な御要望へ丁寧・迅速に対応します。

改造・修理の完成例も参考にどうぞ。
 ⇒ ロッド改造・ロッド修理例写真集
 
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 ロッドに関してのお悩みや改造・修理を御希望であれば、まずはお気軽に御相談ください。 お問い合わせは直接の御来店の他、下記のTEL/FAX及びEメールでどうぞ。

BASS STOP 〒494-0001 愛知県一宮市開明字杁西郭39-2  
   TEL/FAX 0586-45-8128   E-mail bassstop@orihime.ne.jp


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★ ロッド改造

 釣竿の改造は、ガイド交換・リールシート交換・コルク⇔EVAのグリップ交換・ワンピース⇔セパレートタイプのグリップ形状変更・グリップの延長⇔短縮・バランサーウェイトの組付け・スパイラルガイド仕様への変更、などの様々なロッドリメイクに応じます。
 スピニングロッドをベイトロッド変更する改造やワンピースロッドをツーピースロッドにする等の改造で、ロッドの基本部分を変更する事で強度に問題が生じる可能性もある場合は事前に十分な相談をした上で改造の可否を検討致します。
 ロッドメーカーのアドバイザーとして市販ロッドのプロデュース経験のある店主が、御相談の対応から改造作業まで責任を持って行っており、ブランク・リールシートの塗装以外は外注に出す事なく全て一貫して当店で実施いたしているので安心です。

★ ロッド修理

 釣竿の修理は、ガイドの付け替え・スレッドの巻き直し折れたロッドの補修再生(修理不能な場合あります)・グリップ破損箇所の補修や交換、等を行います。

 修理依頼の多いガイド交換はコーティング剤の硬化時間の関係で通常だと数日~1週間ほどお預かりしますが、お急ぎであれば硬化の速い樹脂でコーティングして短時間で修理する事も可能です。 硬化が速いコーティング樹脂は広い面積に塗るが困難なので小型のガイドに限りますが、修理で持ち込まれたロッドが当日使用可能になる場合もあります。
 FujiのS.I.C.ガイドのリングが割れ修理の場合は、フレーム変形がなければリングだけを交換する修理もします。 基本的には5㎜サイズ以上のトップガイドに限りますが、非常に早くて安価に直せます。


※ ロッド改造・ロッド修理に関するお問い合わせ・ご注文は、Q&Aとオーダーページのページも参考にしてください。 ⇒Q&Aへ  ⇒ リメイク オーダー へ


フルオーダーのカスタムロッドに関しては  ⇒カスタムロッド工房へ

 ロッド改造・ロッド修理とカスタムロッド製作にあたっては、下記メーカーのパーツを利用したり加工して使う事も多いので、参考に参考にご覧ください。
 〇 Fuji社  ⇒ Fuji ウェブカタログへ
 〇 マタギ社  ⇒ MATAGI ウェブカタログへ
 〇 ジャストエース社  ⇒ JustAce ウェブカタログへ
 また、カスタムロッド作成に関しては、マタギ社扱いのTラッセル・セントクロイ・MHX、ジャストエースオリジナルブランクの他に、ブルーピークス社が輸入しているノースフォークコンポジット社のブランクも扱っております。  ⇒ ノースフォークコンポジット社ブランクのリストへ

納期について

 修理・改造の場合は通常だと数日~1週間程度の時間を頂きます。
 比較的簡単なロッド修理・ロッド改造で手が空いておれば、その場で対応も可能です。
 パーツ取り寄せが必要な場合等だと、稀に3週間以上となる事もあるので御了承ください。

費用に関して

  ⇒ ロッド改造・ロッド修理の基本料金表へ

お支払いについて

 基本的には完成後に費用をお支払い頂いております。
 遠方のお客様は指定口座にお振込み頂き、入金確認後に発送させて頂いております。
 但し
 ・パーツが高額(¥10000以上)になる場合
 ・当店での使用頻度が少ないガイド等のパーツ使用の場合
 は、ブランク代やパーツの一部又は全額を前金で頂きます。

※ 注意事項
 現在のロッドの状態が明確で無いとロッド修理・ロッド改造の可否が判断できないので、お問い合わせの際には可能な限り状態を明確にお伝え願います。 既に何らかの改造を程している場合や破損した状況等は、特に詳しくお伝え願います。 お伝え頂いた状態と現物の状態が異なる場合や破損に至った状況が説明と異なって改造困難・強度的等に不安が残ると判断した場合は、一旦お請けした後でも依頼をお断りして返送する場合があるので御了承下さい。

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ロッド改造・ロッド修理例の写真集
 
 (記載してある釣り竿の改造・修理費用は製作時でのパーツ代・工賃によるものです。 使用するパーツが値上がった場合や、工賃の改定により同様の改造・修理をした場合であっても費用が変動する事があります。 費用の見積もりに関しては、改造・修理をご検討の際にお尋ねください。)  なお、遠方からの依頼の往復の送料や代金振り込み手数料等は記載した費用に含まれておりません。
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) セパレートタイプへ改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前のグリップ

 
岐阜県の方からの依頼で、ウォーターランド社のホワイトプレミアムB-633Rをセパレートタイプのグリップに変更すると同時にジギング専用にグリップを延長するロッド改造をした例です。

 このロッドはキャスティングにもジギングにも使えるとされているのですが、ジギングオンリーで考えるとグリップ長がもう少し欲しく、脇に抱えた際の操作性も考えてシェイプされたワンピースグリップをセパレートタイプに変更すると同時に延長して欲しいとの依頼でした。 EVAを剥がすとグリップ内のパイプ(ブランク)のエンド部外径が約14.5㎜だったので、コアテープで太さ調整してから内径15㎜・外径17㎜のメッシュカーボンパイプをセパレート部のデコレーションパイプ兼延長パイプとして被せて接着。 元々のワンピースグリップのEVAは濃紺カラーでしたが市販EVAに同色の品が無いのでブラックのEVAパイプを切削加工して作り、EVA製エンドキャップも市販品を加工してノーマルと同型に削り出してあります。 フォアグリップは作り直さずとも実用には問題ないのですがフォアだけ色が濃紺のままになってしまいます。 そこでフォアグリップもブラックのEVAに変更し、御要望により少し短くすると同時にテーパーの無いストレートの形状に作り直してあります。

 リヤグリップのセパレート部にはノーマルのパーツと同じ様な色合いのゴールドのワインディングチェックを取り付け、その状部にはブランク部に巻かれたスレッドと同じコバルトブルー系のカラーのスレッドを巻いてコーティングしてあります。 ただグリップから上のブランクはパールホワイト系の塗装がなされているので下地の色の影響を受けて比較的明るいコバルトブルーの色合いになりますが、黒っぽいメッシュカーボンパイプの上に巻いたセパレート部では濃いコバルトブルーで現れる為に多少異なった色合いに仕上がりました。

 費用総合計 ¥18057
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 改造したグリッ プとデザイン見本・ (右の写真) 改造前のグリップと見本

 以前に同様の改造依頼をしてくださった岩手県の方からの依頼で、ダイワ社ハートランド疾風琵琶湖スペシャルのセパレートグリップを見本で送られてきた同じハートランドのワンピースグリップの様に改造した例です。

 今回もEVAグリップを削り出す作業が手間でした。 このロッドのリールシートとグリップの接合部は斜めになっているので角度をキッチリ合わせる必要があり、接合部付近の微妙な膨らみは少し切削しては合わせて確認する作業をくり返しました。 グリップの太い部分は約30㎜あるので外径30mmmか32㎜のEVAパイプを切削加工するのですが、細い部分は約21㎜しかないので切削作業にはかなり時間が掛かりました。

 EVAは切削加工してもコルクの様に目穴処理が不必要なので、通常だと作業時間は短いです。 ですがEVAは目の細かいスポンジ状の材質なので製造時にガスの大きめの泡が入っている事があり、切削加工すると目穴として出現してくる子といがあります。 EVAはコルクの様なパテ埋め処理ができないので作り直さねばならず、このグリップの等の場合だと泣きの涙となります。 前回の御依頼の時は2回も作り直さねばならず非常に苦労しましたが、今回は造り直しが無かったので早く作業を終える事ができました。 実は目穴は1ヶ所あったのですが、削り取る部分にあったものなので助かりました。

 費用総合計 ¥11052
 
 
  

  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
 (左上の写真) ベイトロッドへの改造後 ・ (右上の写真) 改造前のスピニングロッドの状態
 (左下の写真) リヤグリップの形状 ・ (右上の写真) ガイドとジョイント部補強のスレッド巻き

 
大阪府の方からの依頼でテンリュウのスパイクトラベルSK803S-Hというオフショアのキャスティング用スピニングロッドをベイトタイプのロッドへと改造したものです。

 このロッドに関しては依頼者の方から細かい指定があり、リールシートはFujiのT-DPS-LD22で上部にスペーサーを取り付け、リヤグリップ長は50㎝、ガイドはトップ部のサイズを16としてPMNS16・20・25の組み合わせでダブルラッピングという条件でした。 当店は基本的に一般的なルアーロッドのカスタム・改造を主体としているので、40㎝以上あるワンピースのリヤグリップを作る事はまず無く、EVAやコルクを加工する旋盤もそれに対応したサイズ用の物を使用しています。 旋盤そのものを加工すれば対応は不可能ではなかったですが、ノーマルのEVAグリップに接合延長する方式で対応させて頂きました。 元のリヤグリップのEVAの上端の直径は約27㎜で、新たに取り付けるT-DPS-LD22型リールシートの下部は30.9㎜と太いです。 そこで延長する約8㎝位のEVAは外径32㎜の物にテーパーを付けて切削加工し、元のEVAグリップのテーパーに合わせて違和感のないデザインにしました。 継ぎ目は元々付いていたスペーサーも一番太い部分をリング状に残す様に新たなEVAを被せてあるので、多少加工には手間取りましたが綺麗に仕上がっています。

 トップガイドはサイズが16だった事と、そのまま上向きにすると捻じれなく素直に曲がるスパインだった為に取り外さずにスレッドのみ巻き替える事とし、他のガイドは全て取り外して付け直しました。 毎度問題になる取り外し跡はブランクがの塗膜が少し剥がれたので、同色のマットブラックの塗料をブランク全体に軽く吹き付けて目立たなくしてあります。 スレッドはカラー御指定のライムグリーンのメタルスレッドで下巻きコーティングしてから透けないタイプのグリーン系スレッドで巻き上げコーティングするダブルラッピングで、下巻き・上巻き・チェックのシルバーのラインも全て太いDスレッドで巻いてあります。 悩んだのがジョイント部の補強巻きで、ノーマルの状態だとトップセクションのジョイント部にガイドが取り付けられているのでダブルラッピングされて頑丈です。 200Lbクラスのリーダーを用いる程のベビーな釣りをなさるそうなので当然Dスレッドのダブルラッピングで補強しようと思ったのですが、かなる太くなって補強巻き先端の段差が大きくてカッコ悪くなってしまいます。 そこで細い方のAスレッドを幅広く巻いてコーティング、それよりやや短くAスレッドを巻いてコーティング、更にやや短いが本来の補強巻きには十分な幅でDスレッドを巻いてコーティングするというトリプルラッピングを施し、段階的にスレッドを巻いて自然なテーパーを付けることでデザインと強度を両立させました。 コーティング作業が何度もあって時間が掛かりましたが、ロッドが送られてきてから完成させて返送するまで10日ほどでしうた。

 費用総合計 ¥52524
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
  (左の写真) 元々と巻き直したスレッドのカラー比較 ・ (右の写真) 何色もから選択したスレッド

 
兵庫県の方からの依頼でジャッカルのポイズントランポ TS-610ML-2 デュアルブースターというロッドのガイドをKRコンセプト仕様に全て付け直したものですが、ここではスレッドについて記載しようと思います。

 スレッドにはナイロンやポリエステルなどの素材がありますが、カラーとしては透けるタイプの通常のナイロンスレッド・透けない色止め処理をしたナイロンスレッドやポリエステルスレッド・化繊のスレッドの上に着色された金属テープを巻きつけてあるメタルスレッドがあります。 ロッド改造・ロッド修理でガイドを付け直したりスレッドを巻き直す場合に元と同じカラーのスレッドを持ちなければならないのですが、ブラック以外の色物スレッドだとカラーの選択に悩む場合が多いです。 通常のナイロンスレッドはコーティング剤を塗ると透けて下地の影響を受けたり濃く深みのある色に変わり、コーティングする前と全く色のイメージが異なります。 透けないタイプでもやはりコーティングすると若干色合いが変わり、必要によっては色止め剤を更に塗ってからコーティングせねばならない事もあります。 その為、元のスレッドがどのタイプの何色かを確認する事は大切で、取り去ったスレッドからコーティング剤を剥がして候補に挙げたスレッドと直接比較して色を決めねばなりません。 外したスレッドはコーティング剤を剥がしても若干の影響は残っているし、透けないタイプやメタルスレッドは経年で色褪せている事も多く、全く同じスレッドを巻いても別の色に見える事があるので結構厄介です。

 この作業では透けないタイプのナイロンスレッドの「コバルト」を用い(追加の色止め剤塗布は無し)、メタルのシルバーとスパークルゴールド、そして某メーカーの廃盤となったスレッドの透けるタイプのオレンジを用いてあります。  特にオレンジのスレッドの部分は元のスレッドを剥がす前はメタルレッドや透けないタイプの海老色の様にも見え、剥がした僅か1㎝程度のスレッドで比較検討して選択しました。 右側の写真の上の4色が使用したスレッドで、下の12色は候補に挙げて色の比較テストをしたスレッドです。

 今回はスレッドカラーの紹介で書いたのですが、作業的には全てのガイドステンレスフレームS.I.C.ガイドでKRコンセプト化し、トップガイドPLGST5から始まってバットガイドのPKLSGH25Hまで9個を付け直てありますし。 その他としてジョイント部の補強巻きに入っていた小傷を研磨して消す作業と、バット部の飾り巻きのヒビ割れを止める補修作業を行い、下記はその費用の総額です。 なお、この作業はロッド到着後にトップガイドのパイプサイズを調べてガイドを取り寄せたのですが1週間で完成させています。

 費用総合計 ¥19116

  
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
 (左の写真) ベイトロッドへの改造後 ・ (右の写真) 改造前のスピニングロッドの状態

 
何度も改造の依頼をしてくださっている東京都の方からの依頼で、ロデオクラフト社製999.9の6.6ULと6.6ULFのスピニングロッド2本をベイトロッドへと改造した例です。 パーツ代は掛かりましたが、ご指定のクラックル塗装リールシートが結構良く似合って綺麗に仕上がっています。

 今回の改造は依頼者の方からパーツの種類・カラーと各部のサイズを指定した図面が送られてきており、グリップに関してはサイズ関係で指定のないパーツのみ当方で選択した他は基本的に指定に合わせて作成してあります。 2本のロッド作業ですが使うパーツはカラーが異なるだけの同じパーツ・サイズなので、工法・作業工程を考えるのは1本分で良いので多少楽でした。 ただ、ウッドと金属で構成されたスピニング用リールシートの取り外しは手間の掛かる作業で、グリップパイプにブランクを差し込み接着してある構造とはいえ細くて薄いカーボン製のパイプを破損させぬ様に作業するのは気を使いました。 指定サイズからくる構造上の作り易さや強度の問題もあったので、グリップパイプの上にピッタリサイズのカーボンパイプを被せて補強してあります。 リー釣シート先端のワインディングチェックはサイズ問題で2種類のパーツを組み合わせ(今年マタギから単体で対応できるパーツが出ますが間に合わなかった)、ナット部もKDPSに被せる金属パーツの接着面が少ないので接着面を荒く加工して食い付きをを良くする等のひと手間をかけてあります。

 ガイドはトップガイドを含めたトップ側の4個をそのまま残し、Kガイドを用いてスパイラルセッティングに仕上げて欲しいとの要望でした。 ベリーからバット部のスピニング用の背の高いガイドを3個外し、T-KTSG5、T-KBSG5.5、T-KWSG6・同8・同10の5個をノーマルと同じカラーのスレッドで巻いて取り付け、左巻きリール用に60度ずつの右捻りでセッティングしてあります。 この種の改造で一番の問題はガイド取り付け位置が変わる事に良いる取り外し跡ですが、幸いにもこの2本は塗装を傷めることなくスレッドのコーティング樹脂を剥ぎ取れ、表面をコンパウンドで研磨処理したので取り外し跡が殆ど判らなくなっています。 余談ですが、ガイド取り付け部分はスレッドで締め込まれるのが原因でブランクが少し細くなり、どんなに綺麗に取り外しても指で挟んで触れると太さが異なるのでガイド位置を変えた事が判る場合が多いですね。

 費用総合計 ¥75946 (1本¥37973)
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 改造したグリッ プ【上】とデザイン見本【下】 ・ (右の写真) 再取り付けしたバットキャップ

 岩手県の方からの依頼で、ダイワ社ハートランド疾風琵琶湖スペシャルのセパレートグリップを見本で送られてきた同じハートランドのワンピースグリップの様に改造し、同時に破れたフォグリップの修理と重量バランスを取り直すロッドの改造・修理例です。

 今回も最近多いセパレートグリップをワンピースタイプへ改造して欲しいという依頼でした。 通常であればセパレートグリップの分解に手間取っても組付けは簡単な事が多いのですが、このロッドの場合は組付けの方も手間でした。 それはEVAグリップを接着する作業が手間とい事ではなく、EVAグリップを削り出す作業が大変だという事でした。 このロッドのリールシートとグリップの接合部は一般的なロッドの様に垂直ではなく斜めになっているので、この角度をキッチリ合わせないと接合部に隙間ができてしまいます。 しかもこの接合部付近は微妙な膨らみがあって旋盤での切削作業だけでは難しいので、サンドペーパーで手作業によって仕上げてました。 グリップ中央部が非常に細くなるシェイプは旋盤が活躍するのですが、リールシートに近い最も太い部分は29㎜強もあります。 その為に外径30㎜のEVAパイプを21~22㎜位まで削らねばならないので、この作業も結構時間がかかりました。 お送り頂いた見本のグリップに合わせて作ってありますが、バットキャップの外径が2㎜異なるので、グリップエンド部のテーパーは微妙に異なっています。

 フォアグリップは何かで挟んだ為にEVAが破れていたので、分解してEVAを剥がして新たに作成したEVAグリップを組み込んで修理してあります。 グリップ着脱式でないロッドだとフォsグリップ部の作業の為にガイドを外さねばならない事が起きますが、このロッドは2ピースだったのでガイド2個の」取り外しで済み、スレッドもダイワのロッドに多いダブルラッピングでは無かったので作業に手間取る事はありませんでした。 予想外に手間取ったのがバットキャップの再利用で、非常に取り外し難かっ上に残った接着剤がなかなか剥がせないので苦労しました。 作業の最後にはグリップエンド内にバランサー用ウェイトを入れて重心位置がフォアグリップ先端部となる様に調整してあり、操作性と感度をアップさせてあります。

 費用総合計 ¥18444
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) ワンピースタイプへ改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前のグリップ

 
岐阜県の方からの依頼で、シマノ社のエクスプライド173MH-CRを全てEVAでワンピースのストレートタイプへとロッドのグリップ改造をした例です。

 以前はワンピースタイプのグリップをセパレートタイプへと改造する依頼が多かったのですが、最近は逆にセパレートグリップをワンピースタイプへ改造して欲しいという依頼も多くなっています。 以前店主がTENRYU社のロッドアドバイザーをしていた頃にシャスタというロッドのプロデュースをしたのですが、その際にワンピースグリップにするかセパレートグリップにするかが問題になった際にアンケートを取ったら、一般ユーザーの好みは五分五分という結果でした。 今の国産ロッドはセパレートグリップの方が多くなっているので、セパレートグリップをワンピースグリップに改造して欲しいという依頼が増えても当然でしょう。

 グリップ着脱式ロッドだったのでフォアグリップ改造の際にガイドを取り外し手付け直す作業が無いので楽でした。 ただ、中国製のロッドはグリップを組み立てるのに使われている接着剤が一般的な2種混合エポキシ接着剤とは異なる材質の様で、ガチガチに固まる工業用接着剤の様な性質の物なのでグリップの分解に手間取りました。 ワンピースのEVAグリップも、シェイプの無いストレートタイプであれば通常だと外径27㎜か28㎜の士はEVAパイプを使えば良いのですが、このロッドのグリップ径は26~26.5㎜位と細めなので、全体的に細くしてあります。 このグリップをストレートで均一に細くする作業は簡単そうで意外と難しいので気を使いました。 フォアグリップもテーパーの無いストレートデザインにして欲しいという御要望があり、ノーマルの樹脂製ワインディングチェックではサイズ的に問題があったので、本体樹脂部を加工して金属製の市販ワインディングチェックを組み込んで改造してあります。

 費用総合計 ¥13052
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 延長して細身のEVAへと改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前のノーマルグリップ

 
岐阜県の方からの依頼で、deps社サイドワインダーのスラップショットFEのグリップのEVAグリップを細身に変更したうえで全体的に延長し、バットキャップをEVAと集積コルクを組み合わせたタイプに交換したものです。

 depsのサイドワインダーシリーズのEVAグリップは外径28㎜が基本なのですが手が小さい為に握り難いから細くし、グリップ゚エンドを脇に挟み易いように延長して欲しいとの要望でした。 まずセンターグリップはEVAパイプを細めにシェイプ加工し、依頼者の方が見本として持参されたグリップの太さ・長さ・デザインに仕上げてあります。 リヤグリップ側もカーボンパイプを接合して延長した上に同じ様なデザインに切削加工したEVAパイプを取り付けてあります。 セパレートパイプ部の長さに関しての御要望もあったのですが、depsFEモデルのセパレートパイプ部は、その部分だけメッシュ柄のカーボンを被せてあるだけなので、長さの調整には限界がありましたが何とかバランス良いデザインに収めてあります。 また、この構造にためにグリップパイプは中央部だけ少し太いので、EVAの内径をそれに合わせて加工し、センターグリップ組付けの際は細いパイプにコアテープを巻いて太さ調整する必要もありました。 あと、ノーマルのFEモデルはEVAグリップの先端にリング類が付けられていないのですが、御希望によりダークガンメタリックのリングを組み込んであります。

 エンドキャップはdepsドムドライバーのスペシャルエディションの様なEVAと集積コルクを組み合わせたものにして欲しいとの要望でしたが、このタイプの市販パーツが存在しません。 そこでラウンドライプのEVA製と集積コルク製のバットキャップを切断し、それを接着接合してから切削加工してワンオフで作った物に交換しました。 感度アップと操作性アップのためにバランサーウェイトを入れて欲しいtpの御要望もあり、延長したグリップパイプのエンド部にウェイトを内蔵させ手非常に良い重量バランスのロッドに仕上げてあります。

 費用総合計 ¥16940
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) PTS型リールシートで作り直し修理したグリップ ・ (右の写真) ワン&ハーフで2ピース化改造

 東京都の方からの依頼で、ダイワ社製ハートランド白疾風のリールシートが割れたのでリールシートを交換してほしいという依頼と、同時にワン&ハーフの2ピースに改造して欲しいとの依頼でした。」

 ダイワのロッドの一部に使われている透き通る樹脂でできたリールシートは硬い為に欠けたり割れたりするトラブルが時々あり、このロッドもリールのフットを受ける部分が完全に割れていました。 応急にビニールテープをグルグルに巻いて使っているので直して欲しいとの要望でしたが、力が加わる部分なので接着修理では対応できません。 そこでご相談の上でセレートパイプ部より上側をPTSタイプリールシートに新しく交換して作り直す事になりました。 このロッドはワンピースモデルなのでガイドの取り外し問題があるのですが、バット部でロッドを切断してワン&ハーフの2ピースに改造して欲しいという要望もあり、その為にガイドの取り外し・再取り付けの作業は不要でした。 リールシートは取り付け位置の長さ関係などからPTS-MJK17(可動フォアグリップ付きダブルナット仕様)を採用し、無塗装タイプに外径16㎜の目lrつしゅカーボンパイプをスペーサーとして組み込みました。 グリップは外観イメージを崩さない様にグレーのEVAを切削加工して汲み上げましたが、色物EVAは種類が少なく色が選べないのでノーマルと色合いが少し異なっています。

 ワン&ハーフの2ピース化はバットガイドの下側でブランクをカットし、アクションの影響を少なくすると同時にトップセクション側の補強巻きの費用をが掛からぬ様にしてあります。 ジョイント材は焼き固められているブランク材のカーボンパイプを重ね接着してソリッド状にしたものを切削研磨して作り、これをバットセクションに差し込み接着した印籠継ぎ構造で制作してあります。 バット部位でのワン&ハーフ化ピース改造はセンターでカットする2ピース化よりは丈夫でアクションの影響も少ないですが、テーパーが強いのでジョイント部で抜けやすくなる恐れもあります。 そこでジョイント材はやや長めに作り、使用の際にはフェルールワックスの御使用を進めています。 毎度書きますが、ブランクをカットしての2ピース改造は元に戻すことが不可能であり、アクションだけでなく強度的な問題が起こる恐れもあります。 依頼者の方からは以前にも2ピース化の依頼を請けており、今回は別にもう1本ワン&ハーフの2ピース化希望のロッドの2を送られてきているのですが、いずれも何が起きても構わないというノークレームの確約書を頂いたうえで作業しました。

 費用総合計 ¥19934
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) ECSリールシートに変更したグリップ ・ (右の写真) 元のACSリールシート

 岩手県の方からの依頼で、ツララ社のピメンタ55・モレーナ53・ロイラ52の3本のリールシートをノーマルのFuji社製ACS-SD16から同じくFuji社のTCS-SD16に変更したものです。

 リールシートをACSからECSへの変更やその逆のパターンの依頼は多くあります。 そこで問題となるのはフォアグリップやガイドの存在なのですが、このロッドはグリップ着脱式でフォアグリップレスだったので作業は比較的楽でした。 とはいえどリールシートの取り外しは手間仕事であり、リールシート先端の金属リングを再利用する為に傷付けずに外す事や、グリップのコルクを傷めない様に作業する事には気を使いました。 リールシートを剥がすとグリップのカーボンパイプの塗装が剥がれ処理に悩むのですが、この3本のグリップのパイプは全部細かったので、内径13㎜・外径15mmのメッシュカーボンパイプをスペーサーとして被せ、新たなリールシートのECA-SD16は内径15㎜の物で統一しました。 ACSのエンド部は28㎜ですがECSは27㎜なので、ACSyぷに作られたぐりっyぷだとコルクグリップの方が太く段差が出る場合があり、今回はモレーナ53・ロイラ52の2本に段差があったので切削研磨で太さ調整して対応してあります。

 一見しただけだと簡単な作業に見えますが、やはり難儀なのはリールシートの取り外しで、内部のカーボンパイプを傷めない様に熱しては削り取る作業を3本も続けると手のひらが真っ赤になって痛くなります。 改造は組み立て作業よりも分解作業の方が重要で、接着剤なども綺麗に剥ぎ取っておかないと仕上げの出来栄えに大きな影響が出るからです。

 費用総合計 ¥24846 (1本各¥8282)
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) デザインを変更したグリップ ・ (右の写真) プレートを埋込んだEVAバットキャップ


 高知県の方からの依頼で、エバーグリーン社製タクティクスのスーパーノヴァTCSC-66MGのグリップのデザインを変更したロッド改造例です。

 このロッドの元々のリヤグリップは中央部がシェイプされた細身のデザインだったのですが、手に合わないとの事で太い外径28㎜のストレートタイプのEVAグリップにして欲しいとの要望でした。 通常であれば特に難しい改造ではありませんが、このロッドのグリップ内部のカーボンパイプはリールシート部が太くてリヤグリップ部が細いという形状で、リールシート後端部分から7~8㎝テーパー状になっています。 その為に太さ調整をしないと普通のEVAパイプではそのまま取り付け出来ないので、コアテープを段階的に巻いて対応してあります。 フォアグリップの方は元はズングリしたラウンド型でしたが、これも御要望でストレートタイプに作り直しました。

 手間だったのは、バットキャップを同じエバーグリーン社ヘラクレスシリーズの様なEVA製にして欲しいという御要望でした。 バットキャップのエンブレムは残したいとの事なので、まずはノーマルの凹型バットキャップからシールを剥がし、市販の凸型バットキャップを加工してバットプレート状にした物に移植。 太いEVAのパイプを加工して外形デザインを整え、バットプレートがピッタリ埋める様に内側も切削加工して組み込んであります。 金属パーツ類は再利用も可能でしたが、すべてゴールドのパーツにしてほしいとの要望で変更しました。

 費用総合計 ¥14954
 
 
  
 
  
☆ ロッド改造 ・ロッド修理の完成例
 (左上の写真) 交換したPLSタイプのリールシート ・ (右上の写真) ノーマルのT-DPSリールシート
 (左下の写真) 異なるサイズを組み合わせたスペーサー ・ (右下の写真) 改造後のグリップ全体像

 鹿児島県の方からの依頼で、TENRYUのジグザムデープライダーJDR571-B6のリールシートをPLSタイプのリールシートに変更し、ワンピースでストレートタイプのリヤグリップをセパレートタイプへと変更するロッドのグリップ改造した例です。

 条件的にはリールシート上のフォアグリップ部はそのままし、メールでお送り頂いた見本となるロッドの写真のデザインに似せたセパレートグリップに作り直して欲しいとの要望でした。 然程に難しいとは思えない様ない依頼でしたが、機種的に異なるリールシートのサイズ問題と、完全ワンピースでテーパーの強いロッドのエンド側からパーツを組み込む事でのブランクの太さ問題で結構苦労してしまいました。 

 ノーマルのリールシートはT-DPS-LD20という内径20mmのリールシートですが、交換するPLSタイプのリールシートだと内径が18mmしか規格にないのでPLS-LD18を使う事になりました。 PLSリールシートのタッチ窓部用に外径18mm・内径16mmのメッシュカーボンパイプを内部に挿入接着して取り付けるのですが、ブランクの径に関しては問題ありませんでした。 ただ、全長が長いLDナットを使用するとリールフットが長い大型り-るがセットできなくなる事があります。 その為、ナットをリールシートの先端より緩めれる様にスペーサーをリールシートの上部に取り付けます。 しかしノーマルのスペーサーではサイズが合わずスペーサーの役に立たず、市販のスペーサーではデザインが完全に変わってしまいます。 一般的なリールならナットをリールシート先端以上に緩めなくともほぼ問題ないのですが、お客様がどんな機種のリールをセットしても問題ない様に配慮せねばプロの仕事ではありません。 そこでジャストエース社の幅広のリールシートリングでサイズ違いの物で2個と、フォアグリップ下部に取り付けてあったノーマルのリングを再利用し、それぞれを切削加工して組み合わせてデザインは異なれどもノーマルのデザインイメージに近いスペーサーを作りました。

 セパレートパイプ部は接着剤を剥がした素のカーボンブランクになるので通常だと綺麗なカーボンパイプを被せるのですが、太くなるのでお送り頂いた見本ロッドの写真のイメージにはなりませんでした。 そこでブランクにラメ入りブラックの塗装を程してからエポキシコーティングを施し、コーティングが硬化後に凸凹が無い様に研磨してセパレートパイプ部を仕上げました。 この際に上の方が分厚くなる様にエポキシコーティングを施し、元のブランク径より2mm以上太くなる様にしました。 これは太いブランクエンド部からセンターグリップ部のEVA。やワインディングチェックを組み込むと、強いテーパーのブランクゆえに太さの差によってパーツとブランクに大きな隙間ができてしまう事に少しでも対応し易くする為です。 見えないEVAグリップの中はコアテープなどで太さ調整すれば済みますが、グリップの端は何ともなりませんので。 それでも隙間は大きいのでワインディングチェックの先には太いDスレッドを三重に巻き上げてから、これまら分厚くエポキシ子^ティングする事で対応しました。 

 予想以上に手間取ってしまった為にバットキャップ等を再利用するなど費用削減しましたが、費見積もりよりかなり費用がアップしてしまったので工賃を少し低く計算してあります。 よって同じ改造を依頼されると下記記載の費用よりも少し高くなるので御了承願います。


 費用総合計 ¥20840

 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 2ピースを4ピース化したロッド ・ (右の写真) 4ピース化したジョイント部の状態

 岐阜県の方からの依頼で、ダイワ社製2ピースのトラウトロッドであるプレッソ57L-SVFのトップセッションとバットセクションを更に分割して4ピースロッドにするロッド改造をしたものです。

 1ピースロッドを2ピースにしたいとか、今回の様に2ピースロッドを4ピースのパックロッドに改造したいという御要望は度々ありますが、基本的には 「お勧め出来ない改造です」 と伝えて改造を断念して頂いたりお断りする事が多いです。 当店で2ピース化や4ピース化改造する事は技術的に然程に難しくなく可能なのですが、元々のブランクの肉厚によりジョイント材が細くなり過ぎて強度不足を生じたり、全体に曲がる事で分散している負荷がジョイント部で曲がらない事によって他の部位に過負荷が掛かる事でロッドが破損する恐れがあるからです。 同じブランクを基に何本も製作するロッドメーカーであれば強度テストした結果を確認してから製造販売すれば良いのですが、お客様からお預かりした1本のみのロッドの改造では破損する限界までの強度テストはできません。 その為、万一折れても構わないというノークレームの確約を頂くという条件でのみ行っており、これらの改造を十分に説明せずに安易に請けて宣伝している業者もありますが、当店ではハイリスクの改造である事を御承知頂いた上でお請けしています。 但し、お請けしたものは当店の技術で最高の状態に仕上げるように努めております。

 今回の依頼者の方は源流釣行をなさるので、パックロッドでないとロッドの出番がないとの事で、御自身でロッドを切断して改造する事までお考えだったそうです。 「パックロッドにならなければ使わない竿なので、万一の事が起きても承知の上なのでお願いします。」 というお申し出があったので、今回は依頼をお請けしました。 ジョイント方式は印籠継とし、分割した際にジョイント材部分を含めて等分となる部位でロッド切断し、焼き固められたブランク用のチューブラカーボンを重ね接着した物を切削研磨してジョイント材を作って差し込み接着してあります。 単純なソリッド素材のカーボンを削ってジョイント材にしても良いのですが、細い物だと張りが不足していると経験上感ずるのでこの手法を用いています。 表面の焼き固められた部分を削り過ぎない様にテーパーの合った素材を見付けねばならないのが手間ですし、なかなかピッタリの物もありません。 このロッドもバット側のジョイントに微妙な径の誤差が生じたので、表面を樹脂で固めて少し太くしてから研磨微調整して仕上げてあります。 ジョイント部の前後は2ピースジョイント部と同じカラーリングでスレッド巻きコーティングしてあるので、知らない人に見せればダイワ純正の4ピースパックロッドと思い込む位に仕上っています。 2ピース改造と異なり2ヶ所も改造作業を行うので費用はチョット高くなりました

 費用総合計 ¥10040
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
 (左の写真) ベイトロッドへの改造後 ・ (右の写真) 改造前のスピニングロッドの状態

 
神奈川県の方からの依頼で、以前に当店でグリップを改造したNeiのカンパニュラ66というスピニングロッドをベイトロッドへと再度改造した物です。

 以前はノーマルのセパレートグリップが嫌いなので、ワンピースでトラウトロッドらしいのコルクグリップにして欲しいという要望で改造したものでした。 その際に使用したのがアンドリュース社のフラットフェイス・タイニーというウッドリールシートで、コルクを一部剥がしたところ新たなカーボンパイプをベースに作ったグリップにロッドを差し込み接着する方法で改造してありました。 そこで今回も同様の工法を用いる事とし、剥がし難いウッドのリールシートを削って取り外してブランクを取り出しました。 このロッドはワン&ハーフの様な2ピースロッドでグリップセクション側にガイドが無く、フックキーパーも無いのでフォアグリップ部は抜き取るだけなのでそこの作業は楽でした。

 新たなベイトロッド用のグリップデザインは基本的にシマノ製カーディフノベイトロッド風で、条件としてはリヤグリップはストレートで現状より2㎝延長して欲しいとい御要望でした。 カーディフのリールシートはシマノ独自の物である事が問題でしたが、形状が似ているFuji社のPTSシリーズのPTS-MJK17を使用する事にし、御希望によってマタギ社でカラーをブラックグリッターに塗装させました。 バットキャップとフォグリップのワインディングチェックは以前の物を再利用し、新たに3点の組み込んであります。 内部なので写真では判りませんが、フォアグリップ内にブランク径ピッタリのスペーサーをEVAで作って入れてあり、ブランクがワインディングチェックに当たって表面が傷付く事の無い様に配慮してあります。

 グリップ以上に大変なのがガイドで、ソリッドティップ独特のファーストテーパーのアクションを変えずに維持したいという要望に応える事で悩みました。 ウルトラライトのソリッドティップ部が極端に軟らかいのに長さの関係でガイド数が少なく、その位置のままでガイドを上に取り付けるとロッドが曲がった際にラインがブランク下側までの行ってしまうし、ガイドを増やせば繊細なアクションに影響が出てしまうからです。 そこでソリッド部のガイドはそのままの下側取り付け状態で残し、スパイラルガイドにする事で対応しました。 毎度の問題となるのはガイドの取り付け位置が変わる事で起こる元のガイドを外した跡で、今回もブランクのクリアー系塗装が簡単に剥がれてしまうのので対応に苦慮しました。 まずはガイド跡部の塗装を綺麗に剥がしてからガイド部用のコーティング剤を塗り、硬化してからサンドペーパーとコンパウンドで切削研磨しました。 部分的に太くなる事と、クリアー塗装でも太陽光線を浴びて染色しているのでコーティング部と微妙に色合いが異なる欠点はありますが、何とか目立たぬ様に処理できました。

 費用総合計 ¥35921

 
 
  
 
  
☆ ロッド改造 ・ロッド修理の完成例
 (左上の写真) 新たにに作り直したグリップ ・ (右上の写真) ノーマル状態のグリップ
 (左下の写真) 再利用したバットキャップグリップ ・ (右下の写真) ノーマルのナットとの比較

 千葉県内の方からの依頼で、ABU社製 fsnc-69ls bf mgs のグリップを完全に作り直すロッド改造をした例です。

 このロッドはメーカー独自のトリガーレスのタイプなのですが、手に合わないのでリールシートを交換したいという要望でした。 リールシートは一番手に馴染むFuji社製ECS-16で、可能ならばフォア部のロックナットパーツを再利用欲しいとの御希望でした。 残念ながら構造・サイズの問題でロックナットパーツを再利用する事は出来ませんでしたが、なるだけ近いイメージになる様にパーツを組み合わせたり加工したりしてあります。 

 グリップのデザイン・素材を完全に変える事とセパレートパイプ部の太さの御希望等の問題ににより、ロッドをリールシート部で切断して新たに作製したグリップに差し込み接着する工法を取る事にしました。 この様な方の場合はフォアグリップの作業の為にガイドを外す必要が無い事が多いのですが、御希望のパーツのサイズと元々ブランクバット部に取り付けられていたリップスティック型ワインディングチェックの鍔のサイズの問題でガイドを何個か取り外して作業後に付け直す必要がありました。 ただ、このロッドはマイクロガイド系のガイドセッティングだったのでバット部の3個を外すだけで済んでいます。

 リヤグリップ部のデザインは依頼者の方が図面を送ってくださっており、長さで1mm・太さで0.5mm単位の細かい御指定がありました。 太さは取り付ける金属パーツの太さの関係で0.5mm単位は厳しかったですが、極力指定のサイズに合わせて作ったので結構EVAの切削加工とパーツの接着には神経を使いました。

 費用総合計 ¥30581

 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 修理したジョイント部 ・ (右の写真) 差し込み部に取り付けた補強用の口金

 福島県の
方からの依頼で、2ピースのジョイント部にヒビが入ってしまったシーバスロッドの差し込み部に口金を取り付けるロッド修理をした物です。

 ジョイントタイプのロッドは差し込み部が割れるトラブルが時々あり、以前にもこの様なロッドの修理は何回か紹介しております。 バスロッドやトラウトロッドであれば補強スレッドをダブルラッピングして処理する事が多いのですが、ジョイント部に強い負荷が掛かるシーバスロッドで、しかもヒビが数㎝に渡って入っていたので強度上の不安があり、そこで口金補強で処理する事にしました。 まずは、破損部のヒビに接着剤を浸み込ませ、カーボン繊維のササクレを防止し、補強する部分の塗装を落として素のカーボン状態にしてから細いスレッドを巻いて締め上げます。 薄く接着剤をスレッドに浸み込ませて固めてから、補強用のアルミパイプを被せます。 アルミパイプはリップスティック型ワインディングチェックに内径・長さ共にピッタリの物があったので、それを採用しました。 差し込んだパイプの先端部は元々の補強を兼ねた飾り巻きスレッド部に上手く掛ったのですが、それでも少しの隙間・段差があるのでコーティング剤を塗って綺麗に仕上げてあります。

 このロッドの修理を完了し、依頼者の下へ返送してから2日後に写真付きのメールを頂きました。 予想以上に良い仕上がりだったという事と、早速実釣して80㎝のシーバスを釣り上げたとの報告で、非常に喜んでもらえたのでロッドビルダー冥利につきました。

 費用総合計 ¥3290
 
 
  

  

 
☆ ロッド改造 ・ロッド修理の完成例
 (左上の写真) 同型に作り直したグリップ ・ (右上の写真) ノーマル状態のグリップ
 (左下の写真) ノーマルデザインを踏襲したグリップ ・ (右下の写真) 収縮したノーマルグリップ

 愛知県内の方からの依頼で、デビジョンのPULS #1C 7.9ftXXH を修理改造した物です。 デビジョン社のグリップはタコ糸様のものを螺旋状に巻いた上に熱収縮チューブを被せてある様な独特のデザインのグリップですが、この機種は同じデザイですが軟質樹脂の一体形成で造られているグリップでした。 この素材は熱にはあまり強くない様な説明はあったそうなのですが、職場から直接釣りに行くために朝から車に入れて仕事に行くという事を数回したところ、グリップが収縮してリールシートやワインディングチェックとの間に隙間が出来てしまったのだそうです。 EVAグリップでも収縮する事はあって以前にUFMウエダのロッドで何本か修理した例がありますが、この様な樹脂でも今年の夏の暑さでは起きる様です。

 熱収縮チューブはゴム質なので常にベースとなるグリップを圧迫する為にベースが軟らかいEVA等だと潰れて細くなって緩んでしまい、再度加熱して収縮させても同様な事が起きてしまう可能性が高く、基本的には当店では使用しない物です。 そのためにデビジョン風グリップへの改造依頼は通常お断りしているのですが、今回は修理と言う事で熱収縮チューブを用いてグリップを再生しました。 まず問題となるのがブリップのベース部で、EVAは論外だしコルクでも不安があります。 そこで潰れ難く硬さと弾力を持っている集積コルクを削り出してベースを作り、そこに紐を螺旋状に巻いてボンドでズレない様に固定し、その上から熱収縮チューブを被せました。 チューブの端は万一縮んでも下地の集積コルクグリップが出ない様に内側に折り込み、厚みや角を調整してあります。 このグリップを2個作成してからリールシート・ワインディングチェックに密着する様に組み込み接着しました。 作業の為に剥ぎ取ったバットキャップは新たに市販のEVAバットキャップを切削加工して取り付け、外見的にはグレーのグリップがブラックのグリップに変わっただけの様に仕上げてあります。 集積コルクでグリップを削り出すのは難儀ですし、このロッドはセパレートパイプ部の塗装がちょっと弱くてワインディングチェックの取り外しの際に塗膜が剥がれ易いなどの問題もあり、言葉や文章では簡単そうに思えてもかなり苦労の多い作業でした。

 今回の修理に当たって、依頼者の方には普通のシェイプデザインのEVAかコルクに変更する修理をお勧めしたのですが、まだ購入して間もない事もあってノーマルのデザインで使いたいという強い御希望に押されてお請けする事にしたものです。 万全を期して作成してありますが、もし緩みなどのトラブルが発生してもノークレームと言うお約束を頂いており、その際に再度修理する場合はは通常のEVAかコルクのグリップへと改造するというお約束もしております。 ですので、今回の修理改造例は例外的な手法によるものであり、通常の改造等ではお請けし方針なので御理解願います。

 費用総合計 ¥19775
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
   (左の写真) リングの填め替え付け直し修理したガイド ・ (右の写真) リング部のアップ

 三重県の
方からの依頼で、スミス社のトラウティンスピンインターボロンのS.I.C.リングが欠けて破損した物バットガイドの修理した例です。

 このロッドは以前にスレッドの巻替えリメイクを依頼された物でしたが、今回はバットガイドのS.I.C.リングが欠けてしまったとの事でのガイド修理依頼でした。 通常であればフレームごとガイドを交換するのですが、このガイドはT-LVSG25という既に廃盤となっている機種で当店にもパーツ取り扱い業者にも在庫がありません。 程度の良い中古ガイドでもあれば使いたいのですが、それすら在庫がありませんでした。 幸いガイドのフレームはシッカリしていたので、リングの填め替え方式でガイド修理をする事にしました。

 当店ではトップガイド等だと、フレームに変形などが無けれ、リングのみを圧入接着して修理を実施しております。 トップ以外のガイドはブランクが邪魔をしてリングの填め替え作業が困難な為に通常は行わないのですが、今回は交換するガイドが無いというやむを得ぬ理由の為に行いました。 ただ、ブランクに取り付けたままでは作業が困難な上に、作業でガイドに力を加えると経年劣化したガイドスレッドのコーティング樹脂が割れてしまうので、ガイドを一旦取り外してからリングの填め替え作業を行い、そのガイドを再取り付けする方法をとりました。 FujiはS.I.C.リングのみを販売していませんので、在庫していた同じサイズのS.I.C.リングを使用している価格の安いステンレスフレームのガイドからリングを取り外して使用しました。 取り外す際にS.I.C.リングを割ってしまう事があり、今回使用したYSG25も価格が¥1134と決して格安では無いので、当店にとってのリスクが多い作業です。

 まずガイドをロッド取り外してからリングを外すのですが、この際にフレームを傷つけたり変形させぬ様にも注意せねばなりません。 フレームもリングも微妙にサイズのムラがあるので、リングを填め込む際も注意が必要です。 緩ければ使用中にリングが外れる恐れがあり、キツイのを無理に填めるとS.I.C.リングが欠けたり割れたりするからです。 ややキツイ程度のリングがベストであり、必要があれば何個も新品ガイドを分解してリングを取り外さねばならない事もあります。 今回は一発でグッドサイズに当たったリングにエポキシ樹脂を塗って圧入接着し、それをロッドに再取り付けして修理を完了させたので費用も最低限で収める事ができました。 今回は入手できない旧型のガイドである事とフレームの形状的に当店でも圧入接着出来る事で実施しましたが、現在主流のKタイプのガイドだと専用の道具を自作でもしないと対応が難しいので新品に交換する事になるでしょうね。

 費用総合計 ¥3000
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) ブランクを切断してフェルール仕様へ改造 ・ (右の写真) ブランク切断部位の位置関係

 
岡山県の方からの依頼で、スミスのトラウト用パックロッドのマジカルトラウトMT-TEC55ULMをチャンピョン型リールシートに取り付ける為にフェルール仕様に改造した例です。

 パックロッドでも並継タイプなら然程の問題はないのですが、このロッドはテレスコピックタイプの上にエンドキャップを簡単に外して分解する事が出来ない構造だったので大変悩みました。 ブランクのグリップセクションはフォアグリップから数㎝飛び出しており、そこにフックキーパーが取り付けられていたのでフォアグリップを完全に取り外す事が出来ず、ブランクとリールシートの接合部を確認する事も出来ませんでした。

 そこで、まず最初にフックキーパーを取り外してからフォアグリップをリールシートから外しました。 次にブランクをシッカリと伸ばし、リールシートの先端ギリギリでブランクを切断しました。 ブランクのグリップセクションはリールシートから5㎝位飛び出していたので何とかバットセクションを切る事無く切断できるだろうと判断したのですが、バットセクションも1~2mm程度は切れました。 もっとも短くなったグリップセクションの先端部とバットセクションは接着してしまい、フェルールの中に入る部分なので強度的には問題ありません。 取り外したフックキーパーは再度取り付けて欲しいとの要望でしたが、短いグリップセクションではフェルールに差し込むとフックキーパーを取り付けるのに長さが足りません。 そこでフックキーパーの上側のフットを削って少し短くしてからスレッドで巻き上げ、少し内径の大きいフェルールに差し込むことで下側のフット部にフェルールが被さる構造としました。 ただブランクとフェルールの中心が狂わぬ様にコアテープを上手く活用してセンター出しするのには気を使いました。

 費用総合計 ¥5313
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) リールシートから下側を交換修理したグリップ ・ (右の写真) 車で踏んで潰れたリヤグリップ

 以前に当店でノースフォークコンポジットのMB809-1(IMを用いて)製作したカスタムロッドなのですが、所有者の方が誤って車でグリップ部を踏みつけてしまったのを修理した物です


 正直言って悲惨な状態で、センターグリップのEVAを剥がしてみるとリールシートの下側数㎝までヒビが入っておりパレートパイプ部はグチャグチャに潰れていました。 パイプリングはセンター側は千切れており、リヤ側のパイプリングとバットキャップ部のリングも潰れて変形しているので、保険の対象なら全損扱いとなる位の酷さでしたね。 幸いリールシートは少しの傷で済んだので (但しリール本体がフレームが変形してフット部が折れるという重傷で、こちらは完全にパーになったそうです) リールシートから下部を作り直す事にしました。

 まずはリールシートから3㎝程下部でカットして、そこの外径が約15mmだったので外径17mm・内径15mmのメッシュカーボンパイプを被せて新しいグリップパイプを作る事にしました。 ただ被せる部分の長さが3vmほどしかなく、しかも目に見えぬヒビが入っている可能性も高いので、そのままでは使い物になりません。 そこで肉厚カーボンパイプを二重にした長めのジョイント用パーツを作り、十分な接着シロと強度を確保した上でパイプを接合してあります。 その後は新たなEVAグリップを削り出し、パイプリング・デコレーションリング・エンドキャップ全て新しいパーツを組み込んで仕上げてあります。 ブランク側も傷はありましたが小傷程度であり、1個だけ変形したガイドがあったので取り外して修正してから付け直しました。 

 費用総合計 ¥16999
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) セパレートタイプへと改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前のグリップ

 
高知県の方からの依頼でウットマーダウンラップのワンピースグリップをセパレートタイプのグリップへと変更するロッド改造をしたものです。

 このロッド改造の最大の問題は、ブランクのエンド部が非常に太い上にテーパーが強いので、エンド側からの改造がやり難いという事でした。 本来はトップ側からパーツを組み込んである構造なのですが、その為にはガイド・フォグリップ・リールシートも外してブランク状態に戻さねばならず、費用が極めて高くなってしまうので何とかエンド側からの改造を試みました。 まずはエンドキャップを取り外してリヤグリップのEVAを剥がし、ブランクに残った接着剤を綺麗に取り去って研磨してエンド部の径を測ると18mmでした。 そこで内径18mmでノーマルグリップとほぼ同じ外径33mmで内径18mmのEVAパイプと内径18mm7のワインディングチェックを取り寄せ、EVAパイプは切削加工してエンド側から組み込みました。 センターグリップ部のブランク径は15mm位なので興亜テープを巻いて太さ調整するのですが、問題となるのがワインディングチェックとの隙間です。 ここはスレッドを重ね巻きして太くしてから厚めにコーティング剤をセパレートパイプ部全体に塗る事で対処してあります。 通称「ボタ塗り」という粘度の高いコーティング剤を一度で厚塗りする手法で、これを行うビルダーは少数派の様ですが当店の店主は得意としております。

 EVAグリップ部はそれぞれ6㎝と短めの7御指定だったので、太めのグリップである事も手伝って外見的にはEVA部が極端に短く見えますね。 なお、バットキャップのFuji/BRC-22は破ることなく外せたので再利用してあります。

 費用総合計 ¥11830
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) グリップの全体像 ・ (右の写真) フォア部からリールシート部のアップ像

 愛知県の
方からの依頼で、フェンウィックTAV-GP69C-MLのリールシート・フォアグリップを変更し、リヤグリップの延長改造をした例です。

 ノーマルのリールシートはトリガーレスタイプのフェンウィック独自の物でしたが、手に合わないので長い間使っていなかったそうです。 これを依頼された方のお好みに合うFujiのTCS-16型リールシートに変更する事になりました。 完全ワンピースのロッドなので通常であればガイドを取り外すかリヤグリップを完全に分解する必要があるのですが、今回はリールシートの中央部でブランクを切断し、補強材で接合すると同時に新しいリールシートを組み込む方式を採用しました。 リールシートの長さの問題でセンターグリップのコルクを短くし、フォアグリップはノーマルのイメージを残したデザインでKDPSに組み込んで新たに作成してあります。

 リヤグリップはコルクを剥がしてからカーボンパイプを被せて延長し、その上に新たに切削加工したコルクグリップを接着してあります。 エンドキャップはノーマルの物を再利用し、取り付けの際にバランサー用のウェイトも組み込んでピッチング等での使用がやり易様にしてあります。 費用的には結構掛かってしまったのですが、他にもロッドの修理などの依頼もあったので特別に工賃をかなりサービスさせてもらって下記の費用となっています。

 費用総合計 ¥18192
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) ソリッドティップ化で修理した折れロッド ・ (右の写真) 補強前のソリッドティップ接合部

 
ティップ部が折れたロッドにソリッドティップを接合して修理したものです。 元々が張りの強いMパワーのベイトロッドだったので、ソリッドティップもジャストエース社のST-SFT631Mを考えたのですがパワー・張りの不足を感じ、同じジャストエース社の最大パワーのソリッドティップST-350MHを使用しました。 

 まず問題となるのはソリッドティップの接合部外径とブランクの内径です。 本来ならばソリッドティップの接合部と同じ太さの部位でブランクを一旦切断し、そこから数㎝ずつブランクを切断してピッタリ接合できる部位を探し出します。 ソリッドティップのロッドは接合部にガイドを取り付けないとロッドが折れてしまう可能性が高いので、ガイド設定はソリッドティップの接合部が基準となります。 修理ロッドであってもガイド設定を全て見直して全て付け直す前提であれば問題ないのですが、修理費を抑えるためには接合部より下側のガイドは外さずにノーマル設定のまま使いたいのですが、なかなか都合の良い位置で接合できるものではありません。 1~2㎝程度のズレであれば僅かに削ったり樹脂を塗ったりして太さ調整できるのですが、ガイドとガイドの中間位置だと何ともなりません。

 お手持ちのロッドをソリッドティップに改造したいという要望が時折あるのですが、「そのロッドのパワー・調子的に適合して接合位置の問題もなく接合可能なソリッドティップが存在するのか?」という問題があり、改造が上手くできるか否かはブランクを切断してみないと判らないのであるリ意味「賭け」になります。 それ故に元々が折れたロッドで、上手くいかなくとも諦めて頂ける条件でなければ請けれないのです。 どんな改造・修理でも完璧に出来る様な宣伝をしている業者が存在しますが、当店の考え方だとそれは無責任に思えますね。

 接合部は4番ガイド位置でピッタリ位置より3~4㎝下でしたが、樹脂を塗っての太さ調整で何とか上手く接合しました。 しかしブランクがMパワー表示でも硬く張りがある為に、曲がり易いソリッドティップではMHパワーでも調子やパワーバランスに若干不満が残りました。 ガイドはトップガイドのみパイプサイズの問題で新品に交換しましたが、ソリッド部と接合部のガイドは元の折れたロッドから取り外した物を再利用してあります。 今回もリスクを御承知の上で修理改造したもので、積極的に修理例として載せたくはないので掲載チョットを躊躇しましたが、これも一つの例として提示する方がお客様の参考になると判断して載せました。

 費用総合計 ¥11267 
 
 
  
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) エンドキャップを改造したロッド・ (右の写真) 集積コルク製に改造したエンドキャップ

 岡山県の
方からの依頼で、depsのアジング用とエギング用のロッドのエンドキャップをGPシリーズの様な集積コルク製のラウンド型エンドキャップへと改造をしたものです。

 以前にサイドワインダーのグリップをGP風のエンドキャップに変更する依頼をしてくださった方からで、今回も集積コルク製のラウンド型エンドキャップに変更して欲しいとの依頼でした。 通常であればノーマルのアルミ製バットキャップを外す際にEVA部も2㎝ほどカットして集積コルクエンドキャップを被せるのですが、短くてテーパーの強いセパレートタイプのリヤグリップはカット部が細くなってサイズ的に合わなくなったり、極端に短くなってしまいます。 そこでリヤグリップのEVAも剥がし、新たにEVAを切削加工したグリップと打0区ガンメタリックカラーの幅5mmのデコレーションリングを組み込み、市販のラウンド型集積コルクバットキャップをdepsのGP風に切削加工して取り付けました。 店主にとっては難しい作業では無く、パーツ在庫があり手も空いていたのでロッド到着の翌日には完成させました。

 費用総合計 ¥14810 (1本各¥7404)
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 新たに製作したグリップ ・ (右の写真) 交換したKガイドと外したノーマルのYガイド

 千葉県の方
からの依頼で、初期のシマノ製バンタムスコーピオンのスピニングロッドのグリップを完全に作り直し、ガイドもチタンフレームのKガイドへと交換したものです。

 初代スコーピオンのスピニングロッドの中にはテネシーグリップの物があり、このロッドはそのタイプの機種でした。 グリップ上部のワインディングチェックを残してコルクグリップを依頼者が剥ぎ取った状態でしたが、接着剤などは剥がしてないので、それの処理は必要はありました。 御要望はリールシートに無塗装のTVS-TJCをアップロックで取り付け、フォアグリップ・センターグリップレスのセパレートタイプで、リヤはコルク製グリップに集積コルクのエンドキャップを組み込み、ガイドは小径のKガイドで取り付け位置と数はノーマルと同じという御要望でした。

 まず問題となった事はセパレートパイプ部の処理ですが、これは相談の結果外径10mmのメッシュカーボンパイプを被せ、リールシートのタッチ窓部にも外径15mmのメッシュカーボンパイプを採用しました。 グリップ関係で一番問題となるのがフォア部の処理でしたが、残っているワインディングチェックとリールシート専用ワインディングチェックのサイズが合う物を何とか組み合わせて上手く処理しました。 予想外の事は、凸型のバットキャップを取り付けようとしたところ、ブランクの内径が細すぎて加工しないと取り付けれなかった事です。 これはブランク側の内径を0.5mm広げる事で対応出来ました。

 ガイドはKRコンセプトに用いる小径のKガイドですが、ガイド数・取り付け位置を変えないという条件だったので、ガイドの機種・サイズ選択は悩みました。 予めノーマルのガイドの背の高さ・リングの大きさを測ったデータを送って頂いていたので、概ねの設定は見当を付けておきました。 その結果トップ側からT-LGST4・T-KTSG4・同4・T-KLSGM-5.5M・T-KLSGH-10H・同20Hの6個設定になり、ノーマルと同色系のスレッドで巻き上げて取り付けてあります。

 費用総合計 ¥29577
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) バット部で折れたロッドの接合修理部 ・ (右の写真) ガイド部での折れたロッドの接合修理部

 上の2枚の写真は愛知県在住の別々の方から修理依頼されたロッドで、左の写真はdeps・GPシリーズのコンストリクターがバット部で折れたのを接合修理したもので、右の写真はエバーグリーン社ヘラクレスのマニピュレーターがガイド部で折れたのを接合修理した物です。


 depsのGPコンストリクターの方は、本来なら最も丈夫なリールシート上部2㎝位の部分で折れており、釣りの最中に突然折れたそうで原因不明の破損でした。 断裂部の内側が裂けていたので接着剤で一旦裂け目を固めながら綺麗な筒状に成型し、肉厚のカーボンパイプ2本を重ねた補強材を差し込み接着してブランクを接合。 外側はブランク表面のテーパーを少し切削加工してからりップスティック型ワインディングチェックを被せて内・外両方から補強接合する構造で修理しました。 リップスティック型ワインディングチェックとリールシート先端の間に出来た隙間はスレッド巻きコーティング処理してあります。 ブランクにプリントにされたエンブレム文字を残したいという、修理する方としては厳しい要望もありましたが、これも何んとか運良くクリアーする事ができました。

 ヘラクレスのマニピュレーターの方は自宅でお子さんにロッドを踏まれたそうで、ガイドフットがブランクにめり込んで折れていました。 まずガイドを外して酷く裂けた部分を切り取り、残った多少の裂けは接着剤で固めて成型。 破断部にソリッドカーボン差し込み接着して接合し、接合部の上側には然程厚くない程度に削ったカーボンパイプを被せて補強してあります。 その補強カーボンパイプの上に変形を修正したノーマルガイドを取り付け、スレッド巻きした部分とフット間のカーボンパイプ部も同時にコーティングしました。 このロッドはアンサンドで無塗装のブランクなので、表面を削ったカーボンパイプにコーティングするとほぼ同じ色目になり、接合部が太くなった事を除けば外見的には目立たなく修理出来ました。 接合部がガイドの真下なので補強によってブランクが硬くなる事によるアクションへの影響も少なく済みました。

 折れたロッドの修理は強度・アクション・外見の問題で困難な事が多いのですが、偶然にも折れた部位や折れ方によっては何れにも大きな影響なく修理する事が可能な場合があります。 今回の2本は折れるという不幸中、偶然にも折れた部位と折れ方がマシであったという物で、毎度の様に上手く修理できるというものではありません

 費用総合計 ¥8290 (左の写真のGPコンストリクター)
          ¥6380 (右の写真のヘラクレス・マニピュレーター)
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) リールシート変更とセパレート化したグリップ ・ (右の写真) 改造前のグリップ

 滋賀県の方
からの依頼で、デビジョン社とツララ社のコラボレーションのロッドであるホライゾン73のグリップをセパレート化し,、同時にリールシートの機種も変更するロッド改造をしたものです。

 ノーマルのグリップが少し長いので、1.5cm短縮すると同時にセパレートグリップ化し、手が小さいのでリールシートをACSから握り易いPTSに変更して欲しいとの要望でした。 ECS・ACS・PTSはタッチあの部の処理が問題となるのですが、このロッドのグリップパイプの径は約15mmだったので、Fuji純正のカーボンパイプ内蔵型でブラック塗装済のあるB-PTSMPS17CSが問題なく取り付ける事が出来ました。 このロッドで問題となりそうだったのはグリップエンドに仕込まれた純正の真鍮製7バランサーウェイトの取り外しでした。 グリップパイプの外径と真鍮パイプの内径がピッタリだと取り外しが極めて困難なのですが、真鍮パイプの内径が大きくスペーサーが入っていたのでグリップパイプを傷めずに取り外せて助かりました。

 セパレート部は一回り太いメッシュカーボンパイプを被せ、パイプリングの上側にはガイド部と同じカラーリングのスレッドを巻いてコーティング。 エンド部には取り外した純正の金属リングを取り付け、ゴム製BRC-22バットキャップの内側には純正の真鍮製バランサーウェイトを取り付けてあります。 グリップエンドを1.5cm短縮しているのでバランスが先重りになるかと思っていたのですが、先重りどころか後ろ重りと言えるほどのバランスでした。 このロッドは元々78の改バージョンで73の長さになった物らしく、どうやらグリップの重量バランサーが78仕様のままだった様に思えます。 依頼者の方は改造前だとロッドティップがフワフワし過ぎると感じられていた様ですが、丁度良い位になったと喜んでおられました。

 費用総合計 ¥21016
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
 (左の写真) 改造後のグリップ ・ (右の写真) 分解したグリップと組み込み前のパーツの状態

 愛知県の方
から、ダイワのハートランド疾風琵琶湖スペシャルのリールシートが壊れてしまったので、リールシートを交換修理して欲しいという依頼により、ロッド修理を兼ねたロッド改造をしたものです。

 ダイワのロッドのリールシートには着色された半透明の綺麗な物があるのですが、材質的に硬い為か割れるというトラブルが起こる場合があります。 このロッドもトリガーの前部で割れてリールシートが割れており、リールを確実に取り付ける事が出来なくなっていました。

 リールシートをFujiのACS-KN16に交換する事は直ぐに決まったのですが、それに伴ってフォアグリップ・センターグリップも交換する事となり、予算と工法の問題が起こりました。 本来であればガイドを取り外して作業するのですが、ガイドの取り外しと再取り付け作業にかかる費用が予算的にネックとなる事です。 そこでリールシートとセンターグリップを分解して取り外してからリールシートの中央部でブランクを切断し、ジョイント兼補強用のカーボンパイプを内側と外側に配してリールシートを被せるという手法をとりました。 右の写真はEVAグリップを削り出したり各パーツのサイズを合わせ、組見上げる前の状態を写したものです。 写真で判る通り、センターグリップ下部の金属リングより下側はノーマルのままです。 またバット部のリップスティック型ワインディングチェックは残し、フォアグリップのワインディングチェックも再利用しました。

 作業する方としての最大のネックは、センターグリップにグレーのEVA使用して欲しいというを要望でした。 材料・パーツを仕入れているマタギ社ではグレーのEVAは全て廃盤でり、メーカー在庫もセパレート部の金属リング径以上の非常に内径の大きい物しか残っておらず、ジャストエース社の物は発売されているのですが内径の種類が少ないのでEVAパイプの内側を削って広げねばなりません。 今回は外径28mmのグレーEVAパイプの内側を削りましたが、コルクと異なりEVAの内側は非常に削り難いのでなかなか大変でした。

 費用総合計 ¥23811
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 改造後のEVAワンピースグリップ ・ (右の写真) 改造前のコルク製セパレートグリップ

 岐阜県の方
からの依頼で、新品のザクトクラスト社ナマンチュNWG-B70MのコルクのセパレートグリップをEVAのワンピースへとロッドのグリップ改造をしたものです。

 この依頼者の方からは以前にも何本かのナマズ用ロッドの改造を依頼されており、コルクグリップ・セパレートグリップが嫌いなのでEVAのワンピースグリップに改造して欲しいとの依頼が主でした。 以前はストレートのワンピースグリップへの改造が多かったのですが、シェイプタイプのワンピースグリップへとの依頼でした。 ちなみに、このロッドは前日に他店にて購入した新品だそうで、写真でも判る通りコルクグリップには汚れ防止のフィルムが被さったままで持ち込まれました。

 ザクトクラフト社のロッドのバットキャップは少し取り外し難く、ベースとなる本体のアルミパーツからデコレーションリング・ゴム部・エンブレムプレートを一旦外し、熱処理を加えて本体部分を外した後に組み立て直して再使用しました。 コルクグリップ等の剥ぎ取りは然程に問題ないのですが、グリップパイプに残った接着剤を取り去るのは難儀でした。 当店が使う様なエポキシ接着剤であれば過熱すれば軟らかくなるので剥がし易いのですが、このロッドに使われている接着剤はガチガチで過熱してもあまり軟らかくならないので非常に作業し難かったです。 以前はこの種の接着剤が使われているロッドは殆ど無かったのですが、最近多い中国等で作らせているロッドなどに多用されていると感じます。

 グリップ着脱式ブランクの為にフォアグリップの交換には支障が無く、EVAのシェイプ加工も特に変わった形状では無いので特に問題はありませんでしたが、極めて先重りするロッドだったので重量バランスを取り直しました。 グリップパイプが太いのでグリップエンドへ集中的にウェイトを入れれるので効率は良いはずなのですが、結構な重量のウェイトを入れねば依頼者のお好みの重量バランスになりませんでした。

 グリップ改造以外に、ブランクにネームシールを貼ってコーティングして欲しいとの要望もありました。 バット部のエンブレムのある位置の下側にネームシールを貼ってコーティングしたのですが、元々のエンブレム部のコーティングが厚い為にかなりバット部が太くなりました。 ただ上手くコーティングしたので、ノーマルの状態よりも表面の凸凹が少ない綺麗な表面に仕上がっています。

 費用総合計 ¥15387
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) ワン&ハーフ方式で2ピース化改造をしたロッド ・ (右の写真) ジョイント部の接合状態

 東京都の方からの依頼で、ワンピースロッドのダイワ社製ハートランド白疾風HL-Z691HMHRB-04を、バットガイドの下側でブランクを切断してワン&ハーフタイプの2ピースへとロッド改造したものです。

 数ヶ月前にもハートランドZの疾風を切断して2ピースロッドに改造された方からの依頼です。 2ピースへの改造はブランクを切断してから強度上の問題が判っても後戻りができませんので、「ロッドが使い物にならなくなってもノークレーム」 の確約書を頂かない限りはお断りしています。 依頼者の方は公共交通機関で移動するために長いワンピースロッドでは使う事が出来ないので、「万一の事があっても構わない」 と、今回もロッドと一緒にノークレームの確約書をお送り頂いております。

 今回のロッドは、等分の2ピースに改造する事を考えると8番ガイド部が最適位置となり、ガイドの上下いずれかでカットすると仕舞い込み時にトップセクションとバットセクションのどちらかが数㎝長く飛び出す事になってしまいました。 トップセクションの方が長いと持ち運び時に無意識のうちにトップを破損させる事があり、バットセクションの方を長くするとアクション・強度的に多少劣る事になり悩みました。 そこで、中途半端にトップセクションを長くするよりワン&ハーフの2ピースにした方がアクション・強度的に優位であり、持ち運び時には逆に注意する様になって破損事故が減ると思えるので、それを依頼者の方に提案して相談した結果ワン&ハーフ方式に決定しました。

 改造方法は、バットガイドの下側でブランクを切断し、ジョイント部に合う径とテーパーの丈夫なカーボンパイプを重ねてソリッド状にしてから切削研磨で微調整し、それをバットセクション側に差し込み接着しました。 バットセクションの切断部には補強スレッドを巻いてコーティングしましたが、トップセクション側はバットガイドの取り付けスレッドがその役目を果たしています。 問題となったのは、このロッドと同じカラーのスレッドが無い事で、写真では判り難いですが少々色合いが異なるスレッドで巻いてあります。

 毎度書きますが、2ピース等への改造はトラブル発生の可能性が無いとは言い切れないので、依頼者の方が主力でお使いになっているロッド等の場合は依頼をお断りする事も多く、今回の依頼と同時期に他の方からあった依頼はリスクが高いという事で諦めて頂きました。

 費用総合計 ¥5300
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) バットキャップ改造後のグリップエンド ・ (右の写真) 改造前のグリップエンド

 一段上の改造例と同じ埼玉県の
方からの依頼で、depsのヒュージカスタムのH2S-75RFのグリップエンドのバットキャップを同じヒュージカスタムのH2N-64R風の集積コルクとEVAを組み合わせたラウンドタイプに変更するロッド改造をしたものです。

 EVA製のバットキャップを取り外し、新たなバットキャップを取り付けるだけなのですが、H2N-64R風の集積コルクとEVAを組み合わせたラウンド型バットキャップは市販パーツに存在せず、加工可能な似た形状な物も無い事が問題でした。 そこで市販の集積コルク製ラウンド型バットキャップを切断した物とEVAパイプを接着し、更に旋盤で切削加工した物を作って取り付けてました。 加工の為に使用した集積コルクバットキャップの径の為に本物のH2N-64Rとはサイズが異なりますが、全体のデザインイメージは合わせて作ってあります。

 このロッドは非常に持ち重りする欠点があるので、重量バランスの調整も重要な要素の依頼としてありました。 ウェイトを入れればロッド自重も重くなるので、フォアグリップ先端が重心点とするのに最低必要な量のウェイトをグリッププエンド内に挿入接着し、巻き物系ルアーにベストで打ち物系ルアー使用でも十分に使い易いバランスになっています。 これにより自重は増しているのにロッドが非常に軽くなった様に感じ、操作性・感度も確実にアップしました。

 費用総合計 ¥5264
 
 
 
  
☆ ロッド改造・ロッド修理の完成例
 (左の写真) コルク化とワンピース化改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前のEVAセパレートグリップ

 三重県の
方からの依頼で、メガバス社製F5-76XノーチラスのEVAセパレートグリップを、シェイプされたワンピースコルクグリップへと変更するロッドの改造をしたものです。 下の段の茨城県の方からの依頼も同様の内容でしたが、最近はセパレートグリップからワンピースグリップへの改造依頼が多くなっています。 15年位前まではワンピースグリップが主流だった為にセパレートグリップへの改造依頼が多かったのですが、現在は市販ロッドの殆どがセパレートグリップの為にワンピースグリップへの改造依頼が増えるという逆転現象が起きている様です。

 このロッドも基本的には難しい作業ではないのですが、やはり再利用するバットキャップの取り外しに苦労しました。 今回も接着剤の問題があったのですが、それだけではなくグリップパイプに被せるバットキャップの金属部分がリヤグリップ全体に被さるパイプ状であった事も加わりました。 長い金属パイプは過熱しても熱が逃げやすいので簡単に接着剤が緩まず、過熱し過ぎればグリップパイプのカーボンまで焼けて傷んでしまいます。 そこで再利用に支障がない長さに金属パイプ部を切り取る方式で作業しましたが、カーボンパイプを傷付けない様に金属パイプのみを切断するのは非常に神経を使います。

 組み付けの方も、御希望のデザインに合わせたコルクグリップのシェイプ加工が大変でした。 内径12㎜・外径28mmのコルクパイプを加工したのですが、コルクグリップの大部分は外径19.5㎜まで細く削る必要があるので薄い部分の厚みが4mm以下となります。 更にエンド部のデコレーションカーボンパイプに差し込むの接合部の厚みは2mm以下となるので、切削時のみならず接着時にも破損せぬ様に気を使いました。 バットキャップ上側のEVA部も加工に多少手間が掛かりましたが、それでもコルクの加工よりはずっと楽ですね。 トップ側が持ち重りがするとの事なので、組み付け時にグリップパイプ内へウェイトを挿入接着してバランスを取ってあります。

 費用総合計 ¥13972
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) スピニングロッドヘの改造後 ・ (右の写真) 改造前のベイトタイプのロッド

 岐阜県の
方からの依頼で、メガバスのHYUGA66-6MLというベイトタイプでEVAグリップのパックロッドを、スピニングタイプでコルクグリップのパックロッドへと改造したものです。 このロッドはメバル釣り等にPEラインを使用するという事と、仕舞い込みをコンパクトにしたいのでバットガイドのサイズをなるだけ小型にして欲しいとの要望がありました。

 グリップデザイン等はお客様に写真・展示見本ロッド・現物のリールシートやパーツを見て頂きながら決定し、VSS-KN16タイプリールシートを用いたダウンロックでセパレートタイプのコルクグリップとなりました。 グリップ関係で一番問題になったのはセパレートパイプ部の処理ですが、グリップカーボンパイプの塗装まで綺麗に剥がしたら外径14㎜のメッシュカーボンパイプがピッタリ被せられたので、極めてとは言えないもののスマートな外観に仕上げれました。

 細めのPEライン+8Lb程度までリーダー使用との事なので、トップトップがLGタイプの4.5でバットガイドはKLHタイプの20Hを使ったKRコンセプト仕様とし、お客様の御要望でステンレスフレームガイドを採用しました。 ベイトからスピニングタイプに改造するには元のガイドを全て外さねばなりませんが、今回はお客様がガイドを外して持ち込まれました。 ガイドを外してもコーティング剤が酷く残っていたり塗装が剥がれて後処理が必要な場合は、お客様がガイドを外されても費用が安くなりませんが、このロッドは綺麗にコーティング剤も剥がされていたので作業が楽で費用も少し安くなっています。

 ガイド部のスレッドは剥がされずに残っていた飾り巻き部のカラーリングに合わせて巻き、セパレート部・バット部の他にジョイント部のガイドを外す事によって無くなった部分にも巻いてあります。 このロッドはジョイント部に白い合わせマークが入れてあったので、ジョイント部のガイドスレッドや飾り巻きには同じ様に合わせパークを入れておきました。 ジョイント部の関係で重量がやや重くなるパックロッドにステンレスガイドを採用した事と、ロッドを立てて操作する事が多い釣りなので、グリップエンド内にカウンター用ウェイトを挿入して重量バランスを取ってあります。

 費用総合計 ¥42426
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) プレートを埋め込んだFuji製BRC-22バットキャップ  (右の写真)横から見た状態

 岐阜県の
方からの依頼で、ゴム製ラウンド型バットキャップ(FujiのBRC-22タイプ)にプレートを埋込み、そのプレートにネームシールを貼ってコーティングするという、今までにないバットキャップを作るのロッド改造をしたものです。

 ロッドの盗難に遭った依頼者の方が、ロッドのブランクにネームシールを貼ると同時にバットキャップにもネームシールを貼り、万一ロッドが盗まれて売られたとしても発見し易い様にしたいとの事でした。 ブランクへネームシールを貼る事は問題ないですし、バットキャップもネームシールが貼り易いタイプに交換するのであれば問題ありませんでしたが、ゴム製ラウンド型バットキャップに貼り付けて欲しいという難題の要望でした。

 考え抜いた結果ネームシールが貼り易いゴムや樹脂の縁取り付きアルミ製バットキャップを利用し、縁取り部分をゴム製ラウンド型バットキャップにするという方法を試みる事にしました。 アルミ製バットキャップの縁取りを取り外してから外側を削ってゴム製バットキャップの内径に合わせ、それにネームシールを貼り付けコーティングした物をエンド部に丸く穴を開けたゴム製バットキャップと合体させました。 言うのは簡単ですがゴムは削り難いし、空気抜きの穴が無くなる事になるにで、組み付けにも一工夫が必要となり、かなり難儀しました。

 ホイホイと喜んでやりたい仕事では無いものの、手順は完全に把握したので慣れればもっと要領良く作業できるのではないかと思っています。

 費用総合計 ¥5518このロッドはブランクにもシールを貼りましたが、その金額は含めていません
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 修理したジョイント部 ・ (右の写真) 差し込み部に取り付けた口金

 下の写真と同じ福井県の
方からの依頼で、ダイコーのソルトウォーターロッドRVS-1100Mレイヴンの破損した2ピースのジョイント部に口金を取り付けるロッド修理をした物です。

 ジョイントタイプのロッドは差し込み部が割れるトラブルが時々あり、今回はそれの修理でした。 一般ユーザーは御存じないでしょうが、ジョイント部のメス側差し込み口に補強が無い状態ではオス側を強く差し込むと簡単にメス側が割れてしまいます。 その為に差し込み口はスレッドを巻き上げて丈夫なコーティングで補強せねばならないのです。 それでもブランク自体の強度不足・補強コーティングの強度不足や、差し込みが緩い為にテコの原理で強い力が加わって差し込み部が割れるトラブルが起きる場合があります。

 今回の様な修理の場合は補強スレッドをダブルラッピングして処理する事が多いのですが、かなりジョイント部に強い負荷が掛かるソルトウォーターロッドだったので強度的に不安があり、昔の並継ロッドに多く用いられていた口金補強で処理する事にしました。  まずは、元の補強スレッドを剥がして状態を確認したのですが、ブランクのヒビは目視では判らない程度だったので助かりました。 口金には市販品が無いので、差し込み部の径より僅かに細い内径のアルミ製リップスティック型ワインディングチェックを短く切り取って加工しました。 パイプの内側を切削して差し込み部ピッタリサイズにまで広げ、切断面を研磨して角を落として専用パーツと言えるほどに仕上げて取り付けました。 口金の上側はノーマルの補強スレッドを同じカラーリングでスレッドを巻き上げてコーティングし、口金の下側も僅か0.5mmほど飛び出したブランクとの間にコーティング剤を塗って綺麗に仕上げてあります。

 細かい作業は素手で行わねば上手くできないので店主はいつも素手で作業しますが、パイプの内径を広げる切削加工をすると切削砥石の摩擦熱でアルミパイプが熱くなるので時々火傷します。 大した事の無い様な作業でも、お客様に見えないところで結構苦労していますよ。

 費用総合計 ¥3290
 
 
  
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
   (左の写真) リングのはめ込み修理したトップガイド ・ (右の写真) 修理前の状態

 長野県の
方からの依頼で、トップガイドのS.I.C.リングが割れて無くなってしまったdepsのスラップショットのガイドを修理したものです。

 ロッド修理で多いのが、このトップのガイド修理です。 S.I.C.リングは硬くて傷付きにくい反面、硬さゆえに衝撃で割れる脆さがあります。 トップ部を強く何かに当てたりすれば割れる事があり、それ以外にもリールでラインを巻き取った際にルアーやシンカーが当たって割れる事も多いです。 特に硬いタングステンシンカーが一般的に使われる様になってから多発している様に感じます。

 通常であればフレームごとトップガイドを交換するのですが、チタンフレームのトップガイドはサイズが小さくても千円以上と値段が高いですし、スレッドを巻き直す必要ガあると費用も高くなってしまいます。 そこで当店ではフレームに変形などが無ければ、リングのみを圧入接着して直す方法を採用して安く早い修理を実施しております。

 しかし、FujiはS.I.C.リングのみを販売していません。 そこで同じサイズのS.I.C.リングを使用している価格の安いステンレスフレームのガイドからリングを取り外して使用しています。 取り外す際にS.I.C.リングを割ってしまう事があり、当店にとってのリスクが多いという欠点もありました。 その為に、古い中古ガイドからリングを外すという練習を何度も行って実用に漕ぎつけた方法です。 高いチタンフレームごと交換する事と比べるとパーツ代・工賃共に安価となりますが、トップ以外のガイドは作業が困難ですし、トップガイドでも4.5以下の小さなサイズや安いステンレスフレームがないトルザイトガイド等ではできません。

 この方の場合は修理費用よりも往復のロッド送料の方が高くなっていると思われ、この修理をする度に遠方の方が気の毒になりますね。

 費用総合計 ¥1255
 
 
  
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理完成例
  (左の写真) 改造後のベイトタイプグリップ ・ (右の写真) 改造前の状態

 
千葉県の方からの依頼で、Qu-onのデュナミスDSCS-510XXL-ASというソリッドカーボン製のスピニングロッドをベイトタイプへとロッド改造したものです。

 以前にも同じQu-onのスーパートリックスターSTS-511XL-ASというソリッドカーボンのスピニングロッをベイトフィネス用ロッドへと改造なされた方からの依頼で、前回の様に極小の3.5サイズのガイドをトップセクションに用いた13個設定のマイクロガイド仕様で、グリップはエバーグリーンのヘラクレス・ファクトHFAC-511HMST風デザインのセパレートグリップにして欲しいという御要望でした。

 今回もノーマルガイドを全て取り外し、ブランクが挿し込み接着してあるグリップはリールシート部で切断して分解してフロントのワインディングチェックのみ外さずに残しておきました。 少しでも軽量にとの御要望なので外径10mmのメッシュ柄カーボンパイプをベースにグリップを作製し、リールシートはブラックに塗装されたACS-16にノーマルのカーボンパイプを組み込んだKDPSロックパーツを再利用。 ヘラクレス・ファクト風のフォア部はジャストエース社のスクリュー側専用ワインディングチェックとノーマルのスクリュー部に付いていたリングを組み合わせて取り付けてあります。 リールシートタッチ部は手が痛くならない様に外径15mmのカーボンパイプを差し込んでありますが、少しでも軽量化をという御希望なのでグリっ追うパイプとの間は前後のみに軽いアーバーを入れ、中央部が空洞になる様に接着してあります。 重量を軽くしても先重り感があっては感度も悪ければ使用感も重く疲れるので、バットエンドにはマタギの可変式バランサーバットキャップWBC-2を取り付け、更に付けた仕様プレートP-2を1枚用意しました。 プレート1枚だけで十分にバランスが良く、しかも137g以下にしたいという御要望をクリアーしてプレーと1枚状態で123gで仕上げる事ができました。

 ガイドはチタンフレームでトップからT-LGST3.5、以下T-KTSG3.5・4、T-KBSG4.5・5・5.5とシングルフットガイドを取り付け、バット部はT-KWSG6・8のダブルフットガイドです。 御希望により前回と同じ13個設定のマイクロガイド仕様としてありますが、毎度極小ガイドをソリッド軟らかいティップ部に巻くのは厄介なな作業だと感じました。 今回はガイド取り付け後の塗装がだいぶ剥がれたので簡易な吹き付け塗装処理をしましたが、元と同じ様な艶消しダークグレーの色合いを出すににも苦労しました。

 費用総合計 ¥51743
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 折れたロッドを接合した修理部 ・ (右の写真) 修理前の折れた状態

 岐阜県の
方からの依頼で、折れてしまったシーバスロッドのトップセクションを、補強材を介して接合する方式でのロッド修理をした例です。

 2ピースのトップセクションの下側から20㎝位の位置でロッドが完全に折れていました。 アクションが悪くなる事を御承知の上での依頼でしたが、元々が長くて硬いロッドだったので破断部の補強接合でもアクションへの影響が少なく済みました。 通常だとソリッドカーボンや肉厚カーボンパイプを破断部から差し込み接着するのですが、この2ピースのトップセクションの下側が破断部だったので、テーパーに合わせた補強材を接錯覚して下側から肉厚カーボンパイプ差し込み接着しました。 バットセクションとジョイントする部分に接着剤が付かない様にせねばならないのが厄介ですが、上から差し込む場合の様な内径・外径差によるガタ付きが起きないので、その分は楽でした。 接合部の上には薄く切削加工したカーボンパイプを被せて補強し、ガイド部と同じカラーリングのスレッドを巻いてコーティングを施してあります。

 この手法の修理の度に毎回書いておりますが、折れたロッドを元通りに接合するのは物理的に不可能な事です。 補強材を介して接合する事は可能ですが、外見・アクション・強度に問題が起こる可能性があるなど困難な場合も多く、ある程度のリスクを御承知の上でのみお請けしている修理です。

 費用総合計 ¥4750
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) グリップの全体像 ・ (右の写真) EVAのカラーを変えたセンターグリップ

 神奈川県の
方からの依頼で、ツララ社とディビジョン社とのコラボレーションで作られたエルホリゾンテ85RemixのセンターグリップのEVAをブラックからグレーへとカラーの変更をし、リールシートの機種も変更するロッドのグリップ改造をしたものです。

 依頼者の方は、前回は同じ機種のロッドで、傷んだEVA製のセンターグリップをコルクに変える改造をなさった方です。 センターグリップの交換には、バットキャップ・リヤグリップ・ワインディングチェック・飾り巻きスレッドコーティング等の全てを剥がし取ってリヤ側から作り直すのが基本です。 ところが、このロッドはグリップエンド部のパイプにカウンターバランサー用のウェイトの厚い真鍮/製のパイプが被せてあり、これは熱処理をかけて接着剤を緩めて外そうとしても簡単には外れず、過熱し過ぎるとグリップのカーボンパイプが焼けてダメになってしまうので、この構造のタイプのロッドには毎度困らせられます。 前回はピッタリサイズのコルク製センターグリップを作成し、それを縦に二分割した物でサンドイッチのように上下から挟んで接着するという工法を用いましたが、これはEVAではできない工法です。 そこで、今回は着脱式グリップなのでリールシートを取り外してフロント側から作業し、ついでにリールシートもノーマルの無塗装から塗装を施したTCS-SD17に交換する事になりました。 大変だったのがリールシートより上に飛び出しているグリップパイプに施された飾り巻きで、コーティングが硬く塗装がバリバリ剥がれたので跡処理のスレッド巻きコーティングが大変でしたす。 正直言って進んではやりたくないと感ずる位かなり大変でしたネ。

 肝心の交換するセンターグリップはグレーのEVAですが、元々サイズが限られている上に徐々に廃盤となってきており、入手可能な物を用いて、外側だけでなく内側も切削加工してサイズを合わさねばならず面倒でした。 稀にある事なのですがシェイプ加工したらEVAの表面に空気による穴が開いていることがあります。 ラバーフォームはガスを使うので小さな穴はある程度は止むを得ないのですが、今回は完全に削り上げた物に目立つ穴出現したので作り直さねばならず泣きの涙の作業でした。

 費用総合計 ¥18076
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) スピニング用からベイトタイプに改造したロッド ・ (右の写真) リヤグリップ部のアップ

 香川県の方からの依頼で、フィンチ・カナリア48というスピニングタイプのハゼクランク用ショート・パックロッドをベイトタイプのパックロッドへと改造したものです。

 まず、この改造にはロッドを完全に分解してブランク状態に戻す必要があり、これが結構大変な作業になりました。 改造前の写真を撮っていないので判り難いですが、このロッドのリールシートはウッド製であり、更にフォアグリップレスの形状でしたがリールシート上部の金属パーツが薄いリングではなくアルミの塊の様なタイプだったので、切削砥石を付けたハンドグラインダーやリューターを駆使してやっとこさ外しました。 特に金属部は電動工具使用での摩擦熱が生じるので水を時折掛けながら作業するのですが、それでも熱がブランクに伝わってブランクの樹脂が痛む恐れがあります。
 そこでグリップ部全体に、元のリールシート位置より少し上までカーボンパイプを被せて念の為の補強を施してあります。 リールシートは御希望によりACS-16を用い、グリップはこれも御希望によりスッポ抜け防止でエンド部が太くなるテーパーでコルクを削り、エンドキャップとの段差でコルクが欠けぬ様に集積コルクも組み込みました。 これに合う外径・内径のコルクパイプが市販にないので、今回のグリップは外径の大きいコルクリングを1個ずつ接着してパイプ状にした物を切削加工して作りました。

 ガイドはPラインE対応のKガイドでスパイラルセッティングを御希望でした。 ノーマル7状態でもショートスピニングロッドとしては多めの8個ガイド設定のロッドだった為に、ベイト仕様でも同じ位置にガイドを取り付ければ良かったので位置決めは楽でした。 しかし、胴調子のウルトラライト・ショートロッドなので、スパイラルガイドの捻り角度を決めるのには苦労しました

 費用総合計 ¥33628
 
 
  
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) グリップの全体像 ・ (右の写真) リールシートとフォアグリップのアップ

 岡山県の
方からの依頼で、ダイワのブラックレーベルPF-701MHFBのグリップ改造をした例です。

 依頼者の方が気に入って使っているロッドですが、感度・持ち重り感に不満があるので、エバーグリーン社カレイドのスーパークーガー風デザインのグリップに作り直してバランスも見直してほしいとのロッド改造依頼でした。

 このロッドはブランクがグリップエンドまで入っている構造であり、太さ等を調べた結果で完全分解せずにリールシート後部で切断してから分解し、新たに作成したグリップに差し込み接着接合する工法で改造する事としました。 この工法だと費用が完全分解より安く、一般的には分解作業も少なくなって楽なのですが、このロッドは非常に手間が掛かりました。 リールシートとブランクの間のスペーサーにカーボンパイプが用いられており、これが頑丈に取り付けられていた為に削り取るのに大変苦労しました。 またバット部のリップスティック型ワインディングチェックも切断砥石をセットしたルーターで切り剥がさねばならず、ブランクを傷付けない様に慎重に行わねばならない作業でした。

 分解してしまえば組み立ては手慣れているので、バット部のスレッド巻き直しコーティングと言う作業はありましたが、特に問題なく進みました。 フォア部のパーツのカーボンリングは幅の狭いサイズが市販品にないので長い物を切って使用しています。 切るだけなら簡単ですが、真直ぐにカットしないと幅が狂って上下の金属リングとの間に隙間が出来てしまうので、旋盤を用いて誤差0.1㎜以下に抑えてあります。 全体を組み上げてから重量バランスを確認し、エンド部にカウンターバランス用ウェイトを内蔵させて打ち物・巻き物系ルアーの何れの使用にも使い易い様に仕上げてあります。 写真には載せてありませんが、エンドキャップの底側にはノーマルエンドキャップからダイワのエンブレムを移植してコーティングしてあります。

 依頼者の方からは 「最初からこの形のロッドだったと思える位です」 と喜んで頂けましたが、当店では改造したロッドを中古ショップに持ち込んで 「これは限定モデルです」 と言っても信じてもらえる位の仕上がりを心掛けて作業しております。 でも、折角改造したのですから、お客さまにはロッドが駄目になるまで使い込んで頂きたいと常々望んでおります。

 費用総合計 ¥27887
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 改造後のNWC-B78MH ・ (右の写真) 改造前のNWG-B510L

 岐阜県の方
からの依頼で、ザクトクラフト社製のナマズ用ロッドNWC-B78MHとNWG-B510Lの2本をコルクのセパレートグリップからEVAのワンピースへとロッドのグリップ改造をしたものです。

 この2本のロッドは長さに差があるだけで基本的に両方共に上右の写真のデザインなのですが、依頼者の方はこのシェイプしたグリップが手に合わず、またEVAが好みなのでストレートのEVAグリップに改造して欲しいとの依頼内容でした。

 リヤ側は分解する際にバットキャップを外し難くかった以外は特に問題ありませんでした。 バットキャップはベースとなる本体アルミパーツからデコレーションリング・ゴム部・エンブレムプレートを一旦外してから熱処理を加えて本体部分を外し、その後に組み立て直して再使用しましたたが、チョット手間の掛る作業でした。

 一番問題だったのはフォアグリップ部で、フロントのワインディングチェックが外し難く、フックキーパーや多くのガイドを取り外すだけでなくエンブレムまでも剥がさねばならない可能性があり、最悪の場合はフォアグリップのEVA変更は諦めると依頼者の方は申されました。 難しいと「面倒だ」と思いながらも挑戦したくなるものです。 運よくリールシート上部のデコレーションリングとワインディングチェックの外径が同じだったので、その径より僅かに細いEVAグリップを削り出し、やや強引に被せて接着して対応しました。 内部はコルクを剥がしてからコアテープを巻いてEVAグリップの内径に合わた太さに調整してあります。 EVAをピッタリサイズに削り出せねばならない事が一番気を使う作業でした。

 NWC-B78Mの方は2ピースだったのでフォア部を改造する為に外したガイドはバット部の1個のみでしたが、2ピースが嫌いなので接着接合して欲しいとの要望があり、グリップの作業後にジョイント部の隙間が出来ない様に切削研磨してから接着接合しました。 NWG-B-510Lの方は元々ワンピースロッドで、フォア部を改造するのみ邪魔なガイドはバット部の2個でしたので、これを一旦外してから作業後に付け直してあります。 2本の費用金額差はこの様な理由によるものです。

 費用総合計 (NWC-B78MH¥8591 ・ (NWG-B510L)¥8591
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) グリップの全体像 ・ (右の写真) 改造したグリップのセパレート部

 岐阜県方からの依頼で、以前にグリップ延長改造をしたdepsのヒュージカスタムH3S-73RF/FEですが再度ロッドのグリップを改造したものです。

 以前の御依頼による改造はセパレートグリップのリヤ部を延長したもので、グリップの太さは変えずにデザインそのままに長さのみ延ばしたので、ノーマルと同じでグリップの太さはは細めでした。 お客様は細めでは使い難く感じられて熱収縮パイプを2重に被せて使用する様になられていたのですが、EVAの太くすると同時にデザインを一新する依頼でした。

 リールシートより下部は完全に分解してグリップパイプのみの状態に戻し、新たに御希望のデザインに切削加工したEVAグリップを組み付け、グリップとパイプの接点にはガンメタカラーのワインディングチェックを取り付け、更にその上側にガイド部と同じカラーリングでスレッドを巻いてコーティング。 エンド部はこれも御希望のFujiのゴム製BRC-22とガンメタカラーのデコレーション金属リングを取り付けてあります。

 このロッドはブランクが重たいのでノーマル状態だと非常に持ち重り感がします。 以前のグリップ延長改造で多少は改善されていたものの、まだまだ持ち重りを感じるのでバランスの取り直しも依頼されました。 延長してあるグリップに重いゴム製BRC-22を取り付けただけでは不十分だったので、グリップエンド内にウェイトを内蔵させてベストバランスに仕上げてあります。

 費用総合計 ¥13825
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 改造後のグリップ ・ (右の写真) 純正ロックナットのパーツを再利用したフォア部

 
千葉県の方からの依頼により、Qu-on製スーパートリックスター STS-511XL-AS というソリッドカーボンブランクのスピニングロッドをベイトタイプへとロッドの改造した例です。

 同じ機種のスピニングロッドをベイトタイプに改造した物を使用した動画を見て自分も実践しようとされた方からの依頼で、極小の3.5サイズのガイドをトップセクションに用いた13個設定のマイクロガイド仕様で、グリップのフォア部はエバーグリーンのヘラクレス・ファクトの様なデザインのセパレートグリップにして欲しいという御要望でした。

 まずはノーマルガイドを全て取り外し。 ブランクが挿し込み接着してあるグリップはリールシート部で切断して分解し、フロントのワインディングチェックのみ外さずに残しておきました。 外径12mmのメッシュ柄カーボンパイプをベースにグリップを作製し、リールシートはブラックに塗装されたECS-16で、ロックパーツはノーマルのKDPSにカーボンパイプを組み込んだ物を再利用。 ヘラクレス・ファクト風のフォア部は2種類のリールシートリング・メッシュカーボンを短く切って作ったリング・皿状に切削加工したEVAを組み合わせてあります。 金属パーツのカラーはノーマルに合わせたかったのですが、パープルのカラーが無いパーツもあるので、レッドとパープルを組み合わせて作りました。 リールシートから下部の長さは22cmとしたので全長は長くなっています。 更にバットエンド部にはカウンターバランス用のウェイトを内蔵させてあるので、持ち重りし易いソリッドブランクでのロッドでも非常に良いバランスとなり、操作性・感度が向上しています。

 ガイドはチタンフレームでトップからT-LGST3.5、以下T-KTSG3.5・同4、T-KBSG4.5・同5・同5.5とシングルフットガイドを取り付け、バット部はT-KWSG6・同8のダブルフットガイドです。 御希望に合わせて13個設定のマイクロガイド仕様としてありますが、極小ガイドをソリッド軟らかいティップ部に巻くのは結構面倒な作業ですね。

 費用総合計 ¥51849
 
 
 
ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) 折れたロッドの接合した修理部 ・ (右の写真) 修理前の破損した状態

 東京都の
方からの依頼で、折れたロッドのトップセクションを補強材を介して接合する工法でのロッドの修理をした例です。

 このロッドは数年前に当店で作製したカスタムロッドなのですが、残念な事に折れてしまったので何とか直したいとの御依頼でした。 以前から何度も書いておりますが、折れたロッドを元通りに接合するのは物理的に不可能な事です。 補強材を介して接合する事は可能なのですが、外見・アクション・強度に問題が起こる可能性があるなどの修理困難な場合も多く、ある程度のリスクを御承知の上でのみお請けしているロッド修理です。

 今回は折れたのが2番ガイドの直ぐ上の部位だったので、ガイドを接合修理部の上へ取り付ける事でアクションへの悪影響を軽減しました。 まずガイドを外し、折れて裂けた部位を切断し、ソリッド状のカーボンをジョイント材として差し込み接着し接合します。 ただ、細いソリッドカーポンだけでは強度が保てないので、同時に接合部の上に細い金属パイプを被せて補強します。 それぞれのパーツにはサイズ的に微妙な差があり、しかも完璧に真っ直ぐな形状ではないので、接合時にセンターを上手く出すのが難しいです。 その為に接合した先がどうしても上下左右のいずれかに曲がってしまうので非常に気を使います。 後は補強パイプの上にノーマルと同じカラーリングのスレッドを巻いてガイドを取り付けるのですが、これもブランクと補強パイプの段差を隠さねばならないので少々巻き難い作業でした。

 費用総合計 ¥4850
 
 
 
  
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) フォアグリップレスのセパレートタイプへ改造したグリップ ・ (右の写真) 改造前の状態

 奈良県の
方からの依頼で、depsのサイドワインダー・ボアコンストリクターのグリップを延長し、更にフリッピングエディショング風のフォアグリップレスでセパレートタイプのグリップへと変更したロッドの改造例です。

 このロッドのリールシートはスクリュー部を短くカットしてある為に、そのままでは改造できないのでグリップを完全に分解して作り直しました。 新品のブラック塗装されたTCS-SD17型リールシートを取り付け、その上部にガンメタ系カラーのアルミ製スペーサーとリングを組み合わせてグリップパイプに取り付けてフォア部を処理してあります。 このロッドのグリップパイプは太いのでセパレートパイプ部は外径18mmメッシュカーボンパイプの長い物を被せ、そのまま延長パイプとしました。

 グリップはEVAパイプを切削加工して取り付け、エンドキャップはノーマルの再ものを取り付けてあります。 depsのフィリッピンエディションの様にセパレートパイプ部との接点にワインディングチェックも飾り巻きスレッドもありません。 その分だけ作業が楽にも感じますが、EVAグリップの内径とセパレートパイプの外径は製品ごとに0,5mm位のサイズ誤差があります。 その為に最大1mm位の隙間ができてしまう事もあり、これを熱処理などで調整せねばならぬ場合もあるので、一概に楽とは言えないですね。。 

 費用総合計 ¥18225
 
 
 
☆ ロッド改造 ・ ロッド修理の完成例
 (左の写真) グリップの全体像 ・ (右の写真) カーボンパイプ製のフォア部

 名古屋市の
方からの依頼で、シマノ社ジャッカル・ポイズンアドレナのビックベイト用ロッドを、ガイドからグリップまでのロッド全体を完全に作り直す改造をした例です。

 ノーマルはグリップ着脱式なので、本来ならグリップとブランクガイド部を別々に作業するのはずだったのですが完全に固着してブランクをグリップから抜く事が出来ず、色々と試みましたが無理してして外そうとするとするとブランクを傷める恐れがあったので、少々苦労する作業ですがグリップを破壊して取り外し、新たに製作したグリップにブランクを差し込み接着してあります。 グリップはメッシュカーボンパイプをベースに塗装したECS-KN17を組み込み、カーボンパイプ型のフォア、EVAセパレートグリップ、Fujiのゴム製BRC22エンドキャップで構成してあります。 ガイドはバット側のサイズを1クラスアップしてスパイラルセッティングで全て巻き直しました。

 バット部のエンブレムを全て剥ぎ取って飾り巻きスレッドを巻き直し、新たなネームシールを貼り付けコーティングしてほしいという御要望があったのですが、ブランクを傷つけぬようにエンブレムを剥がすのが一番大変でした。 ロッドをリメイクする際に、ブランクのメーカー名・機種名等のエンブレムを消したいという御要望は時々あるのですが、ユーザーの方がお考えになるよりも遥かに大変な作業です。

 費用総合計 ¥41494
 
 
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ロッド改造・ロッド修理の基本工賃 (パーツ代別途)

ガイド交換・ガイド修理

  ガイドの取り外し (ガイド1ヶ所につき)
    トップガイド       ¥400 (簡易な取り外しは ¥250)
    シングルフットガイド ¥450 
(簡易な取り外しは ¥250)
    ダブルフットガイド   ¥600 
       (ダブルラッピングは ¥200プラス)

  ガイドの取り付け (ガイド1ヶ所につき)
    トップガイド       ¥600  (簡易取り付けは ¥400)
    シングルフットガイド ¥700
    ダブルフットガイド   ¥1000
 (ダブルラッピングの場合は +¥600~1000、簡易ダブルラッピングは+¥200~400)

  ガイド部以外の化粧巻き(長さ5㎝以下1ヶ所につき)
     ¥600~¥1500

 ※ 上記はスレッドが単色のみの場合です
    縁取り・ライン入れ・多色になる場合は1ヶ所または1色増す毎に ¥100プラス

 ※ 施す箇所が3箇所以上の場合は、取り付け・コーティングの工賃が<5%OFF>となります

 ※ ダイヤモンドラッピング・プリズムラッピング・幅広等の特殊な巻き方の場合は応談します


・ロッドのグリップ改造・修理

 グリップ部の取り外し・取り付け
   

  完全取り外し(フォアグリップ有り)  ワンピース¥5000~
                         セパレート¥6000 ~
  フル組み立て(フォアグリップ有り)  ワンピース¥7000~
                         セパレート¥8000 ~


  フォアとリヤグリップの取り外し     ワンピース¥3000~
                         セパレート¥4000 ~
  フォアとリヤグリップの組み付け    ワンピース¥4500~ 
                         セパレート¥5500 ~

  フォアグリップ取り外し          ¥2000 ~
  フォアグリップ組み付け         ¥2500 ~

  リールシートの取り外し         ¥2500 ~
  リールシートの組み付け        ¥3000 ~

  フォアとリールシートの取り外し    ¥3500 ~
  フォアとリールシートの取り外し   ¥4500 ~

  リヤグリップの取り外し       ワンピース¥2500~
                       セパレート¥3500 ~

  リヤグリップの組み付け      ワンピース¥3500~
                       セパレート¥4500 ~

  セパレートリヤ部の取り外し           ¥2000 ~
  セパレートリヤ部の組み付け           ¥2500 ~

  リヤとリールシートの取り外し    ワンピース¥4000~
                       セパレート¥5000 ~

  リヤとリールシートの組み付け  ワンピース¥5500~
                       セパレート¥6500 ~

 グリップ部のシェイプ加工等

  フォアグリップ            コルク¥500~1500
                       EVA¥300 ~1000

  セパレート(リヤ又はセンター)  コルク¥500~1500
                       EVA¥300 ~1000
  ワンピースリヤグリップ       コルク¥1000~2500
                       EVA¥800 ~2000

 ロッドの重量バランス調整

  バランサーの取り付け             ¥1500 ~
 (グリップの作り直し等に付随する場合は、そちらの費用内で行います)
       
  特殊な加工の場合は個々に算出します


※ 上記は当店で購入されたパーツで改造・修理する場合の金額で、 お客様が持ち込みになられたパーツを用いる場合の費用は~25%UPとなります。 ロッド修理でガイドを交換せずに外した物を付け直す場合などは持ち込みパーツと同様の扱いとさせて頂きます。
           (工賃の金額表示には消費税を含んでおります)
  カスタムロッドの場合はロッド改造・修理と工賃が異なるのでカスタムロッド工房のページをご覧下さい



遠方の方がロッド改造・ロッド修理で送付されるの場合


 まずはメール・TEL・FAXなどでお問い合わせ下さい
 ロッドを送る場合は丈夫な紙筒・塩ビパイプ等に入れて宅配便で送って下さい
  (ホームセンターで売っているボイド管を切って使うと便利です)
 ロッドを延長する場合は、改造後でも入る様に筒の長さは余裕をもたせて下さい
 ロッドの送料に関しては以下を参考にお読みください
 
 長尺物は運送業者に断られたり運賃が高額になる場合があるので、何社かの業者に問い合わせてみてください。 営業所によっても対応が異なる場合がありますので、業者やロッド送料でお悩みの方は参考にお読みください。

 ヤマト運輸だとクロネコ宅急便では縦・横・高さ3辺の合計が160cm以下しか送れないので長物はヤマト便を利用します。 但しヤマト便でも3辺合計が200㎝・最長辺170㎝までなので限界があります。 送れるサイズなら、縦×横×高さ(単位m)×280の数値を重量(Kg)と計算するので30㎏以下の荷物送料となるでしょう。

 佐川急便では3辺の合計が260㎝までなら受け付けてくれますが、ラージサイズの送料は結構高いです。 佐川急便のホームページ上から削除されてしまった長物特例という160㎝以上の棒状の荷物に関する規定は実務上まだ生きている様で、縦×横×高さ(単位㎝)÷3477の数値を重量(Kg)として送料を計算するものです。 適応して取り扱ってくれない営業所・ドライバーもある様なので事前に確認が必要ですが、使えれば5Kg(80cm)か10Kg(100cm)サイズで送れます。

 西濃運輸は長尺物でも営業所止めなら取り扱ってくれ、送料も比較的安いです。 但し個人宅を得意とする業者ではないの、荷物は営業所へ持ち込みして頂く必要があります。  お客様の方を担当する営業所で、当店を担当する 「西濃運輸一宮支店止め」 で送る場合の料金を問い合わせてみてください。 当方が一宮支店まで引き取りに出向かねばなりませんが、ご連絡頂ければ対応致します。 西濃運輸と契約している当店からは個人宅配達は可能なのですが、個人宅配達すると基本運賃に¥1000~4000も料金がプラスされてしまいます。 高額な返送費用を負担しても構わないというお客様には個人宅配達で送りますが、通常はお客様に引き取りへ行って頂く事になりますが営業所止めで送ります。

 ロッドの通販を行うショップだと運送業者と安く長尺荷物を送る契約をしている事が多いので、そういうショップにお願いして送ってもらうのも一つの手段だと思います。

 当方から返送する場合はロッドの運賃の安い業者のサービスを調べて送ります。 お客様が当方へお送りになられた際の料金と金額が異なる場合も起こりますが、通常は<佐川急便の長物特例><基本料金を契約している西濃運輸の営業所止め>のどちらかを利用する事になるでしょう。 サイズ・送る地域で変わりますが、ワンピースロッドだと当方からの返送費用は通常¥1000~3000位になるとお考え下さい。

(2018年11月現在)


 
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☆ リールの修理・メンテナンス作業
 
リールの修理・メンテナンス

リール修理・メンテナンス基本料金

 リール修理・調整  ¥1500~
 オーバーホール   ¥4000~
 <部品交換が必要な場合は部品代別途>
 
 当店ではメーカー純正品以外のパーツを組み込む改造は行っていません。 また御自分で純正品以外のパーツを組み込んだり加工して改造したリールの修理・整備はお断りする場合があります。
 

 ベイトリール・スピニングリールのオールドから新型まで、基本的にノーマル状態で対応可能なものならば、お引き受けいたします。 リールが壊れた場合は諦める前に、まず御相談してみてください。 但し、修理・整備は現物のリールを見てみないと正確な判断が出来ないのが事実です。 この為、一旦依頼をお請けした後でも現物を精査した結果、修理・整備が困難・不能と判断した場合は御依頼をお断りして返送する場合があるので御了承願います。
 
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※ なぜ、BASS-STOPのオーナーがカスタム・ロッドの製作や 改造をする様になったのか?
 
  BASS-STOPのオーナーは45年以上前の学生時代から独学で自分自身のロッドの改造や修理を行い、何本ものカスタムロッドを自作してきました。 ショップを営む様になってからは、某ロッド・メーカーのアドバイザー8年間を勤め、その間に素材の特性をはじめ更に多くの事を学びました。
 その中の一つが 「市販品は万人向きに作られた物が多いが必ずしもそれが各個人に合うとは限らず、特定の人がプロデュースした商品や限定品になれば逆に個性が強すぎて合わない人も多くなる」 という事です。
 市販品は種類が豊富で良い物も沢山あるが、釣り人の体格・体力・クセ・好み等はまさに 「十人十色」 の為、市販品では満足しきれない方も少なくありません。
  釣道具は釣りの為の 「道具」 です。  「道具」 は使い手の 「釣り人」 に合う物でなければ、満足のゆく結果は出し難いというのがオーナーの考え方となり、そして たどり着いたのが、カスタム・ロッド製作や改造です。
  「釣り道具」 でお悩みの方は是非ご相談ください。 ロッドチューニングはガイド機種変更交換・ガイドスレッドの巻き直しやカラーチェンジ・グリップの延長や短縮・リールシートの変更交換・グリップの材質変更・デザインを変更する完全なグリップ交換・バランスのとり直し・etc・・・、むろん相談する事で 「使い易い市販品」 を見つけ出せるかもしれません。
 
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※ 通信販売に関しては、Tel,Fax.Mail いずれでも構いませんのでお問い合わせ下さい。  まれに返答で送ったメールがエラーで送れなかったり、「迷子」になり届かない例もありましたので、もし1~2週間経過しても返答がない場合はTel等で確認してください。
 改造・カスタムロッドの作製はお客様の要望を最大限に具体化したいので、実際に作製依頼なさる場合はイメージ図・デザインの参考になる市販ロッドの写真・長さや太さの希望数値等をお送り頂ければ幸いです。 無論、当方に完全「お任せ」で作製依頼なさる方もおみえになえりますが、それもOKです。
  現在のところお支払いは銀行口座への振込みか現金書留に限っておりますので、ご了承下さい。
 
   

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