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Vol.58 「ロッドの修理・改造・カスタムをする祭の注意」 2022.4.10


 インターネットが普及してから、サイト・ブログ・動画でカスタムロッドの作製やロッドの修理・改造をしているものをよく見かけます。 業者のものから個人のものまで多くあるのですが、感心するものもあれば、絶対にやってはいけない事を堂々と載せているトンデモないサイトや動画もあります。 今回は、そんな事についてチョットお話ししましょう。

 ロッドの修理・改造・カスタム等をするには何の資格も必用ありません、誰でも出来るのです。 逆を言うと技術を教える所も無いので、殆どのロッドビルダーや業者は何の教育も受けずに独学や見よう見まねで始めているのです。 当店の店主も19歳の時に釣りの本を参考にガイドを付け直したのが初めで、その後は独学でロッド改造や修理をし、5年後にはブランクからカスタムロッドを作る様になりました。 当然の様に失敗も多く、始めてスピニングロッドをベイトロッドに改造した物はガイド取り付け位置のマズさからデビュー当日に折れてしまったという苦い思い出もあります。

 ロッドメーカー関係者でも、開発・製造に長年携わった方でないと間違った知識をお持ちの人が居られる場合があるので困ります。 特に素材の特性を理解していないと厄介な事が起こり、以前私がロッドアドバイザーを務めていた「天龍」で発売したロッドでも事件がありました。 ブランクやガイドスレッドのコーティングに日本で始めてUV樹脂を採用したのですが、人材派遣会社から来た作業員が材料の特性を無視して指示に従わ無かった為に、クレーム扱いの大量の不良品が出てしまった事例があります。 同じ様な不良品の事例は数年前に大手の「S」社のロッドでも起きており、ルアーロッドの糸巻き式ガイドが全て誘導式になってしまう珍事がありました。

 最近見たサイトの中には、「ガイド取り付け用に巻くスレッドにPEラインを用いると丈夫で良い」と言う、信じがたい事を載せている記事がありました。 PEがどの様な素材かを理解してない様ですが、PEはポリエチレンの事でポリバケツなどに使われている素材です。 割れたポリバケツを接着剤で修理できますか? ラッカー・ペンキなどを使って塗装できますか? 答えは全てNOです。 つまりPEラインをガイド用スレッドとして巻いてコーティングしても、コーティング剤が剥離してしまう特性の素材なので必ず後に問題が起こるのです。 ですから「他所ではやらない独自の技術」などと謳っている業者や個人の話しは要注意です。 本当に素晴らしい独自技術の場合もありますが、問題があるから他所では絶対にやらない事を知識不足ゆえにやっている場合もあるからです。

 この様な事は全て基本を理解していないから起こる事なので、個人でロッドの作業を行う場合は多くの本や資料を読んで基礎知識を付け、まずは基本通りの事を行いましょう。 また業者に依頼する場合でも、何の説明もせずに請ける業者や、事更に自慢する様な業者の話しは安直に信じず、十分に納得できてから依頼する事をお勧めします。

 当店の場合は超一流などとは決して言いませんが、まあ二流・三流と言われるほど技術が低いとも思っていません。 店主が「天龍」のアドバイザーを務めている時に、工場長兼社長室長であった斉田さん(故人)から多くの事を学ばさせて頂いていました。
 この斉田さんはアメリカに自分の会社もお持ちであるにも拘らず10年間USAダイワの社長を勤め、チームダイワUSAのリッククラン・ラリーニクソン・ギドヒブドンらの超一流プロを全部集め、彼らがトーナメントで使う市販品ではないカスタムロッドをお作りになった方で、USAダイワを去った後もそのバスプロからの特注オーダーを請けておられました。 店主が学んだものは斉田さんの知識のほんの一部に過ぎませんが、それが無ければ今の自分も無く、斉田さんとの出会いは幸運だったと思い、世の釣り人にそれを還元する事が恩返しだと信じてロッドの仕事をしています。 読者の方々も同じ様に感じれるビルダーや業者を見つけ、仕事を依頼したり教えを乞うと良いでしょう。
 
 

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※ 釣り・タックル等に関するお悩みや疑問、ワンポイントアドバイスに対するご質問には可能な限りお答え致しております。 ご連絡はTel・Fax・Eメールのいずれでも構いません。 Eメールの場合はウィルスに感染していると自動削除されますし、まれに返答で送ったメールが「迷子」になり届かない例もありましたので、1〜2週間経過しても返答がない場合はTel等で確認して下さい。


 
   

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